Margaux Du Chateau Margaux 2009
載せ忘れていたようです。
シャトーはこれまで、グランヴァンのシャトー・マルゴーとセカンドのパヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴー、白ワインのパヴィヨン・ブラン・デュ・シャトー・マルゴーしか生産せず、基準に届かないワインはバルクワインとして売却してきた。1997年からサードワインのためのセレクションはしてきたが、2009年の品質が素晴らしかったため、新たなキュヴェとして始めることにした。英国では昨年に発表されていた。
パヴィヨン・ルージュが1908年、パヴィヨン・ブランが1920年の発売で、約1世紀ぶりの新ワイン導入となる。生産比率はグラン・ヴァンとセカンドが3分の1ずつ、サードが6分の1、残り6分の1は売却する。ネゴシアン部門を備える1級のオーブリオン、ラフィット&ムートン・ロートシルトはセカンドに使えないワインをネゴスのワインに使うが、マルゴーとラトゥールはネゴシアン部門がないため、サードワインを独立させて、ブランド化するマーケティング戦略をとる。
「歴史的な転換となる。1997年からサードワイン用の選別はしてきたが、2009年は瓶詰めして良かったので発売を決めた。生産量は4万本。日本ではレストランに8割を振り向ける。若者に手の届く価格設定を意識した。レストランでの販売価格は1万5000円を希望している」と、オーレリアン・ヴァランス販売担当役員。
まるくて、バランスがよい。09年の濃密さはそのままに、統合されたタンニン、花や炭の香り、マルゴーらしい抜けの良さがある。90年代のパヴィヨン・ルージュに匹敵する。デカンタージュせずに、そのまま楽しみたい。メルロ50%、カベルネ・ソーヴィニヨン40%、残りはプティ・ヴェルド。茶色のラベルだ。
140218マルゴ02
日本での正規輸入元は、エノテカ、ファインズ、徳岡、モトックスの4社。エノテカは21日から1万円で販売する予定。
(ワインレポートより)
だいぶ前からその存在自体は知られ、2年前のシャトー取材時にもポンタリエ氏から概要をうかがってはおりました。曰く、セカンドワインとなるパヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴーの品質を底上げした結果、新たにラベルを付けてリリース可能なサードワインの誕生となったこと。また、その名前について、「まさかマルゴー・ド・マルゴーではないですよね」という冗談交じりの問いかけへの返答として、薄笑みを浮かべながら口を濁したこと……。
結局のところ、ワインの名は「マルゴー・デュ・シャトー・マルゴー」というベタなものでした(笑)。基本的に樹齢の若いブドウから造られ、初ヴィンテージの2009年は、メルロー50%、カベルネ・ソーヴィニヨン40%、プティ・ヴェルドが10%という品種構成。2009年らしい、濃密感のある果実味が特徴で、柔らかくしなやかなテクスチャー。すでに美味しく飲めてしまいます。
サードワインのラベル。
サードワインのラベル。
<いつかはシャトー・マルゴーを目指す人たちの入門篇>
驚いたのはその販売方法です。ボルドーのワインは現地のネゴシアンを通じて販売されるのが原則ですが、このワインはネゴシアンを通さず、シャトーが直接販売を行うという異例の措置がとられました。フランス国内と伝統的な市場である英国においては昨年から販売され、今年から日本とアメリカで発売となります。現時点ではその4市場のみ限定のようです。なぜ中国がないのか、不思議ですね。
日本のエージェントも限定され、エノテカ、ファインズ、徳岡、モトックスの4社のみ。日本ソムリエ協会の会員を前に、「レストランで1万5000円までの価格設定を望む」とポンタリエ氏。「若い人たちがいつかはシャトー・マルゴーを目指せるように、まずはサードワインをお手頃な価格で提供したい」とのお話でした。大部分がレストランマーケットと見られていますが、一般にも小売りをするエノテカでは、税抜き1万円で売られるようです。今や尋常ならざるお値段のつくシャトー・マルゴーの入門篇としては、十分に良心的な価格ではないでしょうか。
(Wine Press Japanより)
Margaux du Chateau Margaux
/ マルゴーデュシャトーマルゴー
● 色 / 赤
● タイプ / フルボディ
●内容量 / 750ML
●産地 / フランス / ボルドー / マルゴー
●品種 /
メルロー 49%、 カベルネ・ソーヴィニヨン 46%、 カベルネ・フラン 4%、 プティ・ヴェルド 0.5%
●商品情報 /
シャトー・マルゴーから、約1世紀振りとなるに新ブランドのサードワイン「マルゴー・デュ・シャトー・マルゴー 2009」が発売されました。これで、セカンドワインの「パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴー」と「パヴィヨン・ブラン・デュ・シャトー・マルゴー」に続き4番目のワインとなります。
生産本数は約4万本で、仏国、英国、米国、日本の4カ国のみの販売(各国1万本)。仏・英国ではすでに、2013年9月からレストランのみに販売され、米国と日本は2014年から販売を開始します。日本ではレストランに80%が販売される。
(ノムリエ・ザ・ネットより)
(*)(+)ノムリエ・ザ・ネットより2本購入。14,200円。
載せ忘れていたようです。
シャトーはこれまで、グランヴァンのシャトー・マルゴーとセカンドのパヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴー、白ワインのパヴィヨン・ブラン・デュ・シャトー・マルゴーしか生産せず、基準に届かないワインはバルクワインとして売却してきた。1997年からサードワインのためのセレクションはしてきたが、2009年の品質が素晴らしかったため、新たなキュヴェとして始めることにした。英国では昨年に発表されていた。
パヴィヨン・ルージュが1908年、パヴィヨン・ブランが1920年の発売で、約1世紀ぶりの新ワイン導入となる。生産比率はグラン・ヴァンとセカンドが3分の1ずつ、サードが6分の1、残り6分の1は売却する。ネゴシアン部門を備える1級のオーブリオン、ラフィット&ムートン・ロートシルトはセカンドに使えないワインをネゴスのワインに使うが、マルゴーとラトゥールはネゴシアン部門がないため、サードワインを独立させて、ブランド化するマーケティング戦略をとる。
「歴史的な転換となる。1997年からサードワイン用の選別はしてきたが、2009年は瓶詰めして良かったので発売を決めた。生産量は4万本。日本ではレストランに8割を振り向ける。若者に手の届く価格設定を意識した。レストランでの販売価格は1万5000円を希望している」と、オーレリアン・ヴァランス販売担当役員。
まるくて、バランスがよい。09年の濃密さはそのままに、統合されたタンニン、花や炭の香り、マルゴーらしい抜けの良さがある。90年代のパヴィヨン・ルージュに匹敵する。デカンタージュせずに、そのまま楽しみたい。メルロ50%、カベルネ・ソーヴィニヨン40%、残りはプティ・ヴェルド。茶色のラベルだ。
140218マルゴ02
日本での正規輸入元は、エノテカ、ファインズ、徳岡、モトックスの4社。エノテカは21日から1万円で販売する予定。
(ワインレポートより)
だいぶ前からその存在自体は知られ、2年前のシャトー取材時にもポンタリエ氏から概要をうかがってはおりました。曰く、セカンドワインとなるパヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴーの品質を底上げした結果、新たにラベルを付けてリリース可能なサードワインの誕生となったこと。また、その名前について、「まさかマルゴー・ド・マルゴーではないですよね」という冗談交じりの問いかけへの返答として、薄笑みを浮かべながら口を濁したこと……。
結局のところ、ワインの名は「マルゴー・デュ・シャトー・マルゴー」というベタなものでした(笑)。基本的に樹齢の若いブドウから造られ、初ヴィンテージの2009年は、メルロー50%、カベルネ・ソーヴィニヨン40%、プティ・ヴェルドが10%という品種構成。2009年らしい、濃密感のある果実味が特徴で、柔らかくしなやかなテクスチャー。すでに美味しく飲めてしまいます。
サードワインのラベル。
サードワインのラベル。
<いつかはシャトー・マルゴーを目指す人たちの入門篇>
驚いたのはその販売方法です。ボルドーのワインは現地のネゴシアンを通じて販売されるのが原則ですが、このワインはネゴシアンを通さず、シャトーが直接販売を行うという異例の措置がとられました。フランス国内と伝統的な市場である英国においては昨年から販売され、今年から日本とアメリカで発売となります。現時点ではその4市場のみ限定のようです。なぜ中国がないのか、不思議ですね。
日本のエージェントも限定され、エノテカ、ファインズ、徳岡、モトックスの4社のみ。日本ソムリエ協会の会員を前に、「レストランで1万5000円までの価格設定を望む」とポンタリエ氏。「若い人たちがいつかはシャトー・マルゴーを目指せるように、まずはサードワインをお手頃な価格で提供したい」とのお話でした。大部分がレストランマーケットと見られていますが、一般にも小売りをするエノテカでは、税抜き1万円で売られるようです。今や尋常ならざるお値段のつくシャトー・マルゴーの入門篇としては、十分に良心的な価格ではないでしょうか。
(Wine Press Japanより)
Margaux du Chateau Margaux
/ マルゴーデュシャトーマルゴー
● 色 / 赤
● タイプ / フルボディ
●内容量 / 750ML
●産地 / フランス / ボルドー / マルゴー
●品種 /
メルロー 49%、 カベルネ・ソーヴィニヨン 46%、 カベルネ・フラン 4%、 プティ・ヴェルド 0.5%
●商品情報 /
シャトー・マルゴーから、約1世紀振りとなるに新ブランドのサードワイン「マルゴー・デュ・シャトー・マルゴー 2009」が発売されました。これで、セカンドワインの「パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴー」と「パヴィヨン・ブラン・デュ・シャトー・マルゴー」に続き4番目のワインとなります。
生産本数は約4万本で、仏国、英国、米国、日本の4カ国のみの販売(各国1万本)。仏・英国ではすでに、2013年9月からレストランのみに販売され、米国と日本は2014年から販売を開始します。日本ではレストランに80%が販売される。
(ノムリエ・ザ・ネットより)
(*)(+)ノムリエ・ザ・ネットより2本購入。14,200円。
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