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Gevrey Chambertin Cuvee de Champs Chenys Joseph Roty 2005

2013-03-23 14:36:35 | フランス・ブルゴーニュ
Gevrey Chambertin Cuvee de Champs Chenys Joseph Roty 2005
Gevrey Chambertin Joseph Roty 2005
■Joseph Roty ジョセフ ロティ & Philippe Roty フィリップ ロティ
 畑面積 約8.5ha
 ブルゴーニュ ジュヴレシャンベルタンのトップドメーヌ!
 ビオデナミ農法(有機農法)を製造段階で取り入れ清澄や濾過を極力避けて造られるワインは古典的で驚くべき長命。
 ここのグランクリュも日本の入荷量は雀の涙、どれも高い評価を受けています。

● 2005年ジョセフ ロティ ジュヴレ シャンベルタン シャンシュニ
赤 750ml
[AOC]ジュヴレ シャンベルタン
[パーカー評価]89-90点
 The 2005 Gevrey-Chambertin Champs-Chenys (from largely old vines below Charmes Chambertin) smells of black raspberry distillate, toasted almonds, and maraschino, is quite creamy on the palate, and persists with a strikingly intense, sorbet-like expression of bitter-sweet black raspberry along with stony minerality.
 (The WINE Advocate Issue 170)
松澤屋より)




ジョセフ・ロティ&フィリップ・ロティ
ROTY家は現当主のジョゼフ・ロティで23代目になるジュヴレ・シャンベルタンの名門ドメーヌ。現在畑仕事や醸造は父親にかわって息子であるフィリップ・ロティが行なっています。彼らの畑には多くの古木があり、地中深くまで根を伸ばし、そこから様々な要素を地上に引き上げ、そこからできた葡萄はその段階で既に他とはまったく比較にならないほど素晴しく複雑な味わいを持っています。醸造法は古典的で、トロンセの樽を100%使用し、一年近くも樽熟させます。またビオディナミ農法(有機農法)を製造段階で取り入れ、清澄や濾過を極力避けて造られるワインはモダンの要素をうまく取り入れたクラシカルなスタイル。最近ではD.R.Cと全く同じ葡萄の選別機、プレス機などを新たに導入するなど、より凝縮されたピュアな味わいを表現し、改めてこのドメーヌの持つとんでもなく凄まじい力を世に知らしめました。驚くべき長命で複雑溢れる香りと、洗練され、しなやかさと力強さとを見事に調和させた素晴しいワインの数々。スティーブン・タンザー氏やロバート・M・パーカー氏など多くのジャーナリスト、評論家が全てのキュヴェに対して大変高い評価を与えており、その人気は近年留まる事を知りません。


ジョセフ・ロティ
 ジュヴレ・シャンベルタン・キュヴェ・シャン・シュニ [2005]750ml

JOSEPH・ROTY
 Gevrey Chambertin Cuvee de Champs Chenys
シャルム・シャンベルタン(Charmes・Chambertin)と地続きの区画。
葡萄は木は1934年の植えた木で樹齢73年。ローズマリーやスミレ、ブラックベリーのアロマを放つ。深みがあり、複雑でありエレガントな女性だがしっかりとした構造を持ち、濃厚で旨みをたっぷりと含んだ滑らかな舌触り。ジャムのようなラズベリー、カシス、ブラックベリーなどの見事に熟した味わい。
ウメムラより)



ジョセフ・ロティ Joseph Roty

2005年のジョセフ・ロティが遂に入荷いたしました!
注目を集める2005年ブルゴーニュ、ジュヴレシャンベルタンの中でも 特に大成功を収めたドメーヌ『ジョセフ・ロティ』!
非常に古典的な醸造方法、人為的な介入を廃し骨格の強いワインを 生み出すジョセフ・ロティは、通常のヴィンテージでは長期の熟成を 経て魅力を発揮するスタイル。
そして偉大なヴィンテージには、途轍もない寿命を持ちながらも、 若いうちから肉づきがよく驚異的な迫力を持つワインを生み出してい ます!
最近のヴィンテージでは2002年等も、強烈な太い余韻とミネラル感。 甘い果実味やこってりとした肉づきのあるタイプのブルゴーニュでは なりませんが、強い果実感を感じさせてくれる偉大なワインを生み出 しました!
今回、リリースされた2005年ヴィンテージはジョセフ・ロティにとって は2002年以上と期待できる大成功を収めたヴィンテージとなりました!
ジョセフ・ロティでは2004年以降、ドメーヌ・ルロワやロマネ・コン ティ社と同じ、最新型の選果台を導入。
粒選レベルで未熟果や、腐敗果を取り除き、非常にクリーンな果実味 を持つワインを生み出しております。
実際、それ以前のヴィンテージと比べて、格段に質感のレベルが向上!
2005年という偉大なヴィンテージとあいまって素晴らしいワインを 生み出しています!
大成功を収めた『ジョセフ・ロティ』の偉大な2005年ヴィンテージは 絶対にお試し頂きたいワインの一つです!
ブルゴーニュファンの皆様、これは絶対にお見逃しなく!

パリとサンフランシスコはブルゴーニュ通のひしめく二大都市だが、ここで口やかましい人々の寵愛を受けている大人気のドメーヌ。ワインのスタイルは、繊細さを強調しつつするどく強い味わいを求めた物で、魅力のある組み合わせといえる。

シャルムシャンベルタンはきっとロティの最上作で、今日この畑から生まれるなかでもっともすぐれている。畑は樹齢八十五年と報じられるが、これによるところが大きいだろう。またマジ=シャンベルタンもたいへんすぐれ、グリヨット=シャンベルタンもみごと。どのワインも探す価値があり、いかにも澄んだ、素敵な味わいで、高い水準を守っている。

「ブルゴーニュワインがわかる」マットクレイマー著より抜粋


ジュヴレ・シャンベルタン"シャン・シェニ"[2005] ジョセフ・ロティ
「プティ・シャルム」と呼ばれ、シャルムシャンベルタンと地続きの区画で造られます。
彼が作る傑作と言われる特級の「シャルムシャンベルタン」と並び、ロティの看板とも言えるワイン。

《早速試飲してみました》
色は相変わらずやや薄めです。
香りはかなり詰まった印象、野生のサクランボや木苺を思わせる 詰まった香り。青さは微塵もなく、質感もかなりいいです。
あけたてはかなり酸の強さを感じましたが、非常に長い余韻の最後は 果実、そしてミネラル感が残ります。
開けてから10分くらい経ったころには徐々に果実が前に出てきます。
とても村名クラスのワインとは思えない程の余韻の長さです。
今後の熟成もかなり期待できるのではないでしょうか?
骨格の強い本当に素晴らしく美味しいワインです!
(湯原 試飲日2008.3.25)
ゆはらより)


Gevrey Chambertin Joseph Roty 2005 Part2







ゆはらよりオークションで落札。4401円。
抜栓日:2013年7月15日
コルク:長めコルク。50mm。ドメイン瓶詰め、ワイン名が刻印されていました。
液漏れ:ほぼ完璧な状態。染みなし。液漏れなし。
グラス:リーデル・ブルゴーニュタイプを使用。
 
やや低めの温度で抜栓しました。
色:そんなに濃くないガーネットルビー。綺麗な色合い。
エッジ:エッジはガーネット。中心はルビーがまだ残っています。
脚:なかなかの粘調度。グラスをつぅ~っと落ちてきます。
ディスク:ちょっと厚みあります
 
香り:抜栓直後はちょっと閉じ気味でしたが、樽から来ると思われる香り、バニラ香がとても心地よい甘い香りを醸し出しています。その後5分もしないで、ラズベリーの香りが現れました。スワリングで、ストロベリーの香りが加わります。なんとも言えない良い香り。娘さんは「トマトにマヨネーズをかけた匂い」と言っていました。樽香はけっこう強いです。
 
タンニン:タンニンは綺麗に溶けこんでいて、渋みは感じません。しかし、とても力強い印象をワインに与えていると思います。心地よいタンニン。
 
味:ほどよい酸とタンニンの力強さ。全体的なバランスがいいです。最初から、ミネラル感全開で、味わいがとてもピュアーです。温度が上がると甘さもどんどん出てきます。腐葉土感や土のニュアンスはさほど強くなく、いまだフレッシュ感満載の味わい。しかしながら、力強い中に、非常に繊細な出汁が入っている感じ。旨味がなかなか半端ないです。1時間30分くらいもすると、もうジャムの甘い味わいがどんどん湧いてきます。たぶん、いま最初の飲み頃のような感じ。このあと5年くらいするとまた違う味わいになるんじゃないでしょうかね。
ワインは一期一会だとずっと思っているのですが、また良いワインに出会うことができました。
 
2日目、ほとんどニュアンスが変わることなく、むしろ丁度よい酸がでてきてとても美味しくいただけます。

3日目、果実甘味がなくなっていましたが、酸は健在。ミネラル感も残っていました。なかなかいいワインだな、これ。