CuniCoの徒然・・・岩下邦子の独り言

日々の暮らしの中で、立ち止まったり、すれ違ったり。私の中のアレコレを思いつくまま、気の向くまま。

前代未聞・・・

2012-11-20 06:04:38 | お相撲(スポーツ)のこと
大相撲九州場所・・・誤審。

このことについては、すでに色々なところで話されているだろう。

この取り組み、私は豪栄道を応援していた。
今場所、豪栄道の顔が違う。
中日に勝ち越しを決め、昨日も気合十分の顔だった。

そして、立ち合い。
踏み込みで横綱・日馬富士に勝っていた。
土俵際まで、横綱を追い込んだ。
しかし簡単には決まらない。持ち直した横綱・・・

落ち着け・・・落ち着け・・・と思った瞬間、式守伊之助が、止めた。
私は、何が起こったのか、狐につままれたような感じ・・・だった。

審判の手が上がり、「勝負あった」の声。気づいた式守伊之助が止めた。

審判が土俵に上がり、確認。ビデオ室とも連絡を取る。

誤審だった・・・やり直し。

前代未聞だ。

そう、審判長は、「やり直しという形で・・・」と言った。

同体だったときには、「取直し」という。

同体にしろ、行事差し違えにしろ、相撲の決着は付いている状態で審判が判断する。
もちろん、審判の手が上がって、勝負が終わることは、これまでもある。
その判断が、間違えていた・・・前代未聞だ。

しかし、審判が間違えたときには「やり直す」という記述が、どこかに存在しているのかもしれない。
審判長が、「取直し」と言わなかったときに、そんなことを考えた。
何事にも、間違いはある。
その間違いを確認し、認めた態度は、あっぱれだと思う。

プロ野球の日本シリーズでの危険球退場!
プレートアンパイアのジャッジは覆らない。
それが野球とわかっていながらも、納得できない。

最近のスポーツは、ビデオなどの判定が多用され、
少し興ざめしていた私ではあるが、あの日本シリーズはいただけなかった。

昨日の審判たちの真剣な確認作業、判定を誤審と認め、反省する潔さ。

やり直しの取り組みは、踏み込み日馬富士。
組まない作戦で、豪栄道不利ではあったが、それ以前に、立ち合いで負けていた。
後味の悪い一番となったが、集中を切らさず対応できた日馬富士を褒めるべきであろう。


豪栄道・・・今日は、白鵬に挑戦。がんばれ!!
白鵬大好きだけど、今日は豪栄道を応援することにしている。

我が阿武松部屋の関取衆の成績は、今ひとつだ。
あきらめないで、最後まで取りきる。
勝ちに対する執念・・・九州場所では、舛ノ山がお手本だ。

いつものことだが、目が離せない九州場所を大いに楽しんでいる私です。