ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

サムスンがDocomoと組んでやるTizenについて- (3)プロジェクト作成

2013-01-10 16:40:22 | ケータイ
シリーズ(なのか?)

サムスンがDocomoと組んでやるTizenについて
http://blog.goo.ne.jp/xmldtp/e/b7793baacdfa6fed8d2e70866565308e

前回は、インストールして、立ち上げるところまできたので、
今回は、プロジェクトをつくります。




■そのまえにちょっと・・・

Apacheがインストールされている場合、
前回書いたように、Tizenを立ち上げると、

のように、eclipseのワークスペースを聞いてきます。
このときに、apacheのhtdocsを指定しておくと、
ブラウザですぐに見れたりと、なにかと便利かもしれない・・・

それと、前回書かなかったけど、立ち上がったとき、
こんな画面

が出たら
「workbench」をクリックしてください。




■プロジェクトの作成

Tizenの(実質eclipse)のFileメニューのNewをクリック

のように、Tizen Web Projectが見える場合は、それを選択。

のように、Tizen Web Projectがなかったら、Other...を選択

でTizen→Tizen Web Projectを選択。
いずれにせよ、こんな画面になる。

真ん中の大きい段の一番左、「Tizen Basic」を指定(クリック)すると、
右側にいろいろ出てくる。
ProjectNameを入れて(今回はTizen2)、「Finish」ボタンをクリック

なのが、もし出て来たら、Yes (こないこともある)

プロジェクトができる。左側のProjectExplorerで、プロジェクト名
(ここではTizen2)の+ボタンをクリックすると、
構成物が出てくる。その中で、index.htmlをクリックすると、
こんなかんじ




■ブラウザで見る

さっき書いたように、
eclipseのワークスペースをapacheのhtdocsに指定しておくと
ブラウザからも、こんなかんじ

でみえる。




つぎは、編集?



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アジャイルUX VS MDA(モデル駆動型アーキテクチャ)

2013-01-10 12:14:51 | そのほか
MDA(モデル駆動型アーキテクチャ)は、要求仕様が固まってからプログラムを導き出す。
ということは、画面を触って、イメージを確かめる段階では、要求仕様が固まっている
ということになる。

具体的にはMDA(モデル駆動型アーキテクチャ)の場合、
プラットフォーム独立モデル (PIM) が決まってから、
具体的なプラットフォーム特化モデル(PSM)を作成する。

ということは、言い換えると、PIMが決まらないと、プラットフォームに依存したプログラム
は作れないことになる。
「画面を触って、イメージを確かめる」には、プログラムができてないと確認できないから、
その前には、PIMの部分、つまり、プラットフォームに独立な、要求仕様レベルのモデル
ができているということになる。

 もちろん、途中でプロトタイプを作ったりもするだろうが、基本的に、モデルが先に
できていて、プログラムは後から(自動的に)つくることになる。
 モデルファーストといっていいかもしれない。

 この場合、PIMレベルではOKだけど、実際にプログラムを自動生成させてシステムを
作ったら、PSMレベルで、要求に合っていないということも、ありえるわけだ。




 アジャイルUXなどの、アジャイル系の場合、逆に画面部分を作ってしまって、
顧客と合意を取り、それらをつなぎ合わせていって、あとから、全体のモデルを
考えるということができる。

この場合、モデルがなくてもできる
(ひらめいた画面を部分的に実装することは、全体が見えなくても可能)。
常に顧客との合意がさきにあるので、システムが完成した時点では要求と
合っているはずである


ユーザーファースト、コンセンサスファースト?

全体の要求仕様は、最後に完成するものかもしれない。




要するに、アジャイルUXとMDAは、逆のアプローチを取っていると考えられる。
そして、MDAには、3つの前提がある。

  ・要望はPIMとして、書き出せる
  ・PIMからPSMへの変換は可能である
  ・PIMから生成したPSMは、顧客を満足させ得る。

とくにはじめの前提が重要で、客観的に観測可能な要望(帳票を出力するなど)は、要望として
出せるが、「Aさんにとって、使いやすいシステム」というような、観測可能でないものは、
果たして、システムを使わない(できてもいない)段階で、出せるのか?という問題はある。

3番目の前提も重要で、いくら自動生成が可能になっても、それで顧客が満足しないとなれば、
顧客満足なしにお金を継続的に取っていくことは難しいので、MDAはできなくなる。

アジャイルUXの場合は、以下の前提がある

  ・顧客が出す要望をつなぎ合わせていくと、矛盾ないシステムが完成する




ふと、思ったことをまとめてみた。


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