7/13(土)、
大阪・心斎橋にあります「難波神社」で
ぐりぐりマルシェが行われました。
ぐりぐりマルシェでは、「ぐりぐりセミナー」というミニセミナーがありますが、
今回、セミナーで登壇させていただく事になりました。
このぐりぐりセミナーも、生産者と生活者の橋渡しを目指しています。
同じ役割である野菜ソムリエの活動内容と、今が旬のナスのお話をさせて頂きました。
時間は17:00から、45分間。
5時から男のグ●ンサンならぬ。5時から男の野菜の話です。
だからといって、“適当”なセミナーではありませんでしたので(笑)
でも、セミナーの時間が近づくにつれて、上空は真っ黒な雲がモクモク・・・。
しかも稲光が真上をビカビカ・・・。
今にも夕立が降りそうな中、セミナーをさせて頂きました。
まずは野菜ソムリエについてのご紹介と活動内容、
そして、自身のたいしたことのない活動内容についてお話させて頂きました。
次に、ナスの話をさせて頂きました。
・なすの効能
・おいしいナスの見分け方、
・保存法のポイント
・ナスの仲間の野菜(クイズ形式で)
を中心にお話させて頂きました。
そして、このミニセミナー最大の目玉は、ナスの食べ比べ。
今回は
・千両ナス
・まだらナス(ゼブラナス)
・青ナス
・ひもナス
を、ご用意。
セミナー最後に米油でソテーして参加者に試食して頂きました。
なお、ナスは今回のマルシェに出展してくださった、
角田農園さんのナスを全て活用させて頂きました。
角田農園さん、ありがとうございました。
参加者の反応は、上々。
また、嗜好も結構分かれましたね。
ゼブラナスのトロッとした食感、
青ナスの独特の甘み
ひもナスのあっさり感…。
ご参加頂いた方の中には、角田農園さんの青ナスやゼブラナスを
ガッツリ買われる方もいらっしゃりました。
で、9割がたずぶ濡れを覚悟していた夕立はお陰様で1滴も降らず。
セミナーが終わった頃には晴れてました。
マルシェの翌日、マルシェの実行委員のNさんから
Facebookを通じて見せてくださった、
17:15頃の雨雲のレーダーの写真を拝見すると、
付近は激しい雨が降っていたのに、
難波神社のところだけがぽっかり雲がかかってませんでした。
まさに、神業!!!
あとでもう1回難波神社の神さんに手を合わせました。
とはいえ、不思議なパワーを感じた1日でした。
参加者の皆さん、ありがとうございました。
このあと、ぐりぐりマルシェの懇親会に参加。
翌日はカラダに野菜でムチを打って、
野菜ソムリエコミュニティ奈良の畑作業に行ってきました。
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大阪・心斎橋にあります「難波神社」で
ぐりぐりマルシェが行われました。
ぐりぐりマルシェでは、「ぐりぐりセミナー」というミニセミナーがありますが、
今回、セミナーで登壇させていただく事になりました。
このぐりぐりセミナーも、生産者と生活者の橋渡しを目指しています。
同じ役割である野菜ソムリエの活動内容と、今が旬のナスのお話をさせて頂きました。
時間は17:00から、45分間。
5時から男のグ●ンサンならぬ。5時から男の野菜の話です。
だからといって、“適当”なセミナーではありませんでしたので(笑)
でも、セミナーの時間が近づくにつれて、上空は真っ黒な雲がモクモク・・・。
しかも稲光が真上をビカビカ・・・。
今にも夕立が降りそうな中、セミナーをさせて頂きました。
まずは野菜ソムリエについてのご紹介と活動内容、
そして、自身のたいしたことのない活動内容についてお話させて頂きました。
次に、ナスの話をさせて頂きました。
・なすの効能
・おいしいナスの見分け方、
・保存法のポイント
・ナスの仲間の野菜(クイズ形式で)
を中心にお話させて頂きました。
そして、このミニセミナー最大の目玉は、ナスの食べ比べ。
今回は
・千両ナス
・まだらナス(ゼブラナス)
・青ナス
・ひもナス
を、ご用意。
セミナー最後に米油でソテーして参加者に試食して頂きました。
なお、ナスは今回のマルシェに出展してくださった、
角田農園さんのナスを全て活用させて頂きました。
角田農園さん、ありがとうございました。
参加者の反応は、上々。
また、嗜好も結構分かれましたね。
ゼブラナスのトロッとした食感、
青ナスの独特の甘み
ひもナスのあっさり感…。
ご参加頂いた方の中には、角田農園さんの青ナスやゼブラナスを
ガッツリ買われる方もいらっしゃりました。
で、9割がたずぶ濡れを覚悟していた夕立はお陰様で1滴も降らず。
セミナーが終わった頃には晴れてました。
マルシェの翌日、マルシェの実行委員のNさんから
Facebookを通じて見せてくださった、
17:15頃の雨雲のレーダーの写真を拝見すると、
付近は激しい雨が降っていたのに、
難波神社のところだけがぽっかり雲がかかってませんでした。
まさに、神業!!!
あとでもう1回難波神社の神さんに手を合わせました。
とはいえ、不思議なパワーを感じた1日でした。
参加者の皆さん、ありがとうございました。
このあと、ぐりぐりマルシェの懇親会に参加。
翌日はカラダに野菜でムチを打って、
野菜ソムリエコミュニティ奈良の畑作業に行ってきました。
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7月上旬、奈良県桜井市笠地区にあります、「荒神イモ」の畑に
僕の野菜レクチャー&食事会イベントの常連さんである、おじいちゃんの
ご案内でお邪魔させて頂きました。
おじいちゃんは笠地区にお住まいです。
荒神イモ。
昨年11月に長谷寺門前町の古民家で野菜レクチャーディナーイベント「町家でゆったり結食会」を
させて頂いた際、そのおじいちゃんが広めてほしいと持参して下さったイモです。
その直後にも、いろいろ考察してみました。
※考察の様子を書いた記事はこちらへ
「答えは現場にあるのでは!?」
僕はずっとそう思っていました。
以前におじいちゃんに畑を見学させてほしいとお伝えしたところ、
是非とも!との事で、今回、畑を見学させて頂くことに。
笠荒神さんにお参りしたあと、畑に到着。
荒神イモの姿です。
で、ボクが着目したのが2箇所。
まず1箇所目
茎が回転しながら伸びてます。
お隣で栽培されているヤマトイモのツルと比較。
違いますよね?
2箇所目。
ツルに着目。
ツルに翼が着いてます(赤い矢印)。
茎の断面。
写真は翼が2つついているタイプ。
ヤマトイモのツルと比較。
こちらは翼がありません。
このブログにのせている写真以外にも、育っている姿の写真を結構撮影し、
その後データを収集して、調べてみました。
そして、ボクが着目した特徴を再度まとめると…
・ツルが回転しながら伸びる。
・ツルに翼が着いている。
で、分かったこと。
この特徴をもつヤマノイモ・・・「大薯(ダイショ)」です。
大薯(ダイショ)は、西アフリカ原産のヤマノイモ。
ヤマトイモ(ツクネイモ)とはまた性質が違います。
育ちの姿が、ヤマノイモというよりも、ゴーヤに感じが似ているのです。
このイモ、これまでは貯蔵が課題でした。
それだけでなく、10数年前に改良普及所でも「品種不明」と判定。
謎だらけのイモだったそうです。
でも、今回、大薯であることが分かり、謎が1つ解けました。
生産者の皆さんも大薯をあまりご存知なかったそうです。
で、見えてきたこと。
貯蔵温度を高めにすることです。
ヤマトイモは比較的低温でも貯蔵できますが、
荒神イモはそうはいきません。
しかも桜井市笠地区は、長野県松本市と平均気温が似ています。
参考までに、サツマイモはメキシコ、中南米原産。
赤道直下です。
で、貯蔵温度は13℃を保つ必要があります。
大薯(ダイショ)は、西アフリカ原産。
サツマイモとヤマノイモはイモの性質が異なるので、
いちがいにいえませんが、ある程度高い温度が必要でしょうね。
とはいえ、これで貯蔵の仕方に光が見えてきたかも!
そのあと、名物の笠そばを頂いて帰りました。
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おじいちゃんは笠地区にお住まいです。
荒神イモ。
昨年11月に長谷寺門前町の古民家で野菜レクチャーディナーイベント「町家でゆったり結食会」を
させて頂いた際、そのおじいちゃんが広めてほしいと持参して下さったイモです。
その直後にも、いろいろ考察してみました。
※考察の様子を書いた記事はこちらへ
「答えは現場にあるのでは!?」
僕はずっとそう思っていました。
以前におじいちゃんに畑を見学させてほしいとお伝えしたところ、
是非とも!との事で、今回、畑を見学させて頂くことに。
笠荒神さんにお参りしたあと、畑に到着。
荒神イモの姿です。
で、ボクが着目したのが2箇所。
まず1箇所目
茎が回転しながら伸びてます。
お隣で栽培されているヤマトイモのツルと比較。
違いますよね?
2箇所目。
ツルに着目。
ツルに翼が着いてます(赤い矢印)。
茎の断面。
写真は翼が2つついているタイプ。
ヤマトイモのツルと比較。
こちらは翼がありません。
このブログにのせている写真以外にも、育っている姿の写真を結構撮影し、
その後データを収集して、調べてみました。
そして、ボクが着目した特徴を再度まとめると…
・ツルが回転しながら伸びる。
・ツルに翼が着いている。
で、分かったこと。
この特徴をもつヤマノイモ・・・「大薯(ダイショ)」です。
大薯(ダイショ)は、西アフリカ原産のヤマノイモ。
ヤマトイモ(ツクネイモ)とはまた性質が違います。
育ちの姿が、ヤマノイモというよりも、ゴーヤに感じが似ているのです。
このイモ、これまでは貯蔵が課題でした。
それだけでなく、10数年前に改良普及所でも「品種不明」と判定。
謎だらけのイモだったそうです。
でも、今回、大薯であることが分かり、謎が1つ解けました。
生産者の皆さんも大薯をあまりご存知なかったそうです。
で、見えてきたこと。
貯蔵温度を高めにすることです。
ヤマトイモは比較的低温でも貯蔵できますが、
荒神イモはそうはいきません。
しかも桜井市笠地区は、長野県松本市と平均気温が似ています。
参考までに、サツマイモはメキシコ、中南米原産。
赤道直下です。
で、貯蔵温度は13℃を保つ必要があります。
大薯(ダイショ)は、西アフリカ原産。
サツマイモとヤマノイモはイモの性質が異なるので、
いちがいにいえませんが、ある程度高い温度が必要でしょうね。
とはいえ、これで貯蔵の仕方に光が見えてきたかも!
そのあと、名物の笠そばを頂いて帰りました。
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野迫川村の野菜シリーズ第3弾。
今度は「キョロ豆」です。
紫色のインゲン豆。ツルで育つインゲン豆です。
品種名は・・・不明です。
4月末に種まき。
連休明けに発芽しました。
そして、6月に開花を初めました。
7月になると・・・。
さやを発見。
これがもう少し熟れてくると、あのパープルビーンズが出来てきます。
7月初めの、空梅雨のブルースカイのなかでも淡いパープルのお花はひときわ輝いていました。
ふつうのつるありインゲンほど実のつき方に派手さはありません。
でも、これは春先に寒く、梅雨時に雨が降らず一足速い猛暑だった今年の気候のせいかもしれませんね。
また、こちらもそんなに肥料はいりません。
ふつうのインゲンよりも肥料の吸収力が高いため、わずかな肥料でもOKみたいです。
もうじき、豆が出来てきます…。
でも、猛暑でさすがにこのインゲン豆も参っているようです。
豆が出来たらまたアップします。
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紫色のインゲン豆。ツルで育つインゲン豆です。
品種名は・・・不明です。
4月末に種まき。
連休明けに発芽しました。
そして、6月に開花を初めました。
7月になると・・・。
さやを発見。
これがもう少し熟れてくると、あのパープルビーンズが出来てきます。
7月初めの、空梅雨のブルースカイのなかでも淡いパープルのお花はひときわ輝いていました。
ふつうのつるありインゲンほど実のつき方に派手さはありません。
でも、これは春先に寒く、梅雨時に雨が降らず一足速い猛暑だった今年の気候のせいかもしれませんね。
また、こちらもそんなに肥料はいりません。
ふつうのインゲンよりも肥料の吸収力が高いため、わずかな肥料でもOKみたいです。
もうじき、豆が出来てきます…。
でも、猛暑でさすがにこのインゲン豆も参っているようです。
豆が出来たらまたアップします。
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奈良県野迫川村の野菜シリーズの続きです。
今回は「野川真菜」のご紹介。
ちなみに、野川真菜は正式名称ではありません。通称名です。
正式名称(品種名)は不明です。
種まきは4月末、写真は5月末の様子です。
実際は葉っぱの色はもうちょっと濃いです。
葉っぱはハクサイみたいな感じです。
推測するに、春に種播き、梅雨に収穫。
あるいは秋に種播き、冬に収穫でしょう。
トゲが特徴。
触るとちょこっとチクチクします。
真菜なので、大和野菜の大和真菜の系統かと思ったのですが、
大和真菜はかぶの葉っぱみたいにギザギザがあるから、ちがう。
で、同じく大和野菜の下北春まなかと思ったのですが、葉っぱは確かに形は同じだけど、
こんなにトゲトゲしてたかな・・・。
でも、用途は下北春まなと同じだろうと考えてます。
理由は、下北春まなのふるさと、下北山村、野迫川村ともかつて林業が盛んな点。
そして、下北春まな、野川真菜ともに結構大きくなります。
また、下北山には郷土料理「めはりずし」といって、
細かく刻んだ下北春まなの漬物を混ぜたご飯を、同じ下北春まなの漬物で包んだものがあります。
山仕事をしていた人の昼食にしていました。
最後にご飯を漬物に包むというのもミソ。
辛味成分イソチオシアネートが含まれ、ピロリ菌や大腸菌の殺菌作用があるからです。
また、細かく刻むことでイソチオシアネートの吸収力UP。
葉っぱの大きさから考えると、めはりずしに使われていた可能性も考えられますね。
山東菜の一種かと思ったのですが・・・なんかちがう。
自身が栽培している山東菜との比較。
(下が山東菜です。)
ちなみに、こちらもそんなに肥料は要りません。
真菜と聞いたんで、大和真菜と同じ感じで元肥をやったのですが、
どうも多かったみたいで、葉っぱがかなり色が濃くなってしまいました。
生では青臭くてちょっと食べれませんが、
茹でておひたしにしたら濃厚でミネラルタップリといった感じで、
しかも食べやすく美味しかったです。
また、春~初夏はハクサイのない時期。
その代わりにもなりそうです。
野迫川村は標高が高く、白樺が生えているという特異な気候。
春~初夏もどちらかというと冷涼。
ということは村の人々にとってはまだハクサイみたいな菜っ葉類やカラダを温めるイモ類がほしいはずです。
野迫川村に野川真菜が定着した理由が分かりますね。
今度は秋にタネを播いて冬に収穫で面倒を見ていきたいと思います。
冬なら、鍋物にしたら最高かも・・・。
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今回は「野川真菜」のご紹介。
ちなみに、野川真菜は正式名称ではありません。通称名です。
正式名称(品種名)は不明です。
種まきは4月末、写真は5月末の様子です。
実際は葉っぱの色はもうちょっと濃いです。
葉っぱはハクサイみたいな感じです。
推測するに、春に種播き、梅雨に収穫。
あるいは秋に種播き、冬に収穫でしょう。
トゲが特徴。
触るとちょこっとチクチクします。
真菜なので、大和野菜の大和真菜の系統かと思ったのですが、
大和真菜はかぶの葉っぱみたいにギザギザがあるから、ちがう。
で、同じく大和野菜の下北春まなかと思ったのですが、葉っぱは確かに形は同じだけど、
こんなにトゲトゲしてたかな・・・。
でも、用途は下北春まなと同じだろうと考えてます。
理由は、下北春まなのふるさと、下北山村、野迫川村ともかつて林業が盛んな点。
そして、下北春まな、野川真菜ともに結構大きくなります。
また、下北山には郷土料理「めはりずし」といって、
細かく刻んだ下北春まなの漬物を混ぜたご飯を、同じ下北春まなの漬物で包んだものがあります。
山仕事をしていた人の昼食にしていました。
最後にご飯を漬物に包むというのもミソ。
辛味成分イソチオシアネートが含まれ、ピロリ菌や大腸菌の殺菌作用があるからです。
また、細かく刻むことでイソチオシアネートの吸収力UP。
葉っぱの大きさから考えると、めはりずしに使われていた可能性も考えられますね。
山東菜の一種かと思ったのですが・・・なんかちがう。
自身が栽培している山東菜との比較。
(下が山東菜です。)
ちなみに、こちらもそんなに肥料は要りません。
真菜と聞いたんで、大和真菜と同じ感じで元肥をやったのですが、
どうも多かったみたいで、葉っぱがかなり色が濃くなってしまいました。
生では青臭くてちょっと食べれませんが、
茹でておひたしにしたら濃厚でミネラルタップリといった感じで、
しかも食べやすく美味しかったです。
また、春~初夏はハクサイのない時期。
その代わりにもなりそうです。
野迫川村は標高が高く、白樺が生えているという特異な気候。
春~初夏もどちらかというと冷涼。
ということは村の人々にとってはまだハクサイみたいな菜っ葉類やカラダを温めるイモ類がほしいはずです。
野迫川村に野川真菜が定着した理由が分かりますね。
今度は秋にタネを播いて冬に収穫で面倒を見ていきたいと思います。
冬なら、鍋物にしたら最高かも・・・。
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今年の春、地元のある方とお会いする機会があり、
奈良県野迫川村の野菜の種を頂くことに。
いくつか頂き、栽培してみました。
いくつかあるのですが、今日はその1つ「野川キュウリ」をご紹介。
野川キュウリは、半白きゅうりの一種。
野迫川村で特に林業をされている方の水分補給として活躍されました。
詳しくは以前、ブログで書きました。
※こちらをご覧下さい。
で、ちょっと遅めの5月の大型連休に種まき。
発芽し始めた頃。
普通のキュウリと同じ感じですね。
実がなるまでは普通のキュウリと同じ感じですが、
違う点がいくつかあります。。
以下にあげると・・・
・ふつうのキュウリと比べて、そんなに肥料が要らないこと。
・育ちがゆったりで、生育期間が長い。
・葉っぱが普通のキュウリよりやや色が薄い。
肥料が要らない点は他の野迫川村の野菜にも共通しているかもしれません。
というのは、後ほどご紹介しますが、野迫川村の野菜を普通の野菜と同じように栽培したら、
葉っぱが黒っぽくなったのです。
つまり、推測するには、
野迫川村はやせた土壌(肥料分がもとから少なめ)で、そこに定着してたことから?
また、キュウリの肥料不足のシグナルは、
葉っぱが黄色いと思われがちですが、葉っぱと同時に、巻きひげも見る必要があります。
巻きひげが天に向かってピンと伸びていない、あるいは何かに巻きついていないのにきりきり巻いたときです。
この状態のときの巻きひげをかじると苦味、エグミを感じます。
天に向かってピンと伸びている巻きひげをかじると、キュウリの風味(甘み)を感じます。
ところが野川キュウリは巻きひげが天に向かってピンと伸びていても、葉っぱが黄色いです。
葉っぱが黄色いのを肥料不足と勘違いして肥料をドカッとやったらダメです。
野川きゅうりの赤ちゃん。
野川きゅうりの実
今月に入ってから実がなりだしました。
長さは15cm弱くらいで収穫。
あくまでもボクの独断と偏見ですが、
これぐらいの大きさが食べごろではないでしょうか?
思ったよりも実がなるペースがゆったりしているのは、
猛暑のせい?それともこの品種の特性?
それから、20cmくらいになると、そんなに大きく感じないのですが、
もう中に種が出来てきます。
収穫せずに成らしっぱなしにした実。
この中に種がいっぱい入っているはず・・・。
もうちょっとしたら、種をとります。
ちなみにキュウリの味ですが、
半白キュウリの割には思ったよりジューシーで独特の淡白にも感じる苦味があります。
かじってみて、林業の方の水分補給にしていたことが
何となく理解できます。
今度は断面やオリジナルの食べ方などをご紹介したいと思います。
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奈良県野迫川村の野菜の種を頂くことに。
いくつか頂き、栽培してみました。
いくつかあるのですが、今日はその1つ「野川キュウリ」をご紹介。
野川キュウリは、半白きゅうりの一種。
野迫川村で特に林業をされている方の水分補給として活躍されました。
詳しくは以前、ブログで書きました。
※こちらをご覧下さい。
で、ちょっと遅めの5月の大型連休に種まき。
発芽し始めた頃。
普通のキュウリと同じ感じですね。
実がなるまでは普通のキュウリと同じ感じですが、
違う点がいくつかあります。。
以下にあげると・・・
・ふつうのキュウリと比べて、そんなに肥料が要らないこと。
・育ちがゆったりで、生育期間が長い。
・葉っぱが普通のキュウリよりやや色が薄い。
肥料が要らない点は他の野迫川村の野菜にも共通しているかもしれません。
というのは、後ほどご紹介しますが、野迫川村の野菜を普通の野菜と同じように栽培したら、
葉っぱが黒っぽくなったのです。
つまり、推測するには、
野迫川村はやせた土壌(肥料分がもとから少なめ)で、そこに定着してたことから?
また、キュウリの肥料不足のシグナルは、
葉っぱが黄色いと思われがちですが、葉っぱと同時に、巻きひげも見る必要があります。
巻きひげが天に向かってピンと伸びていない、あるいは何かに巻きついていないのにきりきり巻いたときです。
この状態のときの巻きひげをかじると苦味、エグミを感じます。
天に向かってピンと伸びている巻きひげをかじると、キュウリの風味(甘み)を感じます。
ところが野川キュウリは巻きひげが天に向かってピンと伸びていても、葉っぱが黄色いです。
葉っぱが黄色いのを肥料不足と勘違いして肥料をドカッとやったらダメです。
野川きゅうりの赤ちゃん。
野川きゅうりの実
今月に入ってから実がなりだしました。
長さは15cm弱くらいで収穫。
あくまでもボクの独断と偏見ですが、
これぐらいの大きさが食べごろではないでしょうか?
思ったよりも実がなるペースがゆったりしているのは、
猛暑のせい?それともこの品種の特性?
それから、20cmくらいになると、そんなに大きく感じないのですが、
もう中に種が出来てきます。
収穫せずに成らしっぱなしにした実。
この中に種がいっぱい入っているはず・・・。
もうちょっとしたら、種をとります。
ちなみにキュウリの味ですが、
半白キュウリの割には思ったよりジューシーで独特の淡白にも感じる苦味があります。
かじってみて、林業の方の水分補給にしていたことが
何となく理解できます。
今度は断面やオリジナルの食べ方などをご紹介したいと思います。
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