Nuits Saint Georges Clos des Fourches Jacques Frederic Mugnier 2008
Domaine Jacques Frederic Mugnier
ジャック フレデリック ミュニエ
『神の雫』登場で、ますます入手難に!
ブルゴーニュの名手が登場です!!
シャンボール・ミュジニーらしさを最大限引き出していると世界から絶賛されるミュジニーのトップ造り手。
残念なんですが、あまりに希少すぎて、中々種類も数もご紹介が出来ませんが、今回このドメーヌの逸品が入荷ついに入荷致しました。
熱烈なファンが多く、あまり市場に出回らないジャック・フレデリック・ミュニエです!!!
『神の雫』では、失われた記憶を取り戻そうとする、美人画家のために、ジャック・フレデリック・ミュニエのシャンボール・ミュジニーと、ミュジニーが用意され、彼女の記憶を取り戻す糸口になる、大きな役割を果たし、その後、ますます入手困難になってしまっています。
いまや、ブルゴーニュ・ファンが密かに捜し求めるワインのひとつとなってしまいました。
クリスマスの時期、ここの『レザムルーズ(=日本語で『恋人達』の意)』なら、どんなワイン通の女性だって、喜ばれると思います。
そう、現地フランスでは、プロポーズの時にも女性にプレゼントするというお話もあるくらいです。
ワイナートも大絶賛!!
『ワイナート誌55号』より抜粋
プルモーの、というよりもニュイ最南端のプルミエ・クリュがクロ・ド・ラ・マレシャル。
9.55ヘクタールの面積をもつこのクリマを単独で所有するのはシャンボール・ミュジニーのドメーヌ・ジャック・フレデリック・ミュニエである。
50年以上の長きにわたってフェヴレに貸し出されてきた畑だが、その契約も2003年に解消。
04年ヴィンテージからはフレデリック・ミュニエによりワインが造られている。
『ニュイのワインとやや趣が違い、よりデリケートでタンニンに硬さがすくないのが、このクリマの特徴です。』
と、フレデリックは語る。
女性的という点で隣接するクロ・ド・ラルロと傾向は似ているかもしれない。
『クロ・ド・ラ・マレシャルが手元へ戻るにあたり、周囲の人たち、そして私自身さえ、ニュイとシャンボールの違いが気になっていました。ところがいざまったく同じように造ってみると、おのずとテロワールの違いは表現されていました。ただ私はニュイであれ、エレガントさを求めてしまう。それがワインに表れているのかもしれません。』
と、紹介されている1本が、絶妙のタイミングで入荷しています!
無くなる前に、是非、手に入れて下さい!!
いずれもごく少量の入荷ですので、お早めに!!
1863年設立の、シャンボルに4ヘクタール強を所有――ミュジニー、ボンヌ=マールと2つのグラン・クリュを擁する――するドメーヌは、1985年以降ジャック=フレデリックの息子フレデリックが運営するが、2004年ヴィンテージから新たなプルミエ・クリュが加わった。
以前からミュニエ家の所有だったが、前世紀の初頭、フェヴレ家に貸し出されていたニュイ=サン=ジョルジュのプルミエ・クリュ、クロ・ド・ラ・マレシャルが戻ってきた。
それに合わせドメーヌでは所有するシャトー・ド・シャンボル=ミュジニーに新しいカーヴも完成、畑の規模も3倍以上に広がった。
ドメーヌはシャンボルの村落の最上部というまさにこのアペラシオンを睥睨する場所に位置し、歴史の重みを感じさせるシャトーに象徴される内容となっている。樹齢は、筆頭のミュジニーは1947年と1962年の植付け――15%ほどを1997年改植したが、その区画からのぶどうはグラン・クリュとしては瓶詰めされず、ACシャンボル=ミュジニーとしてリリース――のヴィエーユ・ヴィーニュ、加えてレザムルーズの樹齢もおよそ60年ほどと高く、他の畑も平均で30年前後と安定している。
何よりもデリケートなシャンボルのテロワールを体現するため、畑にこだわりその延長としての醸造となる。そのような意味からも化学肥料は1980年代半ばから、除草剤も1990年から止めた。
害虫対策にも化学薬品は使用せず、替わりに食虫グモを畑に放すなど、地道な努力を怠らない。
収量においてもヴァンダンジュ・ヴェールト以前に春の剪定でしっかりと芽を切り詰め、収穫においては選果を徹底し、決して遅摘みはしない。
培養酵母には頼らず木製の開放の槽で発酵を開始。ピジャージュは1日に5回と多くおこない、色素、構成要素の抽出を図る。
熟成に用いる樽はドメーヌで3年以上自然乾燥させ、焼きはごく軽いものを使用。ミレジムで多少異なるもののグラン・クリュには100%近く新樽を用い、期間は18ヵ月前後、オリ下げ、清澄のみで基本的にフィルターはなし。
ACシャンボールといえども贅沢なつくりで、レ・プラントは実はプルミエ・クリュなのだが、ドメーヌではラ・コンブ・ドルヴォーとブレンドされてACシャンボル=ミュジニーとしてリリースしている。
レザムルーズとレ・フュエはそれぞれミュジニー、ボンヌ=マールに接していて、シャンボルの他のプルミエ・クリュに較べ、そのクオリティは高いが、なによりもそのテロワールの違い――レザムルーズはほとんど表土にまで石灰岩がせまっていて、かたやレ・フュエは粘土質が深い――がワインに如実に現れている。
新たなクリマ、マレシャルもミュニエの魅力をそこはかとなく湛えたお値打ち品で、なかなか手に入れるのが難しい一連のシャンボルのアイテムに替わって、手頃に愉しめる1本であるが、若木からのキュヴェは分けて瓶詰め――ニュイ=サン=ジョルジュ・クロ・デ・フルシュNuits-Saint-Georges Clos des Fourchesという名称で、れっきとしたプルミエ・クリュにもかかわらず、ヴィラージュにデクラッセしている――し、マレシャルとしての水準を上げる努力も怠らない。
さらにマレシャルの一部のピノ・ノワールにシャルドネを接木し、ドメーヌでは初めてとなる白の生産が開始されることもお知らせしておこう。
(輸入元資料より)
Nuits Saint Georges Clos des Fourches 2008 (Jacques Frederic Mugnier)
ニュイ・サン・ジョルジュ・クロ・デ・フルシェ 2008 (ジャック・フレデリック・ミュニエ)
1863年に設立された由緒あるドメーヌで、シャンボールの村落の最上部に位置するドメーヌから生み出されるワインは、シャンボールらしいエレガントなスタイルです。ミュジニー、ボンヌ・マール、そしてアムルーズをはじめとしたプルミエ・クリュの銘醸畑を所有していますが、それぞれの面積は少なく、このドメーヌのワインは世界中で争奪戦が繰り広げられてきました。しかしながら、前世紀の初頭からフェヴレ家に貸し出されていたニュイ・サン・ジョルジュのプルミエ・クリュ“クロ・ド・ラ・マレシャル”が2003年に戻ってきた事により、所有面積は一気に3倍にひろがりました。新たなクリマのワインはもちろん、白ワインの生産も始められるなど、ドメーヌのさらなる発展が期待されています。
村名クラスのワインですが、使われているブドウはプルミエ・クリュの“クロ・ド・ラ・マレシャル”畑の樹齢の若い樹のブドウです。その為並みの村名クラスのワインと比べ非常に高い品質を誇っています。2008年は“クロ・ド・ラ・マレシャル”譲りの上品でバランスの良い仕上がりです。控えめな酸、熟した黒系の果実味、滑らかなタンニンが渾然一体となっており、“クロ・ド・ラ・マレシャル”ほどの濃密さはありませんが、非常に充実した味わいです。
(ドングリアーノワインより)
ジャック・フレデリック・ミュニエ
ニュイ・サン・ジョルジュ・クロ・デ・フルシェ[2008]
クロ・ド・ラ・マレシャルの9つのパーシャル(区画)から造られる9つのキュヴェをブレンドした、いわばセカンド的ワインです。
ミュニエを手頃に楽しめるお値打ちな逸品。
N・S・G・クロ・ド・ラ・マレシャルの若樹のワイン。そう強くはないかIまとまりのある黒赤果実が品良く香る、そして□に入れるとこれまた実に味がクッキリ、ハッキリとついている。そして何より甘くて美味しい。このワインも08年的酸度の高さは皆無で、J・F・ミュニエがこの08年に成功を収めていることかよく分かる。密度感はそうないが、とても充実した味わい。純粋に美味しい。
今飲んで88
ポテンシャル89
飲みごろ予想 今~2022
リアルワインガイド32号
(ワインマルシェまるやまより)
ジャック・フレデリック・ミュニエ
30歳になってからワインを造り始めた、元エンジニアのジャック・フレデリック・ミュニエ。
いまだにヴィニュロンとは思えない風貌。知的で客観的な、ゆっくりとした話ぶり。彼のワインも同じ印象を受ける。
どことなく控えめで、丁寧にディティールを仕上げた大理石像を、一歩ひいた所から静かに眺めているような。
隣にあるドメーヌ・ジョルジュ・ルーミエのクリストフと親しく、いろいろとアドバイスを受けているというが、確かにワインも、ある種共通した緻密な気品と繊細な色気があるような気がする。
だがこの伏目がちの表情、背筋ののびた姿勢のよさ、贅肉のないしなやかな質感は、シャンボール村のなかにあるドメーヌが造るシャンボールのワイン独特の個性とも言える。
パワフルで化粧の濃いワインのみに目を奪われているうちは無理でも、いったんこのシャンボールならではの美しさに気がつくと、ミュニエのワインの魅力もじんわりと分かってくるのだ。
「私はミュニエのワインが造りたくてこの仕事をしているのではありません。ミュジニーが造りたいのです。レザムルーズが造りたいのです。」
特にこのふたつのワインの話をする時には、珍しくも彼は饒舌になる。
目の輝きを増す。
「シャンボール・ミュジニーの個性は特異なものです。ジュブレイ・シャンベルタンのようなワインは他にもあるでしょうが、シャンボールのフィネスにはかなわない。ミュジニーは別格として、特にレザムルーズは唯一無二の個性をもったワイン。ボンヌ・マールより上でしょう。」と、シャンボール・ミュジニーのファンの気持ちを代弁してくれた。
< ワイナート誌より 抜粋 >
【ジャック・フレデリック・ミュニエ】ニュイ・サン・ジョルジュ・クロ・デ・フルシェ[2008](赤)
アペラシオン(産地) : ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ ニュイ・サン・ジョルジュ
ワイン名(ラベル表示) : JACQUES FREDERIC MUGNIER
Nuits St Georges Clos de la Fourches
クロ・ド・ラ・マレシャルの若樹で作られるワイン。
このワインもフェヴレに賃借契約していた畑のアイテムですので、2003年以降になって作られるようになったアイテムのひとつ。
このアイテムのすごいところ(コダワリのポイント)がひとつ!
もうお気づきの方もおられると思いますが、このワインは村名格です。え!?と思われた方さすがです!
クロ・ド・ラ・マレシャルの若樹で作られるワインですので、このワインも格付け的には1級を名乗ることが出来るのですが、わざわざ村名格に格下げをして販売されるアイテム。
もちろん価格も村名格ランクに落として販売しているため、非常にお買い得なアイテム!!
超一流の人気生産者のアイテムが気軽に楽しめるアイテムです♪
今飲んで88点 ポテンシャル89点
飲み頃予想:今~2022
NSG・クロ・ド・ラ・マレシャルの若樹のワイン。
そう強くはないがまとまりのある黒赤果実が品良く香る。
そして口に入れるとこれまた実に味がクッキリ、ハッキリとついている。
そして何より甘くて美味しい。
このワインも08年的酸度の高さは皆無で、JFミュニエがこの08年に成功を収めていることがよく分かる。
密度感はそうないが、とても充実した味わい。
純粋に美味しい。<10年6月試飲>
<リアルワインガイド誌32号 P77より抜粋>
(かわばた酒店より)
ワインの店いとうで購入。4590円。
2012年1月6日抜栓。コルクにはワイン名、ドメイン名、シンボルマーク、Vintageが刻印されています。液漏れなし。とても上質なコルクです。グラスはリーデルのブルゴーニュタイプを使用。色は深いルビー。やや暗い感じの深さがあります。脚は結構粘稠度あります。最初の香りはラズベリー、ストロベリーの香り。その中に、大地の香りを感じます。けっこう力強い。さらにその奥にジャムのニュアンスを感じます。奥さんは干し草の匂いと言っています。娘さんは白菜の匂いと言っていました。スワリングによりなめし革のニュアンスが混ざって来ました。NSGの香りとでもいいましょうか。良い香りです。口に含むと、まず豊かな酸味を感じます。そして隙間なくベリー系の甘味がほのかに舌の上を通って行きます。また、タンニンも力強く混ざり合っていますが渋さというのではありません。まさに、牧草というか土と言うか、悪く言うと田舎くさい味わいです。このNSGの感じ、好きだな~。ミネラル感も満載!金属的なニュアンスも感じます。ただ、それ以上の複雑さがあまり感じられません。アフタはストロベリーの甘さがほのかに鼻の奥から上がってきます。1時間ほど立ってくると香りはあんずジャムのようなジャミーな甘さがメインになってきます。とても良い香り。味わいにはきのこのニュアンスが加わり、ますます土臭い、力強い味わいになって来ました。とても面白いワインです。
Domaine Jacques Frederic Mugnier
ジャック フレデリック ミュニエ
『神の雫』登場で、ますます入手難に!
ブルゴーニュの名手が登場です!!
シャンボール・ミュジニーらしさを最大限引き出していると世界から絶賛されるミュジニーのトップ造り手。
残念なんですが、あまりに希少すぎて、中々種類も数もご紹介が出来ませんが、今回このドメーヌの逸品が入荷ついに入荷致しました。
熱烈なファンが多く、あまり市場に出回らないジャック・フレデリック・ミュニエです!!!
『神の雫』では、失われた記憶を取り戻そうとする、美人画家のために、ジャック・フレデリック・ミュニエのシャンボール・ミュジニーと、ミュジニーが用意され、彼女の記憶を取り戻す糸口になる、大きな役割を果たし、その後、ますます入手困難になってしまっています。
いまや、ブルゴーニュ・ファンが密かに捜し求めるワインのひとつとなってしまいました。
クリスマスの時期、ここの『レザムルーズ(=日本語で『恋人達』の意)』なら、どんなワイン通の女性だって、喜ばれると思います。
そう、現地フランスでは、プロポーズの時にも女性にプレゼントするというお話もあるくらいです。
ワイナートも大絶賛!!
『ワイナート誌55号』より抜粋
プルモーの、というよりもニュイ最南端のプルミエ・クリュがクロ・ド・ラ・マレシャル。
9.55ヘクタールの面積をもつこのクリマを単独で所有するのはシャンボール・ミュジニーのドメーヌ・ジャック・フレデリック・ミュニエである。
50年以上の長きにわたってフェヴレに貸し出されてきた畑だが、その契約も2003年に解消。
04年ヴィンテージからはフレデリック・ミュニエによりワインが造られている。
『ニュイのワインとやや趣が違い、よりデリケートでタンニンに硬さがすくないのが、このクリマの特徴です。』
と、フレデリックは語る。
女性的という点で隣接するクロ・ド・ラルロと傾向は似ているかもしれない。
『クロ・ド・ラ・マレシャルが手元へ戻るにあたり、周囲の人たち、そして私自身さえ、ニュイとシャンボールの違いが気になっていました。ところがいざまったく同じように造ってみると、おのずとテロワールの違いは表現されていました。ただ私はニュイであれ、エレガントさを求めてしまう。それがワインに表れているのかもしれません。』
と、紹介されている1本が、絶妙のタイミングで入荷しています!
無くなる前に、是非、手に入れて下さい!!
いずれもごく少量の入荷ですので、お早めに!!
1863年設立の、シャンボルに4ヘクタール強を所有――ミュジニー、ボンヌ=マールと2つのグラン・クリュを擁する――するドメーヌは、1985年以降ジャック=フレデリックの息子フレデリックが運営するが、2004年ヴィンテージから新たなプルミエ・クリュが加わった。
以前からミュニエ家の所有だったが、前世紀の初頭、フェヴレ家に貸し出されていたニュイ=サン=ジョルジュのプルミエ・クリュ、クロ・ド・ラ・マレシャルが戻ってきた。
それに合わせドメーヌでは所有するシャトー・ド・シャンボル=ミュジニーに新しいカーヴも完成、畑の規模も3倍以上に広がった。
ドメーヌはシャンボルの村落の最上部というまさにこのアペラシオンを睥睨する場所に位置し、歴史の重みを感じさせるシャトーに象徴される内容となっている。樹齢は、筆頭のミュジニーは1947年と1962年の植付け――15%ほどを1997年改植したが、その区画からのぶどうはグラン・クリュとしては瓶詰めされず、ACシャンボル=ミュジニーとしてリリース――のヴィエーユ・ヴィーニュ、加えてレザムルーズの樹齢もおよそ60年ほどと高く、他の畑も平均で30年前後と安定している。
何よりもデリケートなシャンボルのテロワールを体現するため、畑にこだわりその延長としての醸造となる。そのような意味からも化学肥料は1980年代半ばから、除草剤も1990年から止めた。
害虫対策にも化学薬品は使用せず、替わりに食虫グモを畑に放すなど、地道な努力を怠らない。
収量においてもヴァンダンジュ・ヴェールト以前に春の剪定でしっかりと芽を切り詰め、収穫においては選果を徹底し、決して遅摘みはしない。
培養酵母には頼らず木製の開放の槽で発酵を開始。ピジャージュは1日に5回と多くおこない、色素、構成要素の抽出を図る。
熟成に用いる樽はドメーヌで3年以上自然乾燥させ、焼きはごく軽いものを使用。ミレジムで多少異なるもののグラン・クリュには100%近く新樽を用い、期間は18ヵ月前後、オリ下げ、清澄のみで基本的にフィルターはなし。
ACシャンボールといえども贅沢なつくりで、レ・プラントは実はプルミエ・クリュなのだが、ドメーヌではラ・コンブ・ドルヴォーとブレンドされてACシャンボル=ミュジニーとしてリリースしている。
レザムルーズとレ・フュエはそれぞれミュジニー、ボンヌ=マールに接していて、シャンボルの他のプルミエ・クリュに較べ、そのクオリティは高いが、なによりもそのテロワールの違い――レザムルーズはほとんど表土にまで石灰岩がせまっていて、かたやレ・フュエは粘土質が深い――がワインに如実に現れている。
新たなクリマ、マレシャルもミュニエの魅力をそこはかとなく湛えたお値打ち品で、なかなか手に入れるのが難しい一連のシャンボルのアイテムに替わって、手頃に愉しめる1本であるが、若木からのキュヴェは分けて瓶詰め――ニュイ=サン=ジョルジュ・クロ・デ・フルシュNuits-Saint-Georges Clos des Fourchesという名称で、れっきとしたプルミエ・クリュにもかかわらず、ヴィラージュにデクラッセしている――し、マレシャルとしての水準を上げる努力も怠らない。
さらにマレシャルの一部のピノ・ノワールにシャルドネを接木し、ドメーヌでは初めてとなる白の生産が開始されることもお知らせしておこう。
(輸入元資料より)
Nuits Saint Georges Clos des Fourches 2008 (Jacques Frederic Mugnier)
ニュイ・サン・ジョルジュ・クロ・デ・フルシェ 2008 (ジャック・フレデリック・ミュニエ)
1863年に設立された由緒あるドメーヌで、シャンボールの村落の最上部に位置するドメーヌから生み出されるワインは、シャンボールらしいエレガントなスタイルです。ミュジニー、ボンヌ・マール、そしてアムルーズをはじめとしたプルミエ・クリュの銘醸畑を所有していますが、それぞれの面積は少なく、このドメーヌのワインは世界中で争奪戦が繰り広げられてきました。しかしながら、前世紀の初頭からフェヴレ家に貸し出されていたニュイ・サン・ジョルジュのプルミエ・クリュ“クロ・ド・ラ・マレシャル”が2003年に戻ってきた事により、所有面積は一気に3倍にひろがりました。新たなクリマのワインはもちろん、白ワインの生産も始められるなど、ドメーヌのさらなる発展が期待されています。
村名クラスのワインですが、使われているブドウはプルミエ・クリュの“クロ・ド・ラ・マレシャル”畑の樹齢の若い樹のブドウです。その為並みの村名クラスのワインと比べ非常に高い品質を誇っています。2008年は“クロ・ド・ラ・マレシャル”譲りの上品でバランスの良い仕上がりです。控えめな酸、熟した黒系の果実味、滑らかなタンニンが渾然一体となっており、“クロ・ド・ラ・マレシャル”ほどの濃密さはありませんが、非常に充実した味わいです。
(ドングリアーノワインより)
ジャック・フレデリック・ミュニエ
ニュイ・サン・ジョルジュ・クロ・デ・フルシェ[2008]
クロ・ド・ラ・マレシャルの9つのパーシャル(区画)から造られる9つのキュヴェをブレンドした、いわばセカンド的ワインです。
ミュニエを手頃に楽しめるお値打ちな逸品。
N・S・G・クロ・ド・ラ・マレシャルの若樹のワイン。そう強くはないかIまとまりのある黒赤果実が品良く香る、そして□に入れるとこれまた実に味がクッキリ、ハッキリとついている。そして何より甘くて美味しい。このワインも08年的酸度の高さは皆無で、J・F・ミュニエがこの08年に成功を収めていることかよく分かる。密度感はそうないが、とても充実した味わい。純粋に美味しい。
今飲んで88
ポテンシャル89
飲みごろ予想 今~2022
リアルワインガイド32号
(ワインマルシェまるやまより)
ジャック・フレデリック・ミュニエ
30歳になってからワインを造り始めた、元エンジニアのジャック・フレデリック・ミュニエ。
いまだにヴィニュロンとは思えない風貌。知的で客観的な、ゆっくりとした話ぶり。彼のワインも同じ印象を受ける。
どことなく控えめで、丁寧にディティールを仕上げた大理石像を、一歩ひいた所から静かに眺めているような。
隣にあるドメーヌ・ジョルジュ・ルーミエのクリストフと親しく、いろいろとアドバイスを受けているというが、確かにワインも、ある種共通した緻密な気品と繊細な色気があるような気がする。
だがこの伏目がちの表情、背筋ののびた姿勢のよさ、贅肉のないしなやかな質感は、シャンボール村のなかにあるドメーヌが造るシャンボールのワイン独特の個性とも言える。
パワフルで化粧の濃いワインのみに目を奪われているうちは無理でも、いったんこのシャンボールならではの美しさに気がつくと、ミュニエのワインの魅力もじんわりと分かってくるのだ。
「私はミュニエのワインが造りたくてこの仕事をしているのではありません。ミュジニーが造りたいのです。レザムルーズが造りたいのです。」
特にこのふたつのワインの話をする時には、珍しくも彼は饒舌になる。
目の輝きを増す。
「シャンボール・ミュジニーの個性は特異なものです。ジュブレイ・シャンベルタンのようなワインは他にもあるでしょうが、シャンボールのフィネスにはかなわない。ミュジニーは別格として、特にレザムルーズは唯一無二の個性をもったワイン。ボンヌ・マールより上でしょう。」と、シャンボール・ミュジニーのファンの気持ちを代弁してくれた。
< ワイナート誌より 抜粋 >
【ジャック・フレデリック・ミュニエ】ニュイ・サン・ジョルジュ・クロ・デ・フルシェ[2008](赤)
アペラシオン(産地) : ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ ニュイ・サン・ジョルジュ
ワイン名(ラベル表示) : JACQUES FREDERIC MUGNIER
Nuits St Georges Clos de la Fourches
クロ・ド・ラ・マレシャルの若樹で作られるワイン。
このワインもフェヴレに賃借契約していた畑のアイテムですので、2003年以降になって作られるようになったアイテムのひとつ。
このアイテムのすごいところ(コダワリのポイント)がひとつ!
もうお気づきの方もおられると思いますが、このワインは村名格です。え!?と思われた方さすがです!
クロ・ド・ラ・マレシャルの若樹で作られるワインですので、このワインも格付け的には1級を名乗ることが出来るのですが、わざわざ村名格に格下げをして販売されるアイテム。
もちろん価格も村名格ランクに落として販売しているため、非常にお買い得なアイテム!!
超一流の人気生産者のアイテムが気軽に楽しめるアイテムです♪
今飲んで88点 ポテンシャル89点
飲み頃予想:今~2022
NSG・クロ・ド・ラ・マレシャルの若樹のワイン。
そう強くはないがまとまりのある黒赤果実が品良く香る。
そして口に入れるとこれまた実に味がクッキリ、ハッキリとついている。
そして何より甘くて美味しい。
このワインも08年的酸度の高さは皆無で、JFミュニエがこの08年に成功を収めていることがよく分かる。
密度感はそうないが、とても充実した味わい。
純粋に美味しい。<10年6月試飲>
<リアルワインガイド誌32号 P77より抜粋>
(かわばた酒店より)
ワインの店いとうで購入。4590円。
2012年1月6日抜栓。コルクにはワイン名、ドメイン名、シンボルマーク、Vintageが刻印されています。液漏れなし。とても上質なコルクです。グラスはリーデルのブルゴーニュタイプを使用。色は深いルビー。やや暗い感じの深さがあります。脚は結構粘稠度あります。最初の香りはラズベリー、ストロベリーの香り。その中に、大地の香りを感じます。けっこう力強い。さらにその奥にジャムのニュアンスを感じます。奥さんは干し草の匂いと言っています。娘さんは白菜の匂いと言っていました。スワリングによりなめし革のニュアンスが混ざって来ました。NSGの香りとでもいいましょうか。良い香りです。口に含むと、まず豊かな酸味を感じます。そして隙間なくベリー系の甘味がほのかに舌の上を通って行きます。また、タンニンも力強く混ざり合っていますが渋さというのではありません。まさに、牧草というか土と言うか、悪く言うと田舎くさい味わいです。このNSGの感じ、好きだな~。ミネラル感も満載!金属的なニュアンスも感じます。ただ、それ以上の複雑さがあまり感じられません。アフタはストロベリーの甘さがほのかに鼻の奥から上がってきます。1時間ほど立ってくると香りはあんずジャムのようなジャミーな甘さがメインになってきます。とても良い香り。味わいにはきのこのニュアンスが加わり、ますます土臭い、力強い味わいになって来ました。とても面白いワインです。
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