毎年今の時期にアキアカネが里山の空を覆い尽くします、私が田舎暮らしをしようとして土地探しをしていた頃、何もない新幹線の駅舎から空いっぱいのアキアカネを感動しながら見ていた事を思い出します。
「こんなところに住みたいなー」と思ってから19年になりますが、毎年突然出現するアキアカネの大群には改めて驚かされます。
写真がはっきりしなくて、とても臨場感がありませんが、こんな物で想像してください。一度パソコンにおとしてから拡大してみてもらうと沢山飛んでいるのがわかります。何しろ沢山なんです。
宮沢賢治の「ヨダカの星」ではありませんが、こんなとき大空を飛んだらいやでも沢山のトンボが口の中に入ってしまいそうです、ヨタカは泣きながら飛んで星になったそうですが。
このあたりに沢山咲いている菊の花に止まるアキアカネ、因みにこの菊は外来種だそうです、後藤という人が綺麗だと思って持ってきた物で、それが野生化してしまったのだそうです、ほんとのところを確認したわけではありませんが、このあたりでは「ゴトウギク」と呼んでいます。
この菊も繁殖力が強くて農家にとっては厄介者です。
おまけ