Bourgogne Vezelay SCA Henry 2002
![Bourgogne Vezelay SCA Henry 2002](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/0a/93e7b21f04bd9449669f91cd477813c4.jpg)
HENRY de VEZELAY
アンリ・ド・ヴェズレイ
アンリ・ド・ヴェズレイ・ブルゴーニュ・キュベ・クラウディ・ブラン2002
ブルゴーニュ・キュベ・クラウディ・ブラン2002
*赤のコンサルタントはあのパカレ、白はラブノーがおこなっていて、このキュベ クラウディはビオデナミの生産者からの葡萄で造られたスペシャルキュヴェなんです。
(エチケットの表記はされておりませんが、 インポーターのINAの説明によると 当社のワインはすべてキュベ クラウディとのことです。)
味わいはバランスのよい柔らかさとミネラル感が特長です。
(MORITAYAより)
ブルゴーニュ・ヴェズレイ は、ブルゴーニュの中でも非常にマイナーなAOCであり、 日本ではなかなか見かけないアペラシオン です。
認定されたのが1997年とまだ新しく、ブルゴーニュ内で有名な地域からも少しはずれているというのも、なかなかイメージがわかない要因かもしれません。
とは言ってもこのアペラシオンが位置するのは、 コート・ド・ニュイ からさらに北へと行った シャブリの近郊。
立地としてはとても魅力的な為、 新しいブルゴーニュの産地 としてフランスのソムリエ達も注目しており、もちろん一般の消費者にとっても、ブルゴーニュ好きならぜひチェックしておきたい地域ですよね。
ブルゴーニュ・ヴェズレイでは赤ワインは認められていません。
土壌はシャブリに近い事から、 石灰質の豊富な畑 もあり、まさにシャブリのようなミネラル感たっぷりの白ワインも造られますが、基本的に 粘土質の土壌が主体 となっています。
そのためシャブリ的要素の強い白ワインに加えて、ピュアさや透明感とともにしっかりとしたコクと豊かな果実味が感じられる白ワインも造られるという、 同じ白ワインでもバラエティーに富む 面白い産地です。
この地で1989年に設立された アンリ・ド・ヴェズレー は、ヴェズレイの生産量3分の1を占めている大規模な協同組合で、ヴェズレイを代表する生産者と言えるワイナリーです。
アンリ・ド・ヴェズレーの造る ブルゴーニュ・ヴェズレイ は、粘土質と石灰岩の土壌で栽培されたシャルドネを使用。 フルーティーでエレガント、なおかつミネラル感 のある、この地の土壌をうまく活用した味わいが表現されています。
立地といい味わいといい、まさに シャブリとコート・ドール両方のニュアンスが感じられる ヴェズレイ、マイナーながらもとても興味深い、今後の発展も楽しみなブルゴーニュの白ワインです!
(ドラジェより)
Bourgogne Vézelay ブルゴーニュ・ヴェズレイ
概要
ぶどう生産地区
VIGNOBLES DE CHABLIS ET DU GRAND AUXERROIS
インフォメーション
地域名アペラシオン/Appellation Régionale
生産地区: Vézelien
生産地域: Chablis & Grand Auxerrois
VÉZELAY をBOURGOGNEとともに記載できるのは、このアペラシオンの特定された区域内で生産される白ワインに限られる。
生産コミューン:Vézelay, Asquins, Saint-Père, Tharoiseau
ラベルには、VÉZELAYは BOURGOGNEのすぐ後ろに、同じ大きさの文字で記載しなければならない。
栽培面積
1 hectare (ha) = 10 000 ㎡ = 24 ouvrées
64.88 ha
年間平均生産量
1 hectolitre (hl) = 100 litres = 133 本
2 116 hl
色 / ぶどう品種
白ワインのみ: Chardonnay
ワインの特徴
偉大な音楽家のムスティスラフ・ロストロポーヴィチはこの地でバッハの「チェロのための組曲全集」を録音した。巨匠をして、Bourgogne Vézelay を非常に音楽でも名高い建築であるマドレーヌ寺院に例えさせ、躍動と調和が融合していると言わしめた。この白ワインにはコクがある。澄んだ黄金色は美しく、輝きがあり、花の香りとわずかにメンソールの香りを放つ。率直でシンプル、溌剌とした味わいで、ときに蜂蜜を感じる。
ソムリエのおすすめ
白: フレッシュで率直 なので、サザエの壺焼きなどの貝料理と合うし、デリケートなアロマなので淡水魚を蒸したり、煮た料理とも相乗する。すっきりしているので、マカロニグラタン、ドリアなども引き立てる。チーズはchèvreと相性がよく、タラコもおすすめ。 このワインがもつ快活さは、目玉焼きや、ハーブ入りオムレツとも合う。
サービス温度: 11~13℃
位置
ぶどう栽培の歴史は、1世紀の終わりから2世紀初頭のガロ・ロマン時代に遡る。サン・テティエンヌ教会の下に酒神ディオニソスに奉献された神殿の遺跡が発見されている。ベネディクト派の修道院の植栽により、また著名な巡礼地であり、サンチャゴ・デ・コンポステラ巡礼路の起点のひとつになっているヴェズレイの修道院により、畑は大きく発展した。1884年に始まったフィロキセラ禍まで、ヴェズレイのワインはパリへ売られていた。ユネスコの世界遺産にもなっているヴェズレイの大聖堂とヴェズレイの街は、畑にすばらしい景観を与えている。この丘の周りに小さな村落があり、1970年代からワイン造りが復活した。たいへん古い根の上にぶどう畑を蘇えらせ、神の恩寵により、とりわけ Chardonnay に花を咲かせた。その白ワインは1985年アペラシオン Bourgogne の認定を受け、1996年 Bourgogne Vézelay を特定する権利を獲得する。
テロワール/Terroir
この地域の地質は、パリ盆地と結晶岩山塊(アルプス中央・西部)の沈積土壌からなる。断層と多様な斜面が特徴である。南に向かって開いた広大な擂り鉢状の底は南に向き、キュール川を流れる低地に開き、石灰岩の斜面の麓に延びている。
(ブルゴーニュワインより)
竹八にて
抜栓日:2016年10月28日
ややミネラリーな感触と、最初はあまり香りが立ちませんでしたが、温度が上がってくると、ほんのりと柑橘系のの香り。やや酸化的ニュアンスもありますが、そんなに強くなく、ビオと言われるとそうかな?と思いますが、上手に造られていると思いました。
![Bourgogne Vezelay SCA Henry 2002](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/0a/93e7b21f04bd9449669f91cd477813c4.jpg)
HENRY de VEZELAY
アンリ・ド・ヴェズレイ
アンリ・ド・ヴェズレイ・ブルゴーニュ・キュベ・クラウディ・ブラン2002
ブルゴーニュ・キュベ・クラウディ・ブラン2002
*赤のコンサルタントはあのパカレ、白はラブノーがおこなっていて、このキュベ クラウディはビオデナミの生産者からの葡萄で造られたスペシャルキュヴェなんです。
(エチケットの表記はされておりませんが、 インポーターのINAの説明によると 当社のワインはすべてキュベ クラウディとのことです。)
味わいはバランスのよい柔らかさとミネラル感が特長です。
(MORITAYAより)
ブルゴーニュ・ヴェズレイ は、ブルゴーニュの中でも非常にマイナーなAOCであり、 日本ではなかなか見かけないアペラシオン です。
認定されたのが1997年とまだ新しく、ブルゴーニュ内で有名な地域からも少しはずれているというのも、なかなかイメージがわかない要因かもしれません。
とは言ってもこのアペラシオンが位置するのは、 コート・ド・ニュイ からさらに北へと行った シャブリの近郊。
立地としてはとても魅力的な為、 新しいブルゴーニュの産地 としてフランスのソムリエ達も注目しており、もちろん一般の消費者にとっても、ブルゴーニュ好きならぜひチェックしておきたい地域ですよね。
ブルゴーニュ・ヴェズレイでは赤ワインは認められていません。
土壌はシャブリに近い事から、 石灰質の豊富な畑 もあり、まさにシャブリのようなミネラル感たっぷりの白ワインも造られますが、基本的に 粘土質の土壌が主体 となっています。
そのためシャブリ的要素の強い白ワインに加えて、ピュアさや透明感とともにしっかりとしたコクと豊かな果実味が感じられる白ワインも造られるという、 同じ白ワインでもバラエティーに富む 面白い産地です。
この地で1989年に設立された アンリ・ド・ヴェズレー は、ヴェズレイの生産量3分の1を占めている大規模な協同組合で、ヴェズレイを代表する生産者と言えるワイナリーです。
アンリ・ド・ヴェズレーの造る ブルゴーニュ・ヴェズレイ は、粘土質と石灰岩の土壌で栽培されたシャルドネを使用。 フルーティーでエレガント、なおかつミネラル感 のある、この地の土壌をうまく活用した味わいが表現されています。
立地といい味わいといい、まさに シャブリとコート・ドール両方のニュアンスが感じられる ヴェズレイ、マイナーながらもとても興味深い、今後の発展も楽しみなブルゴーニュの白ワインです!
(ドラジェより)
Bourgogne Vézelay ブルゴーニュ・ヴェズレイ
概要
ぶどう生産地区
VIGNOBLES DE CHABLIS ET DU GRAND AUXERROIS
インフォメーション
地域名アペラシオン/Appellation Régionale
生産地区: Vézelien
生産地域: Chablis & Grand Auxerrois
VÉZELAY をBOURGOGNEとともに記載できるのは、このアペラシオンの特定された区域内で生産される白ワインに限られる。
生産コミューン:Vézelay, Asquins, Saint-Père, Tharoiseau
ラベルには、VÉZELAYは BOURGOGNEのすぐ後ろに、同じ大きさの文字で記載しなければならない。
栽培面積
1 hectare (ha) = 10 000 ㎡ = 24 ouvrées
64.88 ha
年間平均生産量
1 hectolitre (hl) = 100 litres = 133 本
2 116 hl
色 / ぶどう品種
白ワインのみ: Chardonnay
ワインの特徴
偉大な音楽家のムスティスラフ・ロストロポーヴィチはこの地でバッハの「チェロのための組曲全集」を録音した。巨匠をして、Bourgogne Vézelay を非常に音楽でも名高い建築であるマドレーヌ寺院に例えさせ、躍動と調和が融合していると言わしめた。この白ワインにはコクがある。澄んだ黄金色は美しく、輝きがあり、花の香りとわずかにメンソールの香りを放つ。率直でシンプル、溌剌とした味わいで、ときに蜂蜜を感じる。
ソムリエのおすすめ
白: フレッシュで率直 なので、サザエの壺焼きなどの貝料理と合うし、デリケートなアロマなので淡水魚を蒸したり、煮た料理とも相乗する。すっきりしているので、マカロニグラタン、ドリアなども引き立てる。チーズはchèvreと相性がよく、タラコもおすすめ。 このワインがもつ快活さは、目玉焼きや、ハーブ入りオムレツとも合う。
サービス温度: 11~13℃
位置
ぶどう栽培の歴史は、1世紀の終わりから2世紀初頭のガロ・ロマン時代に遡る。サン・テティエンヌ教会の下に酒神ディオニソスに奉献された神殿の遺跡が発見されている。ベネディクト派の修道院の植栽により、また著名な巡礼地であり、サンチャゴ・デ・コンポステラ巡礼路の起点のひとつになっているヴェズレイの修道院により、畑は大きく発展した。1884年に始まったフィロキセラ禍まで、ヴェズレイのワインはパリへ売られていた。ユネスコの世界遺産にもなっているヴェズレイの大聖堂とヴェズレイの街は、畑にすばらしい景観を与えている。この丘の周りに小さな村落があり、1970年代からワイン造りが復活した。たいへん古い根の上にぶどう畑を蘇えらせ、神の恩寵により、とりわけ Chardonnay に花を咲かせた。その白ワインは1985年アペラシオン Bourgogne の認定を受け、1996年 Bourgogne Vézelay を特定する権利を獲得する。
テロワール/Terroir
この地域の地質は、パリ盆地と結晶岩山塊(アルプス中央・西部)の沈積土壌からなる。断層と多様な斜面が特徴である。南に向かって開いた広大な擂り鉢状の底は南に向き、キュール川を流れる低地に開き、石灰岩の斜面の麓に延びている。
(ブルゴーニュワインより)
竹八にて
抜栓日:2016年10月28日
ややミネラリーな感触と、最初はあまり香りが立ちませんでしたが、温度が上がってくると、ほんのりと柑橘系のの香り。やや酸化的ニュアンスもありますが、そんなに強くなく、ビオと言われるとそうかな?と思いますが、上手に造られていると思いました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます