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大リーグのインディアンスが、西武の豊田清投手に熱視線

2005-11-13 10:00:41 | Weblog
西武からFA宣言した豊田清投手(34)の獲得に大リーグのインディアンスが参戦してきた。インディアン
ウェルズ(米カリフォルニア州)で行われているGM会議でクリス・アントネッティGM補佐が10日(日本時間
11日)、来季の抑え候補としてリストアップしていることを明言。海をまたいだ争奪戦の様相を呈してきた。

 GM会議では球団首脳がFA選手の動向を探っているが、ア・リーグ中地区の強豪インディアンスが目を
向けていたのは日本だった。アントネッティGM補佐が口にした名前は「トヨダ」。「彼はクローザーやセット
アッパーが可能なトップレベルの投手とみている」と明かした。

 今季、イ軍は終盤の追い上げでワールドシリーズを制した同地区のホワイトソックスを脅かし、最終的に
地区2位で終えた。躍進の原動力となったのが、30球団トップの防御率(2・80)をマークしたリリーフ陣。
しかし、45セーブでタイトルを獲得した守護神ウィックマンとセットアッパーのハウリーがともにFAを申請
し、移籍の可能性が高い。その穴を埋める候補の1人として豊田を考えているのだ。

 突然の参戦のように思えるが、実はイ軍は2年間マークしてきた。同GM補佐は昨年来日し、西武戦を観
戦。「その時に好印象を受けた。その後もウチのアジア部門のスカウト、ジェーソン・リーが見ている」と話
す。

 ある代理人は豊田について「あの外角への制球力はメジャーでも通用する」と断言。同GM補佐も「佐々
木(マリナーズ→横浜)や大塚(パドレス)のような日本で成功したリリーフ投手の評価は高い。彼も同じこ
とができる可能性は高い」と、かつての“大魔神”と同等の評価を与えた。

 一方、イ軍の参戦に豊田は「直接聞いたわけではないし、驚いています。野球人としてメジャーから評価
してもらえるのはうれしいことですが、何と言っていいのか…」と困惑気味に語った。(一部略)

[ 2005年11月12日付 紙面記事 ]
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2005/11/12/01.html

冷静に考えて、巨人のほうがRISKが小さいように思われる。が、野球人にしてみたらメジャーという最高の舞台でやってみたいという気持ちもあるだろうし、必ずしも今の巨人の状態を見れば最良の選択でもないだろうし・・・。まあ、西武で今シーズンほとんど活躍できなかった状態を冷静に判断されていない点も気にかかるが。