野菜ソムリエPro. AndyのBlog

「奈良・吉野」の玄関口を中心に活動する、吉野郡唯一の野菜ソムリエPro.&果物ソムリエのベジフルライフをつづっています。

オフィシャルサイトは、こちらから!

★野菜ソムリエPro.&ベジフルフラワーアーティスト   宮坂敏史オフィシャルサイトURL
https://miyasaka831.jimdofree.com/

野菜ソムリエプレゼンツ『子どもスイーツデビュー』

2012年09月30日 19時13分36秒 | 大阪25期

9/23(日)
大阪・空堀商店街にて、
子どもたちがつくった手作りのスィーツの販売が行われました。

この企画の主催は「NPO法人食育サポート研究所

野菜ソムリエの同期(大阪25期)の
大阪・神戸に在住のメンバー4人で立ち上げたNPO法人です。

この企画は「スイーツがお店に並ぶまでを知ろう」と題して、
野菜ソムリエと、野菜スィーツのパティシエがコラボして、
子どもたちが自分たちでスィーツを考え、実際に作って販売体験するものです。
7月からスタートの連続講座で、今日が集大成でもあります。

概要はこちらでご紹介されています。
http://www.shokusapo.jp/お知らせ/

今回がこの企画の最終日でもあり、集大成でもあります。
到着したとき、子どもたちがスイーツ販売のビラ配りをしていました。

店内では子どもたちのスィーツがズラリと並んでいました。









また、店内の壁面にはスィーツについての説明が書かれています。
ただ単に作って販売…ではなく、それぞれのこだわりなども書かれています。
野菜をつかったスィーツについては、野菜の魅力も書いてくれてました。


12:00にいよいよ販売スタート。
既にこの状態!
人でごった返してました。


子どもたちも対面販売です。

さて、スィーツをおおまかにご紹介。


こちらはマカロン。
デコレーションがまさに芸術作品ですね。


こちらはゼリー。
左がラズベリーとブルーベリー、
右がトマト。

ボクもget♪
あっさりしていておいしかったです。
ラズベリーとブルーベリーの味が
しっかりしていて、しかも粗つぶしの感じがして食感も楽しめました。
トマトは、トマトの果肉も入っていて、
トマトの風味も残しながらブルーティーで食べやすかったです。


こちらはトマトと大根のゼリー。
ナタデココみたいに白く見えているのが大根です。
色がキレイですね。
こちらは僕も口にしたかったのですが、
まばたきしている間に完売しました♪

このゼリー以外にも、野菜&果物を出来る限り多く、
しかも風味が生きるようにして使っています。




こちらはマジパン。
すべて手作りです。


クッキー


チョコレートケーキ
デコレーションがまたいいですね♪


カップケーキ

全ての商品は、たった40分あまりで完売!
同じ同期の1人としてもうれしかったですね。

対面販売している子どもたちの様子は、
のびのびと感性を発揮している、そんな気がしました。

そんな子どもたちの活動ぶり、
そして、手作りのスィーツを拝見して、
ボクも刺激を受けました。

野菜ソムリエとして、
あらためて「感性」を磨くこと、五感の大切さを感じました。

食育サポート研究所のみなさん、
そして、スィーツ販売にお越しになられたみなさん、
ありがとうございました。


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野菜ソムリエがつなぐ「野菜のバトン」に。

2012年09月30日 19時12分06秒 | 野菜ソムリエ活動
既にご存知の方もいらっしゃることと存じますが、
この度、日本野菜ソムリエ協会のWebサイトのコーナー
「野菜ソムリエがつなぐ野菜のバトン」に登場させて頂く事になりました。

こういった形で今回登場させていただいたのも、
皆さんのお陰であります。
本当にありがとうございます。

なお、URLはこちらです↓
http://blog.831s.com/interviews/


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無形民族文化財になりたての「オカリヤ」

2012年09月24日 19時42分09秒 | 野菜&果物
奈良県のちょうど真ん中に位置する「下市町」
その吉野川流域、五條市に隣接したところに
新住(あたらすみ)という集落があります。

ここの伝統行事が、今年(平成24年)3月、奈良県重要無形文化財に認定されました、
とある伝統行事についてご紹介します。


それが、「御仮屋(オカリヤ)」。

これは、秋祭りまでの八幡神社(通称:お宮さん)の氏神様の仮の住まい。

八幡神社の秋祭りが行われる1ヶ月前に、
その年の頭家(当家・トヤ)の庭先などに、
神様をお迎えするために建てられます。

※頭家(当家・トヤ)とは?
八幡神社の世話をする
当番の代表を務める家庭のことです。
僕の地元ではいくつかの班に分かれており、
1年間、班ごとで八幡神社の世話をします。


御仮屋は、4本の竹を四方に立てて、先端を集めて屋根にし、
ヒノキの葉っぱを葺いて組んだ竹で押さえます。
その周囲に竹垣と小石を並べて結界(神域との境目)とし、
正面に鳥居を立てます。
そして、中心には竹筒を立てて、
そこに、八幡神社で神移しをした榊が供えられています。
この榊が「氏神さん」です。

頭屋は、秋祭りの宵宮(いわば前夜祭)が行われるまでの1ヶ月間、
毎朝吉野川から汲んできた水を供給し、
秋祭りの本宮祭のときにこの榊を持って八幡神社へ参列します。

戦前は、八幡神社を基準に左座と右座に分かれて、それぞれの頭家で
御仮屋が作られていましたが、
現在は上述のとおり、班の順番で行っています。

この御仮屋。
古い民間信仰の形態を残しており、奈良県南部でも貴重な伝統文化であるため、
平成24年3月30日に、「奈良県指定無形民族文化財」としての
指定を受けました。

※奈良県公式Webサイト「文化財保存課」にもご紹介されています。
http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_itemid-79967.htm

新住という集落は田畑が多く、吉野川沿いの肥沃な土に恵まれており、
昔から農業が盛んでした。

吉野川の水は、新住地区はもちろん、
「吉野川疎水」として奈良県北部にも供給されており、
奈良盆地の農業にも重宝されています。

しかも、吉野川疎水の取水口はこの地区のすぐ近くです。

「あすかルビー」といったイチゴ、大和野菜があるのも、
吉野川の水のお陰であるといっても過言ではないといえるでしょう。
それだけ吉野川の水は「神聖な水」という意味合いが強いことでしょう。

また、吉野川の源流は、「大台ケ原」。
日本で最も雨が良く降るといわれているところです。

で、新住地区からは東、つまり日の出の方角に位置します。
これも何かあるかもしれませんね。

宗教っぽいお話で恐縮ですが、
御仮屋は、
日ごろからお世話になっている人をおもてなしし、感謝(歓迎)することと同じように、
農業が出来ることに対して、自然(との出会い)に感謝する意味あいがあると思います。
まさに「農業の多面的機能」を象徴した伝統文化といえるでしょう。

農業は自然相手であり、ただ単に野菜・果物、穀物を作るだけではありません。


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【追伸】農楽カフェ♪棚田&野菜ソムリエ

2012年09月21日 21時57分47秒 | 大阪25期

さて、前回記事でご紹介しました、農楽カフェですが、
主催者でもあるNPO法人・棚田Lover'sさんのブログでもご紹介されています。
↓↓↓
http://tanadaloveta.jugem.jp/?eid=103

また、ブログではこのほか、棚田Lover'sさんの取り組みについてもご紹介されていますので、是非ご覧下さい。

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農楽カフェ♪棚田&野菜ソムリエ

2012年09月18日 17時47分05秒 | 大阪25期

先日、NPO法人棚田Lover's主催、
農楽カフェ」に参加してきました。

これは、今年から棚田Lover'sが、
田舎と都会の生活者をつなごうと始めたイベントで、
今回が第2弾。

会場は、大阪・中之島の堂島川沿いにある
「サン=ルイ アミューズ」

今回は、野菜活用術と題して、
野菜ジュースと野菜スィーツの作り方を、
実際にジュースとスィーツをその場で口にすることが出来るセミナー。
しかも棚田で育った野菜を使ったディナー付きです。

で、ゲストは野菜ソムリエ講座同期のIさん

参加者で同期のメンバーは僕を含めて5人いました。

で、今回ご紹介いただきました、
「夏の疲れ」をとる野菜ジュースと野菜スィーツについてご紹介・・・。


トマトと青シソのジュース
トマトのリコピンと青じそのビタミンB2、カロテンが効きます。
しかもアクセントにカルダモンを使ってます。

カルダモンはカレーなどのスパイスに使われている香辛料。
野菜ジュースの隠し味に香辛料は大発見でした。

トマトと青シソ…と聞いて、どんな味がするのだろう?と
思いましたが。これがすごい飲みやすく、
青臭さも気になりません。
で、トマトと青シソの風味が残っていて、
カラダに効きそうという感じです。


キュウリとキウイフルーツのジュース
キュウリに豊富な「カリウム」、苦味成分「ククルビタシン」と
キウイのビタミンC&ビタミンEが効きます。

こちらは水分95%のキュウリを使っているため、
割とあっさりした感じで飲みやすかったです。



パプリカ・パイナップルのジュース
見た目が一番明るい色ですね。
それもそのはず、ビタミンカラーです。
色からして効きそうですね。

パプリカはピーマンよりもビタミンCが豊富。
パインはビタミンB1、クエン酸が豊富。

これらが組み合わさって疲労回復に効きます。

このあと、野菜スィーツについてご紹介いただきました。
それが「なすのタタン」。

なすのスイーツ?
「えっ?」と思いますよね?

最後のディナーのデザートにて登場しますので、
とりあえずこの辺で。

このあと、ディナーへ。
材料のお野菜は、棚田Lover'sが
棚田で作られたものをふんだんに使用しています。
もちろん、無農薬で安心です。

で、ディナー。
まずは前菜




新サンマのピューレが入ったソースのバーニャカウダ。
生ラッカセイのピューレを添えた生野菜
六角オクラと愛媛のほたてをオレンジジャム


バターナッツのスープ
アサツキのクリーム添え


バルバリ鴨のロースト
焼きなすのテリーヌ


デザート
1品目が
黒胡椒が効いたジュレを添えたトマトのゼリー


2品目が、
アイスクリーム、
ショコラケーキ、
そして、「なすのタタン」。


これが先ほど触れました、「なすのタタン」
写真を拡大。
一番上に乗っかっているのはなすです。

ちなみにその中にはバターでソテーし、味付けしたバナナを
薄切りにしてソテーしたなすで包んでいます。

これが絶品でした。
あっさりしていて、食べやすかったです。
なすという感じはせず(なすの食感もちょっと残っているのもまたいいですね)
バナナとの相性がバツグンでした。

また、ディナーをいただきながら、
棚田Lover'sさんの取り組みについて
ご紹介頂きました。


過疎地での棚田の保全は、どこも大変だそうです。

木が生えている棚田の写真もご紹介して頂きました。

僕の住んでいる吉野の界隈でも、
同じようなことになってしもた田んぼが目に付きます。

でも、棚田は日本の原風景の1つでもあり、
ただ単に農産物を作ることだけが役目ではありません。

生活者のココロを癒してくれますし、
それなりの文化など、いろいろ詰まっています。
この取り組みを通して、都会の生活者の皆さんのココロを満たし、
過疎地が元気になってくれればいいですね。

今回、参加させていただき、
野菜ジュースのこと、棚田のことについて、改めて勉強になりました。
また、ともに中級を取得した同期の皆さんのパワーも感じました。

田舎と都会の生活者をつなげたい思いは僕も同じです。

僕は頻繁に都会・大阪と田舎・吉野を行き来していて、
日ごろから感じることがあります。
それは、情報の相互交流がなされていないこと。

あくまでも僕が住んでいる地域の特色もあるかも知れませんが、

田舎の情報は都会に入ってきませんし、
逆に都会の情報は田舎に入ってきません。

その為、田舎の人々は都会の生活者について先入観をもってしまう。
一方、都会の生活者は、田舎の人々を「田舎者」と敬遠してしまう。

でも、それぞれをつなぐことで、両者に新しい道が切り開けると
考えています。

そこをつなげる役割についても、考えさせられた1日でした。
そこをどうつなげるかが、農業の活性化、そして
野菜&果物に興味を持ってもらえる点のキーになると感じました。


イベントがクライマックスになったころ、
堂島川を照らすネオンも、花を添えてくれました。

野菜ソムリエIさん、そして棚田Lover'sの皆様、ありがとうございました。

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