ニュース斜め読み

 巷間の話題をだらだら論評。

業績悪化で巨人が悲痛な叫び 非常事態宣言「観客動員数前年比22%も減」

2005-11-27 21:50:55 | Weblog
天下の巨人軍が非常事態宣言だ。巨人は25日、熱海市内のホテルで
納会を行った。冒頭のあいさつで桃井恒和球団社長(59)は株式会社読売
巨人軍の業績悪化を明かした。

 悲痛な叫びだ。「企業としての業績も苦しい。今年は観客動員、視聴率とも
厳しい結果が出ています。来シーズンはV奪還、業績のV字形の上昇への
スタートにしたい」と桃井社長。職員、選手を前に収益改善へ奮起を促す
異例の事態となった。

 散々な1年だった。成績が5位に終わっただけでない。年間観客動員数は
ドーム史上最低の292万2093人。これまでが実数発表でないとはいえ
昨年の374万4500人を22%も下回った。巨人戦の年間平均視聴率
(ビデオリサーチ調べ)も10・2%と2けたキープがやっとだ。

 業績悪化の具体的な数字は示さなかったが「収入はかなり落ちるでしょう。
みんな野球の5位、6位しか頭にないが、ジャイアンツなら何でもOKという
わけじゃない」と同社長。観客動員数の減少は入場料収入、視聴率低下は
放映権料収入のダウンに直結するだけに危機感を募らせた。

 もちろん「上昇には勝つことだけ。そのためには補強もする」と使うべき
ところには資金投入を惜しまない考え。ただ清武球団代表は「厳冬更改?
そりゃそうでしょ」とキッパリ。Gナインは極寒の冬を過ごすことになりそうだ。
http://daily.jp/baseball/2005/11/26/195818.shtml

そう言ってるわりには補強は大盤振る舞い。業績悪化は当然も設備投資?が」できるだけまだまだましなのとちゃうか??まあ、巨人が今の状態を維持する限り、プロ野球人気の劇的な復活はない気がする。


東京V、不振の陰に負の蓄積「地元を大事にしない負のイメージはまだ残っている」

2005-11-27 09:52:19 | Weblog
東京Vの2部(J2)降格が決まった。前身の読売クラブから日本サッカー界に一時代を築いて全国的な
人気を誇ったが、今やその面影はない。不振の陰には黄金時代からの負の蓄積があった。

「名門だ、盟主だって言われるけれど、今はそんなチームじゃない」と唐井ゼネラルマネジャーは率直だ。
高額年俸選手を多数抱えて赤字が26億円まで膨らみ、1998年秋に読売新聞社が撤退を決定。年間運営費は
半減したという。同年限りでラモスら主力が引退し、三浦知(現シドニー)も去った。2000年には平均入場
者数がリーグ平均を大きく下回る7609人まで落ち込んだ。

01年に川崎市から念願の東京移転を果たし、地域密着を強調して再出発。しかし93年12月に移転を表明して
猛反発を受け、いったん白紙撤回した騒動が尾を引いていた。

98年秋にも、経営を引き継ぐことになった日本テレビの氏家社長(現取締役会議長)が「サポーターとかJの
理念なんて二の次、三の次」と発言。クラブ関係者は「地元を大事にしない負のイメージはまだ残っている」と明かした。

移転初年度に最終節までJ1残留争いを演じた。結局、前年にJ1に昇格したF東京を年間順位で一度も上回れず、
ジリ貧状態が続いていた。

昨季の天皇杯全日本選手権は久しぶりに攻守がかみ合い、8季ぶりに優勝した。アルディレス監督は「将来は明るい」
と言い切ったが、7月の2試合連続7失点で自信を完全に喪失。一気に泥沼へと転落してしまった。

ソース
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/jtoto/headlines/20051126-00000071-kyodo_sp-spo.html


二度と1部にもどってこれないのでは??とも思えるような転落ぶり。実際、最盛期にいたサポーターはどこにいったのやら・・・。読売グループの傲岸不遜な経営姿勢にファンも嫌気がさした??いずれにせよひとつの時代の終焉を感じる。