常磐線のいわき駅は、私のとっては『平』
そんなこだわりを持ちながら、意識して訪れたのは今回が初めてかもしれない。
子どもが小さなころ、四倉舞子温泉にはいったことがある。
帰りにあぶくま洞に寄ったのを覚えている。
今回は、『ハワイアンズ』
子どもの頃から、常磐ハワイアンセンターの名前が気になっていた。
念願の・・・である。
その歴史を知っていて、一度は訪れたいと思っていたが、
映画『フラガール』が話題になり、また注目されていた。
福島の震災は、原発のことも大きく影響していて、
大変さの質が違う中で、ハワイアンセンターも大打撃を受けた。
そんなハワイアンセンターに行きたい。
そう思っていたが、なかなか機会がなかった。
例によって新聞屋さんのアンケートに答えて入場券をいただいた。
9月末使用期限の入場券二枚。
ソロライブもあり、なかなか厳しいスケジュール。
そのうえ、職場で退職者が出て、補充できていない・・・
そんな時に、以前から決めていたことだからと職場の人たちにも
「いっておいで」と快く送り出してもらった。
二日間の休みをどう使うか・・・
二日目は、早めに帰宅して・・・と思うものだが、
夜更かし朝寝坊の家人にそれを要求するのは厳しい。
ゆっくり出て、二日目に目いっぱい遊ぶ・・・計画となった。
ハワイアンズのホテル泊まりで、
ハワイアンズ二日間入場できるお得なパックもあるようだが、
私は入場券を手に入れているし、宿はいわき湯本温泉にした。
常磐道のICから向かったホテル。
源泉かけ流しの宿。
カーナビの指示通りに進むと、住宅街のいわゆる生活道路に入っていく。
え?ほんと、この道?
と思いながら進むと見えてきた。
実は、常磐線の湯本駅からは、一番奥のホテルで、
ICからだと、いわゆる温泉街の中心部は通らない。
だから、私には三軒のホテルしか見えないわけで・・・
なんと、寂しいことかと思ったわけだが、
大変失礼しました・・・20軒の温泉宿があるそうだ。
とはいえ、約40軒あった宿は、震災で半減。
いまだに宿の営業は苦しい状態が続いているようだ。
歴史ある豊かな湯量を誇るいわき湯本の温泉。
それだけではない、福島にはよい湯がたくさんある。
いわきのお湯も優しい丸いお湯でした。
お客様が訪れないと、温泉も閉鎖されてしまいかねない。
温泉は、ほんとうに疲れた心と身体を癒してくれる。
震災後、原発事故の影響で、観光客の数が震災前に比べると
少しは戻ってきていると言っても、いまだに大変な状況の福島県。
まだ、自宅に戻れない人もいる中で、
暮らしがそこに在る地域も大変な苦労をしている。
できることは少ないけれど、福島の温泉へ行こう!
と、みんなに言うことはできる。
ハワイアンズのホテルのお得パックの方が、断然お得・・・かもしれないが、
いわき湯本温泉の宿を選んでよかったと思う。
夏休みは、ハワイアンズの人気で、
少しは良かったのかしら?などと考えながら、
優しいまぁるいお湯のいわき湯本温泉が、
にぎやかな姿を取り戻しますように。。。と思った私なのでした。
そうそういわきの考古資料館・・・
埋蔵資料館ではありませんでした(^^;考古資料館です。
その考古資料館の展示品、素晴らしかった。
遺跡も市内にたくさんあって、驚きです。
今の時代のようにコミュニケーションツールがなかった時代。
それでも、いろんな文化や情報が行き来していて、
そこに生活があったんだな・・・と資料を眺めながら思いました。
というわけで、写真などはつぶやきに少しだけアップしています。
帰宅は午前一時を回ってしまいましたが、良い旅でした。
温泉三昧の二日間を過ごし・・・さぁ、遅番出勤しなくっちゃ。
お隣の雨戸が開く時間が遅かった・・・
その音で、そうか、今日は土曜日なんだと気付いた私です。
超過密スケジュールの9月は今日まで・・・
とはいえ、休む間もなく予定が押し寄せてくるなぁ・・・
まずは、手を付け始めたあの曲の訳詞をなんとか頑張るとしましょう(^^)