(前回の続き)白河ラーメンの至高の一杯を頂いた後は白河市内をブラブラ。老舗の「山田パン」に向かいます。
「あんバター」ってのが白河市のご当地パンだらしい。こしあんとマーガリンを合わせるなんて美味しいに決まってるじゃないか!卑怯だぞ(?)
菓子パン系から総菜系まで品揃えが豊富で値段も安め。老舗のパン屋って安くて美味しいから良いですね。メロンパン含め道中のおやつにと何か色々と買い過ぎてしまいました。
さて今回は日帰りで白河ラーメンと喜多方ラーメン両方を頂くのが旅の目的。白河を発ってからは喜多方市を目指します。山道を西進して国道121号線に出たら一気に北上して下郷から会津方面に向かいます。
会津若松市に着いたら喜多方市はもうすぐですがちょっと寄り道。今回は会津若松市のソウルフード「ソースかつ丼」を食べておきたい。
少し前にTV「バナナマンのせっかくグルメ」で会津を特集してて日村さんがめちゃくちゃ美味しそうに食べてた「ソースかつ丼」が食べたかった。番組で取り上げられてた「白孔雀食堂」(クリックで過去記事へ)には一回行ったことがあったので
今回は「会津ソースかつ丼」の発祥店と言われる「若松食堂」に行ってみます。
メニューを見るとラーメンが第一に来てますがソースかつ丼や各種丼系、カレー、オムライス、定食など町の食堂といった雰囲気が感じ取れます。今回はセット品のこちらを注文です。
「ハーフセット(半ソースかつ丼+半ラーメン)※おしんこ付き」1,000円
まずは半ラーメンですがやや甘めの醤油ダレは昆布系の旨味が効いた味わい。
ワカメが入りスープに優しい磯味をプラスしてソースカツ丼とのマッチングを考えた和風のスープ印象です。
麺は加水率の高い平打ち太麺で白河ラーメンに近いツルツル食感のものを使用。きちんと「会津ラーメン」カテゴリーに沿った片手間じゃないちゃんとした感が有ります。
そして会津名物「ソースカツ丼(ハーフ)」は衣固めでソースがウスター系を使用。とにかくソースの甘さが心地よくサクサクの衣と豚肉のハーモニーが最高でご飯が進みます。あーこれは美味しい。
これを食べてしまうと卵とじの普通のカツ丼に戻れなくなりそうな魔力が有りますね?かつやのソースかつ丼とかはたまに食べますけどこんなに中毒性って無いのにな。なんだろう?ソースに秘密があるのかな?ハーフじゃなくてフルに食べたい必食の一品。
#若松食堂近くのとある店前にキカイダーが居て、石巻市に居る錯覚を感じたりして(宮城県民あるある、笑)
さて「若松食堂」ですが駐車場は店の向かい側に数台分あり。テイクアウトはやって無い模様。昭和初期の面影をあちこちに残した店内は非常にノスタルジックで深い味わいが有り雰囲気も良かった。
ラーメンも美味しかったけど今回ばかりはソースかつ丼が絶品すぎました。会津のソースかつ丼はいつか各店食べ歩いてみたい。ごちそうさまでした。(次回へ続く)