Chateau Les Trois Croix 2001
シャトー・レ・トロワ・クロワは1995年にパトリック・レオンとその家族によって引き継がれ、彼が純粋に恋に落ちてしまったこの土地で、質の高いワインを生産することを目標とした。
この土地は“レ・トロワ・クロワ”(3本の十字架)と名付けられ、その名前はこの土地の葡萄の木が育つフロンサック、セイヤン、サンテニヤンの3つの村にそびえる3つの教会の塔に由来している。この葡萄園はフロンサック地方(海抜80メートル)の最も高い地点に位置し、河の谷間を見渡せる素晴らしい景色が楽しめる場所である。サンテミリオン、ポムロールもここから見渡すことができる。
更にシャトー・レ・トロワ・クロワはこの地域では最も古い敷地の一つとされ、その貯蔵庫に通ずる入り口にかかる石のアーチは、1712年建造のものである。
ここで生産されるワインは、葡萄樹の刈り込みから始まり、年間を通して丹念に管理される葡萄によって、その品質が保たれている。“早摘み”(葡萄の質向上のため未熟な葡萄の一部を早い時期に除去する作業)と葉の削除がこの良質の葡萄管理の一部をなしている。
完全に熟した葡萄は表現力豊かなワインを作るために、手摘みされた後小さな箱に入れられ、そこで力強さと優雅さを兼ね備えた偉大なワインへと熟成されていく。
Ch. Les Trois Croix / Fronsac
■ アペラシオン フロンサック
■ 面積 約16ha
■ 土壌 粘土石灰質、石灰質砂岩
■ 品種 メルロ 90% カベルネ・フラン 10%
■ 平均樹齢 大半の樹齢は約45年以上
■ 収穫 手摘み
■ 醸造 果皮浸漬の期間は3週間
■ 熟成 3分の2が新樽のオークで16ヶ月間熟成される。
シャトー・ムートン・ロートシルトの元醸造長のパトリック・レオン氏が自からの住居をかまえ、醸造しています。フロンサックで最も歴史のある畑の一つで、ブドウの木は大半が樹齢45年以上です。3分の2がオークの新樽で16カ月間熟成されます。その結果、コクがあってタニックで力強く、しかもエレガントに仕上がっています。メルロ90%、カベルネ・フラン10%
(うきうきワインの玉手箱より)
シャトー・レ・トロワ・クロワ
ムートンやオーパス・ワンを手掛けた偉人!
彼が、全身全霊をかけて造る超お値打ちボルドー!!
2007年2月7日、ビックなゲストが、タカムラにお越し下さいました。
その人の名は、パトリック・レオン氏と言います。
なんと、この方、1985年~2004年の長きにわたって
『シャトー・ムートン・ロートシルトを醸造、更には、醸造長も務めた』
という、ボルドー人なら、誰もが知ってる、『凄い人』なんです!
そう、皆さんが今飲まれる、シャトー・ムートン・ロートシルトの多くは、彼が手掛けたムートンなのです♪
つまり…
『シャトー・ムートン・ロートシルトの名声=パトリック氏の功績』
と言っても過言ではないほど、現代のムートン・ロートシルトの名声は、彼無くして語る事は出来ない事は、誰も否定出来ません。
しかも、それだけじゃ無いんです!
あのアメリカの『オーパス・ワン』、チリの『アルマヴィーヴァ』、そして、タカムラでも、大人気の『エスクード・ロホ』にも携わり、全てを次々と成功に導いた、ワイン界の偉人。
その実力があったから、この一流シャトーを、これほど長い間、任せらていたこの経歴、ちょっと凄すぎます…。
そんな偉人が、自らの名をラベルに冠したワインがあるのを、ご存知ですか?
しかも、かなりの気合の入れようとこだわりで、価格は、たったの3000円少しと、彼が今まで手掛けたワインより、グッとお手頃♪
今回、パトリック・レオンさんと一緒に飲んでみて、その美味しさを改めて実感しました♪
ムートン、オーパス・ワンの数々を手掛けた、偉人『パトリック・レオン氏』の超お値打ちボルドーが、遂に入荷しました!
シャトー・トロワ・クロワは、息子ベルトラン氏のワイン造りへの情熱を知ったパトリック氏が、1995年に手に入れ、パトリック氏の培った経験と、ベルトラン氏の情熱によって、高品質なワインを生み出しています。
『『変人』扱いされてました…』
『私は、品質のためなら、労を惜しまない。
最初は、あまりに手間をかける自分達を見て、周りの皆は、
『なんてバカなことやってるんだ。』
と、変な人呼ばわりされたよ。
でも、手間は掛かるけど、それは結果に必ず表れるんだ。』
(byパトリック・レオンさん)
と、パトリック氏。
日当りを考慮した、葉のつけ方、恵まれた立地と土壌、手摘み収穫、2度におよぶ選別。
そして、ゆっくりと抽出する事で引き出されるブドウの味わい。
果実の美味しさを最大限に生かしたワインの仕込みなどなど、パトリック氏の、超一流ワインを手掛けた経験と知識を、最大限に生かす事の出来る場所、それが、トロワ・クロワなのです。
栽培も、『リュット・レゾネ』という農法を取り、極力自然に忠実に、その味わいを生み出しています。
『リュット・レゾネ農法』を実践しようと思えば、畑で丁寧な仕事が必要になりますが、それは、良いブドウを育てたいからこその、彼らの必然的な選択でした。
そう、今までの長い偉大なキャリアは、今を過ごすために必要な時間だったのかもしれません。
いわば、ムートン、オーパス・ワンが試験台?とも言えてしまうかも(笑)
そうして生まれるワインは、果実の繊細な味わいまでを余すところ無く映し出し、バランス良く、味わいにあふれる美味しさに満ちています!
ボルドー、いや、世界のワイン界に名を刻む、パトリック・レオン氏の思いが、これだけ注ぎ込まれたこの味わいが、この価格で楽しめるのですから、是非、1本と言わず、3本はお求め下さい!
いや…
やっぱり、飲んだら1ケース買いしたくなるかも(笑)
ムートンやオーパス・ワンを手掛けた偉人、パトリック・レオン氏の超お値打ちボルドーが、遂に到着!!
【原産地呼称】フロンサック
【ブドウ品種】メルロー90%、カベルネ・フラン10%
シャトー・レ・トロワ・クロワ[2001](赤ワイン)
底力を、実感しました!
なんと今回は、8年熟成の2001年ものが入荷して来ました!
『おぉ、これは珍しい!』
と、早速試飲してみると、まだまだシッカリとした味わいで、飲み応えがあります。
これからの季節、煮込みなど、ちょっとしっかりしたお料理との相性もピッタリです。
トロワ・クロワの熟成ものが入ってくるのは初めてなので、かなり嬉しいです♪
シャトー・ムートン・ロートシルトで、19年間にわたり、ムートンの名声を支えた人物が造る、2001年ものが、遂に入荷!
最初は、やや閉じ気味だったものの、抜栓後暫すると、プラム、スパイス、 チェリーのリキュール、スパイス、ローストなどの香りと、まだまだ 若々しさを感じさせる味わいは、メルローのふくよかな丸みと、豊富な タンニンがしっかりとした骨格を形作り、飲み応えを感じさせてくれます。
余韻には、モカや果実本来の甘みが心地良く残ります。
抜栓して暫く時間をかけてから飲むか、抜栓してすぐに、大きめのグラスで 楽しんで頂くのがオススメです!
トロワ・クロワの底力を、実感しました!
(タカムラより)
ムートン・ロートシルト、オーパス・ワン、アルマジーア等、
超一流ワインの元醸造責任者パトリック・レオン氏 が
フロンサックの地で経験と情熱を惜しみなく、つぎ込んだ
フロンサックのスパーワイン!
このシャトーのある土地は“レ・トロワ・クロワ”(3本の十字架)と名付けられています。
その名前は、この土地の葡萄の木の育つフロンサック、セイヤン、サンテニヤンの3つの村 にそびえる3つの教会の塔に由来しています。
シャトー・レ・トロワ・クロワはこの地域では最も古い敷地の一つとされ、その貯蔵庫に通ずる入口にかかる石の アーチは1712年まで遡ります。
パトリック・レオンがこのシャトーに決めた理由のひとつに、標高の高さがあります。
この畑はフロンサック地方(海抜80メートル)の最も高い地点に位置し (風が強く、春の霜が降りない)、河の谷間を見渡せる素晴らしい景色が楽しめる場所です。
サンテミリオン、ポムロールもここから見渡すことができます。
ここで生産されるぶどうは、対処農法、減農薬で栽培され、木の刈り込みから始まり年間を通して丹念に管理され、その質は保たれています。
“早摘み”(葡萄 の質の向上のため未熟な葡萄の一部を早い時期に除去する作業)と葉の削除がこの良質の葡萄管理の一部をなしています。
6月に北と東の葉を落とし、7月に反 対側の葉を取るのは、日照時間を長くする為です。
完全に熟した葡萄は表現力豊かなワインを作るために、選別は2度行われます。手摘みされた後、選別され、房に傷が付かないよう小さなバスケット(1箱10 -11kg)に入れられ、その後ゆっくりと時間をかけて抽出を行い、力強さと優雅さを兼ね備えた偉大なワインへと熟成されていきます。
レオン氏は2004年1月に引退しましたが、自分の時間を過ごしながらも、家族が所有するシャトー・レ・トロワ・クロワに惜しみない助言を与えています。
(松本屋より)
タカムラで購入。2800円。
2009年12月1日抜栓。コルクにはきちんとVintageとchateauの刻印がなされています。コルクは長く非常にしっかりしていて液漏れもありませんでした。グラスに注ぐと、ほのかにバニラ香が漂います。色は透明感がある、しかし濃いガーネット色。熟成感が出ていますがまだフレッシュな感じの色です。エッジもしっかりしています。アルコール度数13%。香りは最初はやや閉じ気味のように感じましたが、すぐにブルーベリー、ストロベリー、カシス、チョコレートの香りがたってきます。非常に心地よい香り、またバニラ香も感じ、スワリングによりすっとする感じも出てきます。いつまでもかいでいたい香りで、繊細です。少し時間がたつとやや酸の香りを感じますが、基本路線は変わらずむしろどんどん表に出てきます。メルローの甘さも香りのはしはしに現れているような。娘さんは、最初チョコレートの香りと行っていましたが、徐々に変わってきて梅干しの香りがするといっていました。たしかにそんな酸味も感じます。口に含むとタンニンは全然下に残ることなく、全体にすごく馴染んでいます。まず、最初に「おいしい」という印象が流れます。ストロベリー、ブルーベリーの甘さ、チョコレートのビター感があります。のどごしは非常にさわやかですぅ~っと通っていきますが、その後、鼻を抜ける甘い香りがあります。さほど強くはないですけど。坦々味噌をつかった鍋(白菜、青梗菜、豚バラ)をあわせて飲みましたが、辛さが全然邪魔になれませんでした。クリーム・ド・ショーム(ウォッシュタイプのチーズ)と一緒にワインを飲むと、この甘さが前面に出てきます。これはうまい。8年の熟成というか、うまくメルローを引き出している感じが読み取れたと思います。
シャトー・レ・トロワ・クロワは1995年にパトリック・レオンとその家族によって引き継がれ、彼が純粋に恋に落ちてしまったこの土地で、質の高いワインを生産することを目標とした。
この土地は“レ・トロワ・クロワ”(3本の十字架)と名付けられ、その名前はこの土地の葡萄の木が育つフロンサック、セイヤン、サンテニヤンの3つの村にそびえる3つの教会の塔に由来している。この葡萄園はフロンサック地方(海抜80メートル)の最も高い地点に位置し、河の谷間を見渡せる素晴らしい景色が楽しめる場所である。サンテミリオン、ポムロールもここから見渡すことができる。
更にシャトー・レ・トロワ・クロワはこの地域では最も古い敷地の一つとされ、その貯蔵庫に通ずる入り口にかかる石のアーチは、1712年建造のものである。
ここで生産されるワインは、葡萄樹の刈り込みから始まり、年間を通して丹念に管理される葡萄によって、その品質が保たれている。“早摘み”(葡萄の質向上のため未熟な葡萄の一部を早い時期に除去する作業)と葉の削除がこの良質の葡萄管理の一部をなしている。
完全に熟した葡萄は表現力豊かなワインを作るために、手摘みされた後小さな箱に入れられ、そこで力強さと優雅さを兼ね備えた偉大なワインへと熟成されていく。
Ch. Les Trois Croix / Fronsac
■ アペラシオン フロンサック
■ 面積 約16ha
■ 土壌 粘土石灰質、石灰質砂岩
■ 品種 メルロ 90% カベルネ・フラン 10%
■ 平均樹齢 大半の樹齢は約45年以上
■ 収穫 手摘み
■ 醸造 果皮浸漬の期間は3週間
■ 熟成 3分の2が新樽のオークで16ヶ月間熟成される。
シャトー・ムートン・ロートシルトの元醸造長のパトリック・レオン氏が自からの住居をかまえ、醸造しています。フロンサックで最も歴史のある畑の一つで、ブドウの木は大半が樹齢45年以上です。3分の2がオークの新樽で16カ月間熟成されます。その結果、コクがあってタニックで力強く、しかもエレガントに仕上がっています。メルロ90%、カベルネ・フラン10%
(うきうきワインの玉手箱より)
シャトー・レ・トロワ・クロワ
ムートンやオーパス・ワンを手掛けた偉人!
彼が、全身全霊をかけて造る超お値打ちボルドー!!
2007年2月7日、ビックなゲストが、タカムラにお越し下さいました。
その人の名は、パトリック・レオン氏と言います。
なんと、この方、1985年~2004年の長きにわたって
『シャトー・ムートン・ロートシルトを醸造、更には、醸造長も務めた』
という、ボルドー人なら、誰もが知ってる、『凄い人』なんです!
そう、皆さんが今飲まれる、シャトー・ムートン・ロートシルトの多くは、彼が手掛けたムートンなのです♪
つまり…
『シャトー・ムートン・ロートシルトの名声=パトリック氏の功績』
と言っても過言ではないほど、現代のムートン・ロートシルトの名声は、彼無くして語る事は出来ない事は、誰も否定出来ません。
しかも、それだけじゃ無いんです!
あのアメリカの『オーパス・ワン』、チリの『アルマヴィーヴァ』、そして、タカムラでも、大人気の『エスクード・ロホ』にも携わり、全てを次々と成功に導いた、ワイン界の偉人。
その実力があったから、この一流シャトーを、これほど長い間、任せらていたこの経歴、ちょっと凄すぎます…。
そんな偉人が、自らの名をラベルに冠したワインがあるのを、ご存知ですか?
しかも、かなりの気合の入れようとこだわりで、価格は、たったの3000円少しと、彼が今まで手掛けたワインより、グッとお手頃♪
今回、パトリック・レオンさんと一緒に飲んでみて、その美味しさを改めて実感しました♪
ムートン、オーパス・ワンの数々を手掛けた、偉人『パトリック・レオン氏』の超お値打ちボルドーが、遂に入荷しました!
シャトー・トロワ・クロワは、息子ベルトラン氏のワイン造りへの情熱を知ったパトリック氏が、1995年に手に入れ、パトリック氏の培った経験と、ベルトラン氏の情熱によって、高品質なワインを生み出しています。
『『変人』扱いされてました…』
『私は、品質のためなら、労を惜しまない。
最初は、あまりに手間をかける自分達を見て、周りの皆は、
『なんてバカなことやってるんだ。』
と、変な人呼ばわりされたよ。
でも、手間は掛かるけど、それは結果に必ず表れるんだ。』
(byパトリック・レオンさん)
と、パトリック氏。
日当りを考慮した、葉のつけ方、恵まれた立地と土壌、手摘み収穫、2度におよぶ選別。
そして、ゆっくりと抽出する事で引き出されるブドウの味わい。
果実の美味しさを最大限に生かしたワインの仕込みなどなど、パトリック氏の、超一流ワインを手掛けた経験と知識を、最大限に生かす事の出来る場所、それが、トロワ・クロワなのです。
栽培も、『リュット・レゾネ』という農法を取り、極力自然に忠実に、その味わいを生み出しています。
『リュット・レゾネ農法』を実践しようと思えば、畑で丁寧な仕事が必要になりますが、それは、良いブドウを育てたいからこその、彼らの必然的な選択でした。
そう、今までの長い偉大なキャリアは、今を過ごすために必要な時間だったのかもしれません。
いわば、ムートン、オーパス・ワンが試験台?とも言えてしまうかも(笑)
そうして生まれるワインは、果実の繊細な味わいまでを余すところ無く映し出し、バランス良く、味わいにあふれる美味しさに満ちています!
ボルドー、いや、世界のワイン界に名を刻む、パトリック・レオン氏の思いが、これだけ注ぎ込まれたこの味わいが、この価格で楽しめるのですから、是非、1本と言わず、3本はお求め下さい!
いや…
やっぱり、飲んだら1ケース買いしたくなるかも(笑)
ムートンやオーパス・ワンを手掛けた偉人、パトリック・レオン氏の超お値打ちボルドーが、遂に到着!!
【原産地呼称】フロンサック
【ブドウ品種】メルロー90%、カベルネ・フラン10%
シャトー・レ・トロワ・クロワ[2001](赤ワイン)
底力を、実感しました!
なんと今回は、8年熟成の2001年ものが入荷して来ました!
『おぉ、これは珍しい!』
と、早速試飲してみると、まだまだシッカリとした味わいで、飲み応えがあります。
これからの季節、煮込みなど、ちょっとしっかりしたお料理との相性もピッタリです。
トロワ・クロワの熟成ものが入ってくるのは初めてなので、かなり嬉しいです♪
シャトー・ムートン・ロートシルトで、19年間にわたり、ムートンの名声を支えた人物が造る、2001年ものが、遂に入荷!
最初は、やや閉じ気味だったものの、抜栓後暫すると、プラム、スパイス、 チェリーのリキュール、スパイス、ローストなどの香りと、まだまだ 若々しさを感じさせる味わいは、メルローのふくよかな丸みと、豊富な タンニンがしっかりとした骨格を形作り、飲み応えを感じさせてくれます。
余韻には、モカや果実本来の甘みが心地良く残ります。
抜栓して暫く時間をかけてから飲むか、抜栓してすぐに、大きめのグラスで 楽しんで頂くのがオススメです!
トロワ・クロワの底力を、実感しました!
(タカムラより)
ムートン・ロートシルト、オーパス・ワン、アルマジーア等、
超一流ワインの元醸造責任者パトリック・レオン氏 が
フロンサックの地で経験と情熱を惜しみなく、つぎ込んだ
フロンサックのスパーワイン!
このシャトーのある土地は“レ・トロワ・クロワ”(3本の十字架)と名付けられています。
その名前は、この土地の葡萄の木の育つフロンサック、セイヤン、サンテニヤンの3つの村 にそびえる3つの教会の塔に由来しています。
シャトー・レ・トロワ・クロワはこの地域では最も古い敷地の一つとされ、その貯蔵庫に通ずる入口にかかる石の アーチは1712年まで遡ります。
パトリック・レオンがこのシャトーに決めた理由のひとつに、標高の高さがあります。
この畑はフロンサック地方(海抜80メートル)の最も高い地点に位置し (風が強く、春の霜が降りない)、河の谷間を見渡せる素晴らしい景色が楽しめる場所です。
サンテミリオン、ポムロールもここから見渡すことができます。
ここで生産されるぶどうは、対処農法、減農薬で栽培され、木の刈り込みから始まり年間を通して丹念に管理され、その質は保たれています。
“早摘み”(葡萄 の質の向上のため未熟な葡萄の一部を早い時期に除去する作業)と葉の削除がこの良質の葡萄管理の一部をなしています。
6月に北と東の葉を落とし、7月に反 対側の葉を取るのは、日照時間を長くする為です。
完全に熟した葡萄は表現力豊かなワインを作るために、選別は2度行われます。手摘みされた後、選別され、房に傷が付かないよう小さなバスケット(1箱10 -11kg)に入れられ、その後ゆっくりと時間をかけて抽出を行い、力強さと優雅さを兼ね備えた偉大なワインへと熟成されていきます。
レオン氏は2004年1月に引退しましたが、自分の時間を過ごしながらも、家族が所有するシャトー・レ・トロワ・クロワに惜しみない助言を与えています。
(松本屋より)
タカムラで購入。2800円。
2009年12月1日抜栓。コルクにはきちんとVintageとchateauの刻印がなされています。コルクは長く非常にしっかりしていて液漏れもありませんでした。グラスに注ぐと、ほのかにバニラ香が漂います。色は透明感がある、しかし濃いガーネット色。熟成感が出ていますがまだフレッシュな感じの色です。エッジもしっかりしています。アルコール度数13%。香りは最初はやや閉じ気味のように感じましたが、すぐにブルーベリー、ストロベリー、カシス、チョコレートの香りがたってきます。非常に心地よい香り、またバニラ香も感じ、スワリングによりすっとする感じも出てきます。いつまでもかいでいたい香りで、繊細です。少し時間がたつとやや酸の香りを感じますが、基本路線は変わらずむしろどんどん表に出てきます。メルローの甘さも香りのはしはしに現れているような。娘さんは、最初チョコレートの香りと行っていましたが、徐々に変わってきて梅干しの香りがするといっていました。たしかにそんな酸味も感じます。口に含むとタンニンは全然下に残ることなく、全体にすごく馴染んでいます。まず、最初に「おいしい」という印象が流れます。ストロベリー、ブルーベリーの甘さ、チョコレートのビター感があります。のどごしは非常にさわやかですぅ~っと通っていきますが、その後、鼻を抜ける甘い香りがあります。さほど強くはないですけど。坦々味噌をつかった鍋(白菜、青梗菜、豚バラ)をあわせて飲みましたが、辛さが全然邪魔になれませんでした。クリーム・ド・ショーム(ウォッシュタイプのチーズ)と一緒にワインを飲むと、この甘さが前面に出てきます。これはうまい。8年の熟成というか、うまくメルローを引き出している感じが読み取れたと思います。