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ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

中小企業のDXは、「とりあえずやってみよう!」の精神で、GoogleドライブやLine利用から!

2021-02-04 09:32:17 | Weblog
DXは1万円で始められる!南山大・青山教授が説く
https://www.ntt.com/bizon/dx-started.html


あ、青山先生、この文章をみると、1万円がさしているのは、ラズパイのように読めるのですが…
中小企業診断士として見聞きする話では、ラズパイ一個渡されて、どうやって使ったら
いいのかわかる社長・・・はもとより、IT部門の人でさえ、いない。。。っていう現状だと
思うんですけど・・・

多分中小企業でも、底辺とトップじゃ、かなり違うということでしょうね。
青山先生のかかわるような、トップの中小企業だと、たぶん、上記の記事のような感じなんでしょうか?

ということで、底辺中小企業のDXについてレポートしてみたいと思います。

自分の診断士としての実務従事での感覚や、理論研修の見聞(といっても、今年はIT関係のテーマ
を取らないで、全体の施策で聞いた範囲のITの話だけど)によりますと、

中小企業の社長さんは、AI、IoT,DXに関心があり、補助金もらいたいと思ってるけど、
「DXを入れる、システム作る」となると、数百万以上…の見積もりが出てきて、
それじゃあ、入れられないなあ…となり、

社員や診断士に、相談すると「そもそも、データがなきゃできませんぜ、(若)旦那!」といわれ、
(デジタル担当は若旦那(2代目)、多いです・・・)
「まずはじめに
・Excelでも何でもいいから、データを電子化すること
  →いままでの手書きの生産計画、作業指示書の共有
・まずは電子化、とくに身近な携帯端末であるスマホに慣れよう!
  →若い人を中心に、Lineの利用や、われら老人への布教
から始めてみては・・・?」

といわれ、実際に底辺でも、始めている会社、多いようですよ。
予算も1万円とはいかないけど、20万程度の予算でも、結構いけるので、
もう、「なんでやらないの、早くやれ!」ってかんじ。




多いのは、作業指示書や生産計画なんかを、Googleスプレッドシートに書くなど、
Googleドライブ上(ないしクラウド上)に作って、みんなで共有するということ。

この場合

・作業指示書など書類は、紙と同じにして、業務フローを変えない
・大きなディスプレイを使って、みんなで見れるようにする

の2点重要。

業務フローを変えてしまうと対応できない。なので、とりあえず
業務フローは変えず、紙と同じ内容にして変化が少ないようにする。
まず、目標は電子化がであって、業務フロー改善はそのずっと先の話。
急に業務改革しようなんて、「100年早いわ!」

大きなディスプレイを使ってみんなで見ることにより、また現場と離れた場所でも
見れるようにすることによって、デジタル化してかっこいい!っていうのが、
みんな実感で感じられ、さらに次の一歩がみんなでやりやすくなる。




それともう一つの流れは、Lineをどんどん仕事に入れていこう!という波。
ビジネスの場合はLine Worksにする中小企業さんもおおいけど、
とにかく朝の出勤などは(タイムカードが在宅だと押せないので、その代わりに)
Lineで出退勤管理、連絡っていうのが、入り始めている。

Lineの場合、若い人がよく知っているので、若い人が積極的に年寄りに
教えるという場面が出てきて、若手の参加、存在意義が出てくるみたいね!




いま、この波の中に入っていこうという中小企業と、
この段階はもう入って、さて、次の一手をどうする・・・
という中小企業が中の中以上の会社かなあという感じ。

中の下以下だと、DXよりも、業種転換、廃業が話題になると思います

こちらからは以上です!

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