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FA野口で「巨人の29人目」を獲得!! 中日は''人的補償''に前向き

2005-11-06 19:50:51 | Weblog
フリーエージェント(FA)権を行使しての巨人移籍が決定的となった中日・野口茂樹投手(31)だが、
中日側はその場合はFA移籍に伴う「人的補償」を要求する構えだ。
01年オフには左腕・前田の見返りに同じ左腕の平松(今季終了後、トレード要員となる)を獲得したが、
その間に野球協約が旧所属球団に有利な形に一部改正。
今回は、巨人から平松を超えるランクの選手獲得を期待できそうだ。

ターゲットは原巨人「29人目の男」だ。野口のFA流出が避けられなくなった今、検討すべき課題が浮上してくる。
移籍が決定した瞬間、中日には補償を要求する権利が与えられる。
「年俸の1・2倍の金銭補償」か、それとも「年俸の0・8倍プラス人的補償」か。
年俸1億80万円(推定)の野口でいえば、1・2倍は1億2096万円、0・8倍は8064万円。
つまり、差額の約4000万円を選ぶか、選手1名を取るかの二者択一だ。

西川球団社長は
「今の段階では仮定の話になるし、決めるのはこれからですね。
相手が提出してくれたリストによって考えることになる。ただ、選手層が厚ければ、
それだけ有望な選手が残っているという理屈にはなりますが…」と話した。
残留交渉を控えており、同社長は慎重な姿勢を崩さなかった。
だが、すでに現場を含めた球団内部では「人的補償論」が大勢を占めている。

同じ巨人に前田がFA移籍した01年も、中日は人的補償を要求して平松を獲得。
しかも、当時は30人だったプロテクト・リスト(人的補償の対象となる選手を除外した保護選手リスト)は、
野球協約の改正により28人に縮小された。
つまり、巨人で29番目の選手(外国人選手を除く)を得られるわけだ。
主力はもちろん将来戦力の若手もプロテクトする必要があるため、
左腕・岡島、斉藤外野手クラスの実力レベルの高い選手も期待できる。

「(人的補償も)補強策の1つと考えています」とは井手取締役編成担当。
野口の流出は痛手だが、層の厚い巨人から相応の代償は奪い取る。

http://chuspo.chunichi.co.jp/dragons/tp2005/tp1105-3.htm


これで野口が活躍せずに、人的補償の選手が活躍したらいい面の皮だが・・・。
それにしても、巨人はあちこちの選手を欲しがるばかりで自分ところの選手を育成しようという気がさっぱりないのが不思議でしょうがない。編成担当を入れ替えたほうがいいのではないか??