「近江風土記の丘」二つ目の建物は旧安土巡査駐在所。
1885(明治18)年10月に、金田・島・安土の3ケ村を受け持つ常楽寺交番所として安土駅に近い十字路の角地(旧安土村大字常楽寺字下横町)に住民の寄付によって建てられ、昭和40年3月12日に廃所されるまで使われ、昭和45年(1970年)に現在地へ移築されました。
木造2階建て、瓦葺、国の登録文化財です。明治の早い時期に地元の大工によって建てられたと伝わる擬洋風の警察建築として貴重な建物です。
一階内部は三室で正面の事務室と奥の一室が洋室、もう一室は和室、事務室脇には土間と台所があります。二階には和室二室があります。