野菜ソムリエPro. AndyのBlog

「奈良・吉野」の玄関口を中心に活動する、吉野郡唯一の野菜ソムリエPro.&果物ソムリエのベジフルライフをつづっています。

オフィシャルサイトは、こちらから!

★野菜ソムリエPro.&ベジフルフラワーアーティスト   宮坂敏史オフィシャルサイトURL
https://miyasaka831.jimdofree.com/

野菜づくりリスク(2) 生の家畜フン

2010年04月20日 22時14分34秒 | 野菜&果物
たまに見かけるのが、「生」の牛フンや鶏フンを畑に散布している人。

野菜作りには大変怖いです。

生か、生に近い家畜フンは、尿素の塊。
尿素だけが超過剰に効き、他の成分が全然効きません。

これらを畑に入れると、悪臭を放ち、当然野菜には良くない。
ガスも発生するし、いつまでたっても土に馴染まず、腐敗しません。

たとえ、モミガラを生の家畜フンを一緒に畑に散布しても、
モミガラと家畜フンが別々になってしまいます。

当然、害虫が沸くし、病原菌も大量発生。

特に今の時期に生の家畜フンを散布したら最悪。

だんだんと暖かくなるにつれて病原菌や害虫があつまり、
害虫にとっては天国になります。

その為、家畜フンは完熟したもの(要は十分に発酵したもの)を使用すべきです。
もし、生の家畜フンを入手したら、1箇所にまとめてモミガラやオガクズと混ぜて、
十分発酵してから使用することを薦めます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする