朝の5時に目覚ましが鳴った。
今日は、仕事場のランニング仲間たちの恒例イヴェント、「八戸・青森間 100キロリレー(そういう正式名があるのかどうか、よく分かりませんが)」に飛び入り参加して途中の一区間を走る日。
同じ部局のDちゃんが車で家まで迎えに来てくれることになっているので、待たせちゃ悪いと早めの起床。
歯を磨いて顔を洗い、現地で着替えるのも面倒なので、家から走る態勢で待つことに。
I君とDちゃんと、スタート地点の八戸駅から走る一区のNさんという女性と一緒にワゴン車に乗り込み、いざ出発!
コンビニエンス・ストアでおにぎりとペット・ボトルのお茶を買い込み、走る前に軽めの食事を済ませる。
「みちのく有料道路」を通り、東北町を抜け、三沢市に入って八戸市まで。
空はどんよりと曇っていて、少し肌寒いほどだ。それにしても、あの数日前の異常な暑さは何だったんだ? そして昨日と今日の、この涼しい気温は。
落差が余りにも激し過ぎる。
仙台からの始発の新幹線が到着する、ちょうど8時37分に八戸駅の改札口をスタート。
ランナー全員で記念写真を撮り、一区のNさんの疾走を見送った。
車にそれぞれが別れて乗り込み、中間地点で走って来るランナーを激励しながら、伴走する形でタスキの受け渡し地点を目指す。
僕は、「おいらせ町」にある大型ショッピング・モール「下田ジャスコ」前から、三沢市付近までの約5キロを走る事に。
みんな走る前は、「ゆっくり走るから」とか「試合じゃないんだし気楽に走ろう」なんて言っていたのに、本番になるとそれなりにハイ・ペースな走りをする。
これだもんなあ。みんなズルいよなあ。
前者からタスキを貰い、いよいよ次の人が待つポイントに向かってスタート!
いきなり、なだらかな上り坂が続く。
東北本線と並行するように走り続ける。キツイ。自然とハイ・ペースになっていて、息がもう上がっている。ちょっとヤバいかも・・・。
コースの途中に、たくさんのモテルが立ち並んでいて、ちょうど10時過ぎということも手伝ってか、何組ものカップルが次々と出口から出て来る。
何なんだよ! みんなラブラブじゃん! こっちは独り七転八倒しながら激走してるっちゅうのに!
全然、こちら側には眼中にないようで、平気でキスするカップルもいるし!
後半はガクンとペースが落ち、やっとの思いでゴール・イン。
でも走る仲間たちが途中で何度も車から声援を送ってくれて、それが凄い励みになった。
ご苦労様でしたと、I君から貰った冷たいスポーツ・ドリンクがとても美味い。
こちらは無事に役目を終え、午後の所用が控えているため、一足お先に三沢駅から列車で青森へと向かった。
午後、所用を終え、最終ゴールとなる青森駅へと急ぐ。
多分、予想では夕方の4時半頃に最終ランナーが青森駅に到着するということなので、とりあえずの状況をDちゃんに携帯で聞いてみる。あと20分ぐらいでゴールということなので、まだ少し時間がある・・・。
海に出た。
青函連絡船「八甲田丸」が停泊しているその先の、海と市内と八甲田連邦が一同に俯瞰出来る、列車の引込み線が終わる場所に備え付けられた木製ベンチ。その上に腰を掛け、ぼんやりと周りの景色を眺めた。
心地よい海風がランニングで火照った体を優しく撫でる。
軽い筋肉の痛み。適度な疲労。そして、ちょっとした達成感。休日の午後の街。
穏やかな海に、雲間から太陽が照りつける。
こんな、のんびりとした土曜日の午後も中々いいものだ。何も考えず、ただぼけーっと空や海や風の音を聞いているだけ・・・。そう、ただ聞いているだけ。
この場所には、独りでたまに訪れる。
海から市内を望むような感じにさせてくれるからいい。ベンチも少し小高い丘の上に設置されているし。
夏風に乗って、青森駅のプラット・ホームに流れるアナウンスがここまで聞こえて来た。函館行きの列車が到着するらしい。
お盆の帰省客のUターンも、今日と明日がピークの終わりだろう。もうすぐこの街に初秋の風が吹いてくる。
いつまでもここにこうして独り佇んでいたい。
あと9日で誕生日。何かを本気で変えなければ・・・。
そんな、夏の終わりかけの土曜日・・・。
今日は、仕事場のランニング仲間たちの恒例イヴェント、「八戸・青森間 100キロリレー(そういう正式名があるのかどうか、よく分かりませんが)」に飛び入り参加して途中の一区間を走る日。
同じ部局のDちゃんが車で家まで迎えに来てくれることになっているので、待たせちゃ悪いと早めの起床。
歯を磨いて顔を洗い、現地で着替えるのも面倒なので、家から走る態勢で待つことに。
I君とDちゃんと、スタート地点の八戸駅から走る一区のNさんという女性と一緒にワゴン車に乗り込み、いざ出発!
コンビニエンス・ストアでおにぎりとペット・ボトルのお茶を買い込み、走る前に軽めの食事を済ませる。
「みちのく有料道路」を通り、東北町を抜け、三沢市に入って八戸市まで。
空はどんよりと曇っていて、少し肌寒いほどだ。それにしても、あの数日前の異常な暑さは何だったんだ? そして昨日と今日の、この涼しい気温は。
落差が余りにも激し過ぎる。
仙台からの始発の新幹線が到着する、ちょうど8時37分に八戸駅の改札口をスタート。
ランナー全員で記念写真を撮り、一区のNさんの疾走を見送った。
車にそれぞれが別れて乗り込み、中間地点で走って来るランナーを激励しながら、伴走する形でタスキの受け渡し地点を目指す。
僕は、「おいらせ町」にある大型ショッピング・モール「下田ジャスコ」前から、三沢市付近までの約5キロを走る事に。
みんな走る前は、「ゆっくり走るから」とか「試合じゃないんだし気楽に走ろう」なんて言っていたのに、本番になるとそれなりにハイ・ペースな走りをする。
これだもんなあ。みんなズルいよなあ。
前者からタスキを貰い、いよいよ次の人が待つポイントに向かってスタート!
いきなり、なだらかな上り坂が続く。
東北本線と並行するように走り続ける。キツイ。自然とハイ・ペースになっていて、息がもう上がっている。ちょっとヤバいかも・・・。
コースの途中に、たくさんのモテルが立ち並んでいて、ちょうど10時過ぎということも手伝ってか、何組ものカップルが次々と出口から出て来る。
何なんだよ! みんなラブラブじゃん! こっちは独り七転八倒しながら激走してるっちゅうのに!
全然、こちら側には眼中にないようで、平気でキスするカップルもいるし!
後半はガクンとペースが落ち、やっとの思いでゴール・イン。
でも走る仲間たちが途中で何度も車から声援を送ってくれて、それが凄い励みになった。
ご苦労様でしたと、I君から貰った冷たいスポーツ・ドリンクがとても美味い。
こちらは無事に役目を終え、午後の所用が控えているため、一足お先に三沢駅から列車で青森へと向かった。
午後、所用を終え、最終ゴールとなる青森駅へと急ぐ。
多分、予想では夕方の4時半頃に最終ランナーが青森駅に到着するということなので、とりあえずの状況をDちゃんに携帯で聞いてみる。あと20分ぐらいでゴールということなので、まだ少し時間がある・・・。
海に出た。
青函連絡船「八甲田丸」が停泊しているその先の、海と市内と八甲田連邦が一同に俯瞰出来る、列車の引込み線が終わる場所に備え付けられた木製ベンチ。その上に腰を掛け、ぼんやりと周りの景色を眺めた。
心地よい海風がランニングで火照った体を優しく撫でる。
軽い筋肉の痛み。適度な疲労。そして、ちょっとした達成感。休日の午後の街。
穏やかな海に、雲間から太陽が照りつける。
こんな、のんびりとした土曜日の午後も中々いいものだ。何も考えず、ただぼけーっと空や海や風の音を聞いているだけ・・・。そう、ただ聞いているだけ。
この場所には、独りでたまに訪れる。
海から市内を望むような感じにさせてくれるからいい。ベンチも少し小高い丘の上に設置されているし。
夏風に乗って、青森駅のプラット・ホームに流れるアナウンスがここまで聞こえて来た。函館行きの列車が到着するらしい。
お盆の帰省客のUターンも、今日と明日がピークの終わりだろう。もうすぐこの街に初秋の風が吹いてくる。
いつまでもここにこうして独り佇んでいたい。
あと9日で誕生日。何かを本気で変えなければ・・・。
そんな、夏の終わりかけの土曜日・・・。