昨日は、小学校、高校Bの県大会の役員。
前回とはちがい、ステージ係から独立した司会進行係だたので、少しゆったりした気分でやれるかと思ったけど、あまかった。
事情があって小学校の部の開演を30分遅らせることになり、午後の高校の部は時間通りに進行することになった。
小学校の部は常連の学校さんばかりで、ほとんどの団体が保護者の方のお手伝いがきちっと組織されている。
でも、そこは小学生だ。大きな鍵盤を移動させている男子を手伝って「このへんでいいかな?」と聞くと首をかしげるだけで、たしかにはじめてやってきたステージで、打楽器をどのへんに配置すればいいかなんて、高校生であってもわかるわけがない。
ステージ係の生徒さんのがんばりもあって、1分ほど早く全体を終えたのはえらかった。
少し休憩して小学校の部の表彰式。ステージ袖での代表児童への説明がおわってないのに、連盟の偉い先生方は中に入ろうとする。お年をめした方はマイペースだ。
表彰式後、すぐに高校の部の準備をして2分おしぐらいで開演した。
はやい出番の学校さんのいくつかが、打楽器のお手伝いが少なく、さらにおしぎみになった。
と、偉い先生がおこしになる。
「進行の先生? アナウンスのタイミングがおそいから、だんだんおくれんるんだよ、しっかりして」とのお言葉をいただく。
「はい、わかりました。」
この状況で注意を受けたら、「うっせーよ、わかってんだよ。でも人が足りてないの、見ててわかんねーのかよ」なんて、思ってしまう若い先生もおられるかもしれないが、すっかり人間的に成長した私は、みじんもそんなことは考えなかった。帰ろうかなとは思ったけど。
後半は、手際よく進行し、2分まきで全体を終了、ただ同点同着があって審査に時間がかかったようで、閉会式は若干遅れてはじまった。
さもありなんと思える、ハイレベルな争いだった。
武蔵越生さん、桶川さんといった東日本大会常連の学校さんも、余裕の通過とは言えなかったのではないか。
なんといっても、慶応志木さんの「ハリソンの夢」がすばらしかった。
もともと力のある学校さんで、西部地区で一緒になったとき選曲や演奏を勉強させてもらってたが、まさかここまで成長なさっているとは。
「ハリソンの夢」は難曲だ。
今までいくつかの学校さんの演奏を聴いたとき、その技術的難易度の高さにおどろき、この曲が演奏できるのだったら、ほかにもっといい曲はあるのではないかと思ったことはあった。
でも、昨日ははじめて「ハリソン」を曲として、音楽として魅力的に感じ、苦労してでも一度やってみたいと思った。
男子高で唯一西関東にすすまれる慶応志木さんには、ぜひがんばってほしい。
夢といえば、先日鑑賞した「インセプション」は、あまりにつまらなくて途中で出てしまったが、慶応志木さんの奏でる「夢」には、心地よい緊張感と幻想がとぎれることなく、演奏する生徒さんそれぞれの中に、きちっとした理解とイメージがあったのだろう。
前回とはちがい、ステージ係から独立した司会進行係だたので、少しゆったりした気分でやれるかと思ったけど、あまかった。
事情があって小学校の部の開演を30分遅らせることになり、午後の高校の部は時間通りに進行することになった。
小学校の部は常連の学校さんばかりで、ほとんどの団体が保護者の方のお手伝いがきちっと組織されている。
でも、そこは小学生だ。大きな鍵盤を移動させている男子を手伝って「このへんでいいかな?」と聞くと首をかしげるだけで、たしかにはじめてやってきたステージで、打楽器をどのへんに配置すればいいかなんて、高校生であってもわかるわけがない。
ステージ係の生徒さんのがんばりもあって、1分ほど早く全体を終えたのはえらかった。
少し休憩して小学校の部の表彰式。ステージ袖での代表児童への説明がおわってないのに、連盟の偉い先生方は中に入ろうとする。お年をめした方はマイペースだ。
表彰式後、すぐに高校の部の準備をして2分おしぐらいで開演した。
はやい出番の学校さんのいくつかが、打楽器のお手伝いが少なく、さらにおしぎみになった。
と、偉い先生がおこしになる。
「進行の先生? アナウンスのタイミングがおそいから、だんだんおくれんるんだよ、しっかりして」とのお言葉をいただく。
「はい、わかりました。」
この状況で注意を受けたら、「うっせーよ、わかってんだよ。でも人が足りてないの、見ててわかんねーのかよ」なんて、思ってしまう若い先生もおられるかもしれないが、すっかり人間的に成長した私は、みじんもそんなことは考えなかった。帰ろうかなとは思ったけど。
後半は、手際よく進行し、2分まきで全体を終了、ただ同点同着があって審査に時間がかかったようで、閉会式は若干遅れてはじまった。
さもありなんと思える、ハイレベルな争いだった。
武蔵越生さん、桶川さんといった東日本大会常連の学校さんも、余裕の通過とは言えなかったのではないか。
なんといっても、慶応志木さんの「ハリソンの夢」がすばらしかった。
もともと力のある学校さんで、西部地区で一緒になったとき選曲や演奏を勉強させてもらってたが、まさかここまで成長なさっているとは。
「ハリソンの夢」は難曲だ。
今までいくつかの学校さんの演奏を聴いたとき、その技術的難易度の高さにおどろき、この曲が演奏できるのだったら、ほかにもっといい曲はあるのではないかと思ったことはあった。
でも、昨日ははじめて「ハリソン」を曲として、音楽として魅力的に感じ、苦労してでも一度やってみたいと思った。
男子高で唯一西関東にすすまれる慶応志木さんには、ぜひがんばってほしい。
夢といえば、先日鑑賞した「インセプション」は、あまりにつまらなくて途中で出てしまったが、慶応志木さんの奏でる「夢」には、心地よい緊張感と幻想がとぎれることなく、演奏する生徒さんそれぞれの中に、きちっとした理解とイメージがあったのだろう。