だらだら奥様

家事嫌いの奥様です。掃除してるより仕事のほうが断然!楽だわ~。おほほほ。

「14才の母」第五話

2006-11-09 10:17:32 | テレビ番組
ついに未希の母親が”産む”ことに同意してしまいました。

ちょ、ちょっと。そんな安易に(ていう訳ではないでしょうけど)同意しちゃだめじゃないの!
ドラマの中では低年齢での妊娠・出産による肉体的リスクについては しっかりと説明されますが、出産後のリアルな生活・経済的問題についてはなぜか?触れられることはありません。
出産後未希はどうやって子育てをしていくつもりなの?
キリちゃんやキリちゃんの親に迷惑をかけないって、自分ひとりでどうにかなると思っているの?

「私、もう泣かない!この子のために強くなる」

って力強く母親に宣言する未希ですけど、ついつい

「じゃ、出産にかかわる諸々の費用どうするつもり?出産一時金である程度は帰ってくるけど今現在検診費用とかは払えないんじゃない?『お母さんがなんとかしてくれる』って思ってるの?それでも『誰にも迷惑をかけない』なんていえるのかしら。
しかも 子供って妊娠中よりも産まれてからがずっとずっと大変だし、乳飲み子を抱えた14才を雇ってくれる職場があるかしら?子供に対する責任は負えるの?」

とついつい意地悪な目で見てしまっています。

前々から書いていますが 何よりも心配なのが「命の大切さ」ばかりが前面に押し出されているような気がして、リアル中学生・高校生達がこのドラマのそこの部分だけ、そして困難に立ち向かっていく”強い”未希の姿勢だけにとらわれてしまうのではないだろうか?という懸念。

14才の母 オフィシャルサイトです。http://www.ntv.co.jp/14/
ここのイントロダクションで

「彼女は産む決心をする。
 14才にして母親になる決心をする。

 しかしそれは簡単なことではない。
 信じられないほどの厳しい困難が待ち受けている。

 それでも彼女は決して負けない。
 どんなに苦しくても決して産むことをあきらめない。
 自分の体の中に宿った新しい「生命(いのち)」が何物にも代えることのできない
 かけがえのない存在だと知ったから・・・。」 

 とあります。

うーーーん。ドラマの主張はやっぱりここになってしまうの?
もっと産めない状況で妊娠してしまう行為の無責任さ、危険さ(中絶の危険も含めて)を見せて欲しいと思う14才の娘のハハでした。


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2 コメント

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同感です~♪ (アンナ)
2006-11-10 23:24:47
初めまして~!

>もっと産めない状況で妊娠してしまう行為の無責任さ、危険さ(中絶の危険も含めて)を見せて欲しいと思う14才の娘のハハでした。

ホントです、ホントです。
産むことを正当化して、綺麗ごとにして欲しくない。
未希の言ったセリフ・・・今回はまるで悲劇のヒロインのようで、腹が立ちました。
結局自分のことしか考えられていない。
まだ14才だなって。

私も14才の姪がいるので、複雑な気持ちで
見てしまいます。

また、宜しくお願いします♪
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Unknown (びおらん)
2006-11-11 02:23:30
★アンナさま
コメントありがとうございます♪
とある病院に育てられなくなった子供を入れることができる”赤ちゃんポスト”が設置されたそうですね。
どんな事情があるにせよ 産んだ子供に責任をもてないのならやはり安易に妊娠、出産すべきではないと思うのです。

悲劇のヒロイン・・・そうですね。
まるで妊娠が自分の責任でないみたいですよね。

よければまたお立ち寄りください♪
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