11月9日、オペラシティで開催された「エディタ・グルベローヴァ オペラ名曲を歌う ~2つの狂乱の場~」の備忘録。
曲目はすべてオペラの序曲やアリア。そしてアリアの伴奏はプラハ国立歌劇場管弦楽団。かなり期待して行った。
演奏前の音合わせに早くも驚き、思わず隣の人と顔を見合わせた。これ、3日前に聴いたのと同じオーケストラ?! ホールの音響がちがうとこんなにも美しく響くものなのか。艶やかで甘くまろやかな弦の音、終始楽しく聴いた。
オペラの序曲とアリアが交互に演奏されるプログラムなので、グルベローヴァは頻繁に登場し、それぞれのオペラの聴かせどころを次々と歌う。アリアに次ぐアリア、聴衆も熱狂。
こんなにたくさん歌っても、声が枯れるどころか、ますます調子を上げてくるのが不思議。光を帯びて輝く美声に陶然となる。
とくに後半の「清教徒」は特別の体験だった。美しい歌声に美しい伴奏、を超えた、何か神聖なものを聴いている心持ちになった。音楽を聴くときに経験する感動の中でもあの瞬間の感覚は初めてのもので、うまく言葉にすることはできないけど、一生忘れないと思う。
アンコールは2曲も!(聴衆も驚き混じりにどよめいた)
アンコール2曲目はヨハン・シュトラウスのオペレッタ「こうもり」から。ご本人、とても楽しそうに歌い演じてて客席からも何度か笑いが起こった。こんなレパートリーもあるんだ!
楽しくて、素晴らしくて、(一抹のさみしさと)無限の幸福感に包まれた公演でした。
追記。
どの曲の時だったか忘れたけど、演奏が終わって指揮者が指揮棒を下ろしても聴衆が身じろぎせず、その状態から力を抜いて手を完全に下ろしてから聴衆が拍手を始める、ということがあった。こういう人たちと素晴らしい時間をともにできたことをしみじみ幸運に思う。
曲目はすべてオペラの序曲やアリア。そしてアリアの伴奏はプラハ国立歌劇場管弦楽団。かなり期待して行った。
演奏前の音合わせに早くも驚き、思わず隣の人と顔を見合わせた。これ、3日前に聴いたのと同じオーケストラ?! ホールの音響がちがうとこんなにも美しく響くものなのか。艶やかで甘くまろやかな弦の音、終始楽しく聴いた。
オペラの序曲とアリアが交互に演奏されるプログラムなので、グルベローヴァは頻繁に登場し、それぞれのオペラの聴かせどころを次々と歌う。アリアに次ぐアリア、聴衆も熱狂。
こんなにたくさん歌っても、声が枯れるどころか、ますます調子を上げてくるのが不思議。光を帯びて輝く美声に陶然となる。
とくに後半の「清教徒」は特別の体験だった。美しい歌声に美しい伴奏、を超えた、何か神聖なものを聴いている心持ちになった。音楽を聴くときに経験する感動の中でもあの瞬間の感覚は初めてのもので、うまく言葉にすることはできないけど、一生忘れないと思う。
アンコールは2曲も!(聴衆も驚き混じりにどよめいた)
アンコール2曲目はヨハン・シュトラウスのオペレッタ「こうもり」から。ご本人、とても楽しそうに歌い演じてて客席からも何度か笑いが起こった。こんなレパートリーもあるんだ!
楽しくて、素晴らしくて、(一抹のさみしさと)無限の幸福感に包まれた公演でした。
追記。
どの曲の時だったか忘れたけど、演奏が終わって指揮者が指揮棒を下ろしても聴衆が身じろぎせず、その状態から力を抜いて手を完全に下ろしてから聴衆が拍手を始める、ということがあった。こういう人たちと素晴らしい時間をともにできたことをしみじみ幸運に思う。
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