ニュース斜め読み

 巷間の話題をだらだら論評。

国交省の事情聴取に対し回答、ヒューザー「資金確保のめどは立っていない」[11/29]

2005-11-29 22:59:35 | Weblog
耐震強度偽装問題で、問題物件のマンションを販売し住民に買い戻しを提案した
中堅マンション販売「ヒューザー」(東京都千代田区)が、28日の国土交通省の
事情聴取に対し「現時点で資金確保のめどは立っていない」と答えていたことが分かった。

ヒューザーは、25日に行われた国交省の事情聴取で、完成済みのマンション7棟の
建て替えや買い戻しは「資金支援がなければ不可能」と説明していた。26日に一転して
販売価格の106%で買い戻す方針を表明したため、国交省の担当者が電話でヒューザーの
方針を確認した。

ヒューザーの説明によると、26日から27日にかけ説明会や文書配布で居住者に買い戻し
方針を伝えたが、合意は得られていないという。
国交省は「建築主には説明責任があるので、住民には誠実に対応してほしい」と話している。

詳細
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20051128STXKB082728112005.html

結局責任はどこにあるのか?公的資金により住民を救済と言っても、国民の公平性を考えた場合、ありうる選択肢なのか?ひょっとしたらそれぞれの会社ぐるみの詐欺?などとも思える今回の問題。快刀乱麻で問題解決とは到底いきそうにない・・・。



豊田が“超厳しい”巨人入り…働かなければ1億円規模の大幅ダウンも

2005-11-29 00:12:08 | Weblog
西武からFA宣言した豊田清投手(34)の巨人入りが27日、決まった。
2年契約、来季年俸は2億3000万円ながら、2年目については清武英利球団代表(55)が
「働かなければ(年俸が)ものすごく安くなる」という厳しい条件での合意。
希望していた守護神の座も確約されず、豊田に来季、いきなり背水のマウンドが待ち受ける。

豊田を待っていたのは厳しい現実だった。都内のホテルで開かれた入団会見。背番号は20。
あこがれのYGマークのユニホームに袖を通しても、主役の表情は硬いままだった。

「長いスパン(期間)でみれば、条件的には西武の方がいい。もう一度自分を追い込む場所が巨人だと思う」

原監督(左端)とともに入団会見に臨む豊田(右から2人目)。球団旗を前にさすがに緊張ぎみ
自らに言い聞かせるように、新天地への思いを語った豊田。
11日の初交渉では希望する守護神の座を確約されず、態度を保留。この日の交渉でも2年契約、
来季年俸2億3000万円でサインしたものの、2年目は大幅減俸があり得る『年俸変動契約』。
活躍できなかった場合には、減額制限の30%以上となる1億円規模のダウン幅も避けられないもようだ。

「この2年間は働けば高くなる。働かなければすごく安くなるという非常に特殊な形態で全体に出来高をかけている」
というのは契約内容を説明した清武球団代表。

抑え不在のチーム事情もあり、本来は三顧の礼を尽くして豊田を迎えるはずだが、契約に関しては別。
昨年は腰痛、今年は右ひじ痛と、この2年間は不安を抱えての投球が続いた豊田だけに
「お互いにリスクを背負ってマウンドに上がってもらう」(同代表)と厳しい条件を突きつけた。

選手年俸のやみくもな高騰を避けたい巨人は、FAで中日から獲得した左腕・野口とも減俸となる
1億円(今季年俸1億80万円)で契約したばかり。「清武代表から『キミに進退をかける』といわれた」
と悲壮な覚悟を口にした豊田。寄せる期待が大きい分だけ、裏切りは許されない。
(以下略)

サンスポ[11/28]
http://www.sanspo.com/baseball/top/bt200511/bt2005112802.html


直前の成績を見る限り契約内容はこれで当然。(いやこれでも高い)。そもそもFAになった瞬間にいままでの実績をたてに年棒が上がる仕組みはおかしい。FAにしても複数年契約にしても選手側を甘やかした契約のようにも思える。年金等の充実は叫ばれていいと思うが、いたずらに年棒の高騰を招くのはいいはずがない。