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Chateau Margaux 2004

2009-11-06 23:03:39 | フランス・ボルドー
Chateau Margaux 2004
Chateau Margaux 2004

このワインに関しては1963年1971年1982年1992年1999年をご覧ください。



【ジャーナリズム評価】 [WA:93][IWC:94][WS:93][MVF:19/20]

商品説明文
<ワインアドヴォケイト#171(Jun.2007)より抜粋> 93点
しなやかなキメのマルゴー2004年は、2001年や1999年を思い起こさせる。淵は美しいブルー/パープルカラー、花の甘い香りとブルーベリーやクレーム・ド・カシス、リコリス、スモーク、すごく凝縮した果実香。ミディアムボディでクラシックでエレガント。シルキーで甘いタンニンが長い余韻に感じられる。この美しいワインは、今でも飲めるが20年以上は熟成可能である。
イーショッピングワインより)



【造り手さん】 シャトーマルゴー
【ぶどう品種】  カベルネ・ソーヴィニョン75% メルロ20% カベルネ・フランとプティ・ヴェルドで5%
【産地】 マルゴー村
【アルコール度数】 13%

【輸入業者さんの資料から】
1997年メンゼルプロス家の、大規模な資金投入の結果蘇ったメドックワインの女王。すべて木樽発酵・新樽貯蔵という究極のワイン造りによる素晴らしい味わい。

【検索キーワード】 辛口 しっかり樽熟 飲み頃にはまだ早いです
水谷酒店より)



尾張一宮・河野酒店さんよりオークションで落札。実は、750mlだと思い込み、20000円を入札。入札確定直後に375mlだと判明した次第。とほほほほ・・・・・・
結構高いハーフボトルのマルゴーになりました。
2010年7月23日抜栓。厚さにかまけて抜栓してしまいました。コルクにはVintage、Chateau名、Chateauの絵が刻印されています。ハーフですがしっかりとしたコルク。液漏れはありません。約11度くらいの温度で抜栓してから室温で約1時間ほどおいておきました。グラスはリーデルのボルドータイプのものを使用。ちょっと部屋が暑かったので、1時間おいた後グラスに注ぎましたが、汗かくだけでまだ冷えていました。さらに30分ぐらい放置。その間に香りがグラスから溢れでてきます。色は、濃いガーネットですがとても澄んでいます。グラスのエッジを見ると、まさに紫が見えます。綺麗な色ですが若くてパワフル。でもピュアです。香りは、最初、ブドウ、干しぶどうの香りが感じられ、その次にブルーベリーの酸味を含んだ香りが混ざってきます。スワリングにより、それらにチーズ、ミントの香りが乗っかってきます。ずっと嗅いでいたい香り。そんなにきつくはないが、それでいて複雑、しかもビュア、と相反するニュアンスの香りが入り乱れて存在する、そんな印象をもちました。徐々にバニラのような甘い香りも底に混ざってきます。グラスの脚もしっかりとしています。アルコール度数は13度。さらにさらに、ソ連等の香りにカシスっぽい香りがまざってきました。じっくりと香りを堪能したあとに、口にふくむと、意外や意外、すぅ~っとしたの上を通って行きます。その後に、タンニンを下に感じ、若さを思わせますが、複雑かつピュアな味わい。ママちゃんは渋いと言っていましたが、それでも飲んでいます。あと5年ほどおいておくともっとタンニンがこなれていい感じになるかもしれません。しかし、今飲んでも十分美味しいことに違いはありません。多分5年くらいたっても、まだまだ今と同じようなフレッシュさが残っているのではないでしょうか。さすがマルゴー侮るなかれ。娘さんも、最初にワインの香りをかいだ後、何回も香りをかぎに戻ってきました。