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Chateau Bellevue 2009

2013-05-04 00:00:00 | フランス・ボルドー
Chateau Bellevue 2009
Chateau Bellevue 2009
2009 シャトー・ベルヴュー
醸造家のニコラ・ダブディック氏はブルゴーニュ出身ということもあり、ボルドー樽の他ブルゴーニュ産の大小の樽も使用しています。力強さとエレガントな果実味が同時に楽しめる1本。
味わい:フルボディ
醗酵:ステンレスタンク
熟成:オーク樽熟成16ヶ月
AOC:ボルドー
ぶどう品種:メルロー 100%
REDBOXより)




Chateau Bellevue
シャトー・ベルヴュー
ブルゴーニュ出身のオーナー醸造家がフレッシュに造るモダン・ボルドー

オーナー醸造家 ニコラ・ダブディック氏
所在地4, Perron 33126 Fronsac, France

元ヨン・フィジャックの醸造家が造るシャトー
サン・テミリオンの銘醸シャトー“ヨン・フィジャック”で10年間テクニカル・ディレクターとして活躍したニコラ・ダブディック氏が長年の夢だった自らのシャトーとして2006年に購入したシャトー。

ベルヴュー購入以来、毎日、毎週末、畑で姿を見ない日はないというダブディック氏
ベルヴュー購入以来畑で姿を見ない日はないというダブディック氏。「畑仕事がしんどいと思う時はないの?」との質問に、「コンフュロンで研修してた時なんて、こんなもんじゃなかったよ。こいつら頭がおかしいんじゃないかって思う位、こき使うんだよ。でも彼らも朝6時から夜まで同じ様に作業をするんだ。こんな事まで?って思う事も手作業でやらせるんだ。こきつかわれて腹が立つんだけど、その一方で妙に感心したよ。あの時は、嫌で嫌で仕方がなかったけど、あの経験のおかげで、今は全ての作業が楽に感じるのさ。コンフュロンで唯一学んだ事かなあ(笑)」と答えたのでした。

元ヨン・フィジャックの醸造長が自らのワインを造る・・・「運命を感じた」ベルヴュー
ダブディック氏は10年勤めたサン・テミリオンの銘醸シャトー・ヨン・フィジャックでの醸造長の仕事をやめた際、様々なシャトーからオファーが来たそうです。それでも長年、自分のシャトーを持ちたいと思っていた彼は、コンサルタントとして自分の会社を設立しましたが、自分のワインを造りたいという夢を実現させる為に、多くのシャトーを顧客に持つ傍ら、売りだされる畑があればすぐに訪問する毎日を送っていました。そして、ついに「運命を感じた」ベルヴューを購入したのです。

ベルヴューが位置するリブルヌに近いジロンド川沿いのテロワールは、サン・テミリオンと同じ性質を持つ石灰質を地中に、そして地表にはジロンド川から運ばれた砂岩が覆います。ダブディック氏が目指すフルーティでエレガント、しかしタンニンやミネラルを持つメリハリのあるワインを実現するには理想的なテロワールだと考えたからです。

ニコラ・ダブディック氏はブルゴーニュ出身
ダブディック氏はボルドーで活躍する醸造家ながら、ブルゴーニュ地方のディジョン出身。またヴォーヌ・ロマネのコンフュロンで2年間修行もしています。そのため、氏の造るワインにはフレッシュな果実味が生きているエレガントなものが多くなります。熟成の樽もブルゴーニュ樽を使います。

コンサルタントを辞める時も後任を自ら探す徹底ぶり
ダブディック氏はコンサルタントとしても活躍していましたが、ベルヴューに専念するため2008年にはコンサルタントも辞めてしまうほど。それも、全ての顧客に対して自分の後任を自ら探してから辞めるという、徹底した拘りぶりです。本当は2006年には全てを辞めたかったのですが、多くのオーナーに慰留され、全ての顧客に対して自分の次のコンサルタントを見つけてきてから自身は身を引いたのです。
ダブディック氏の出身であるブルゴーニュの樽を使用
ブルゴーニュ出身のダブディック氏は、ボルドーでは珍しく、ブルゴーニュの樽を使用しています。

使用しているのは、BILLONというブルゴーニュの樽メーカーですが、木の原産地はアメリカ、ブルゴーニュ、両方存在している為、使用樽はフレンチオークとアメリカンオーク、ということになります。毎年大体、1/3を新樽にしており、使用するブルゴーニュの樽には、400Lサイズ、228Lのサイズがあります。

ワイナリー名 Mis en Bouteille au Chateau シャトー元詰
ワイン名 Chateau Bellevue シャトー・ベルヴュー
ヴィンテージ 2009
品番 644015 バーコード 4997678440152
原産国 フランス 地方 ボルドー
地区 村
ヴィンテージ 2009
品質分類・原産地呼称 A.O.C.ボルドー
格付
品種 メルロー 100%
醸造・熟成 熟成:オーク樽熟成 16ヶ月(225L、新樽比率 20%)/ステンレス・タンク熟成 6ヶ月
年間生産量 30000 本 栽培面積 4ha
平均収量 50hl/ha 樹齢
土壌 ローム質粘土
容量 750ml 入数 12
種類 赤ワイン 色 赤
味わい フルボディ 飲み頃温度 17℃

コメント 醸造家のニコラ・ダブディック氏はブルゴーニュ出身ということもあり、ボルドー樽の他ブルゴーニュ産の大小の樽も使用しています。力強さとエレガントな果実味が同時に楽しめる1本。
オーガニック等の情報 リュット・レゾネ
mottoxより)




シャトー・ベルヴュー  2009(フランス ボルドー)赤
価格以上の満足感を与えるものを作りたいと、ネゴシアンと生産者が一丸となって造り始めた1本。果実味がジャムのように凝縮された香りと味わい。
2003年 2004年と続けてリリース後2ヶ月で完売しました。そして、2005年は 1ヶ月未満で完売でした。
「ギド・アシェット 2009」 2ツ星

ボルドー

品質分類・原産地呼称 A.O.C.ボルドー

ブドウ品種 メルロー 100%

醸造・熟成 熟成:マロラクティック後、オーク樽にて15ヶ月。ボルドー樽(225L)25%、ブルゴーニュ樽(225L)25%、ブルゴーニュ樽(400L)25%、アメリカンオーク樽25%(新樽比率 33%)

フルボディ
wine-nets おおはしより)









REDBOXにて購入。12本セット(19719円)の一本。
単品だと1646円

抜栓日:2013年7月4日
コルク:汎用コルク。短めの合成だと思います。
液漏れ:染みなし。液漏れなし。
グラス:オープンナップ・ユニバーサルテイスティング40タイプを使用。

色:濃いルビー。重たい感じの色合いです。
エッジ:エッジまでしっかりと色づいています。
脚:結構な粘調度で、脚がとろりと流れていきます。
ディスク:ちょっと厚みありますか。

香り:黒紫の香り。プルーン、鉛筆の芯の香り。抜栓直後はけっこうフレッシュ感ありました。ハーブ系の香りと、バニラ香も若干あり、カベソー入っているかと思いました。1時間ほどでプルーンの香りがほんのりとする程度になっています。スワリングでリコリスの甘い香りがします。
 
タンニン:歯茎に刺激のあるほどではありませんが、まだまだフレッシュなタンニンを感じます。ちょっとギスギスっとした感じ。
 
味:やや、ねとっと喉に付く感じもありますが、全体的にはそんなに重たくなく飲みやすいワイン。果実味は豊富ですが、味わいがちょっと単調で、飲み飽きしてしまう。こってり系の食事や、ジンギスカンと合わすといいかもしれません。アフタはあまりありません。ちょっと時間が経つと鉄のニュアンスが出てきます。値段相応。