CuniCoの徒然・・・岩下邦子の独り言

日々の暮らしの中で、立ち止まったり、すれ違ったり。私の中のアレコレを思いつくまま、気の向くまま。

フクシマのこと

2012-11-02 06:00:00 | 被災地のこと(記録と記憶)
これまであまり書かずにきた
『フクシマのこと』を書きたくなった。

それは、先日のユニークパーティーで司会をされていた方の
原発に関わる発言の記事などを読む機会を得たからだ。

私は、3.11のあと、4月27日に福島の三春町の避難所をおとづれた。
その時は『三枚のお札』という昔話を一人芝居に仕立てて、子どもたちに届けた。

その後、仕事の休みを利用して、
シャンソンとひとり芝居をもって、避難所や保育園をめぐった。

宮城では、山元町・亘理町・角田市・柴田町・多賀城市
福島では、新地町・南相馬市(原ノ町、鹿島)・西郷村・郡山市・二本松市・川俣町・飯館村

これまで、そのことを、あまり話したくはなかった。

私の行動を知り、寄付を寄せてくれたふたりの知人に報告しなくてはという思いもあり、
また、現地のこと、TVや報道の視点ではなく私の感じたことを伝えることは、
とても大切なことだと思い、文書にまとめたりもした。

それは、ごく限られた知人にのみお渡しした。

あの日から、もう少しで1年8ヶ月の時間が流れる。
私は、東京で日常を生きている。

6月のソロライブで、私は「原発はいらない」とはっきり言っている。
でも、ブログでそのことを言うことが、少し怖かった。

私の思っていること、感じてきたことを
私は、声高に叫ぶのではなく、静かに、しっかりと言いたい。伝えたい。

それにしては、能力が・・・足りない。
だから・・・書かずにきた。

ちゃんと、伝わるかどうかわからないけれど、
少しずつ、書いてみようと思った。
私の目線で。
そんな気持ちにさせてくれたSさんに感謝。

今日は・・・ここまで。
だって、書くとなると結構大変。

のんびり・・・日常の徒然のあいまに、書いていこうと思う。

今日は・・・書く気持ちになった報告。   に、とどめておこう。