東舞鶴から小浜線を東に進むと、若狭高浜、若狭和田とその昔海水浴に来たことがあるような気がする駅名が続き、

若狭本郷駅に明治の蒸気機関車「義経号」が展示されていました。
しかし、実はレプリカなんですって。
若狭本郷駅舎は、1990年に開催された国際花と緑の博覧会(花博)で展示されていた「風車の駅」を移築したもので、「義経号」もその時運転されていたからだそうです。

海水浴場の駐車場もよく整備されているようです。
この辺り、何か新しい建物や大きな箱ものが多いなと思ったら、「おおい町」なんだ!大飯原発の「おかげ」を蒙っているのですね。
若狭本郷駅の向かいにある大島の先に原子力発電所があるらしいです。(近っ!)

線路はしばらく日本海のすぐ近くを走っていきます。

中央は加斗駅の辺りにある蒼島。
暖流のせいで暖地性植物の北限になっていて、島まるごと国の天然記念物になっています。

小浜駅14:21着。

待合室にもホームにも椅子にお揃いの座布団がつけられていて、暖か味を感じる駅でした。
1時間程、町を歩いてみました。

駅前から続く歩道に屋根のある商店街。

屋根に三角の突起がついているのは、デザインのためか、それとも風抜きのためでしょうか?
ちょっと古風な家を改装してカフェかレストランにしてあって、気になったのですが、時間がなくてパス。

このおうちも古風で、

入口周りの装飾が素敵でした。

次は「いづみ町商店街」。

こちらはアーケードがありますが、通りはかなり狭くなっています。

商店街の中にある「鯖街道資料館」。
といっても、店舗を改装しただけの狭いスペースに若狭から京都に鯖を運んだ頃の資料が展示されています。
ここから京都の出町まで鯖を運んだ縁で、両商店街を結ぶイベントがよく行われています。

いづみ町商店街を出て、駅に帰ろうと歩いていると小浜病院近くの中央児童公園に蒸気機関車が展示されていました。C58171で、1971年まで小浜線を走っていたものです。こちらは本物です。
同じ公園に杉田玄白の像もありました。
杉田玄白の他にも、京極高次、その妻お初さん、山川登美子、小浜藩士の娘幾松とその夫桂小五郎、果ては八百比丘尼まで、小浜と若狭に関係の深い人の絵が商店街の横に描かれていました。
小浜には西組や三丁町などの重要伝統的建造物群保存地区があり、行ってみたかったのですが、時間がなく、「いつかまた」ということに。

15:27小浜を発ちました。

車窓には青々とした稲田が続きます。
田んぼの畦道でたいまつに火をともしている人達がいました。お盆の最中だったので霊迎えの火でしょうか、それとも虫送りの火?

三方五胡は線路から離れていて、ちらっとしか見えませんでした。

16:33敦賀に到着。
敦賀駅も新しく近代的に作られた駅舎になっていました。

コンコースもピカピカで、各ホームに登り降りするエスカレーターが完備しています。

駅前は広い開発地になっていて、これからどうなっていくのかわかりません。

その奥には敦賀の町が広がっていましたが、遠目に見るだけで、17:00発の列車に乗って京都に帰ってきました。
近江今津17:43乗換えで京都着18:51です。
今まで通ったことのない小浜線を旅して「満足っ」の一日でした。