横綱照ノ富士にまず大きな拍手を、惜しみない拍手を送る。
相撲を志してから、様々なことがあった。
怪我や病気のこと以外にも・・・
そんな横綱照ノ富士は、素晴らしい横綱の在り方を示してくれた。
横綱白鵬について、その取り口や態度など、横綱にあるまじき姿・・・と何度か書いてきたが、
そういった批判が出るたびに、外国人を差別している・・・などとの声が散見されたが、そうではない。
何度か書いているが、白鵬は、変わってしまった。
変えたのは、周りかも知れないが、
やはり、大相撲の横綱とは・・・ということが理解できなかったのだろう。
強ければいい、勝てばいいのではないと云う事が。
元横綱稀勢の里を応援していたのも、日本人横綱誕生を切望していたのも、
どうも、その大切な『精神』は、やはり日本人でないとだめなのか・・・と思うに至ったからである。
が、
横綱照ノ富士は、その『精神』をしっかりもって、横綱として十五日間、務めたといえよう。
土俵入りでもそれは確実に見えていた。
自我の欲だけではない、端然としたその土俵入りは、本当に素晴らしかった。
また、優勝インタビューもそのことを確信させてくれた。
膝の痛みも抱えながら何番か長い相撲もあり、
途中少し雑になりかかったり、乱暴な感じが垣間見える瞬間もあったが、
初入幕し大関まで駆け上がったことろは、全く違う。
素晴らしい横綱の誕生に、大きな拍手を送りたい。
一方で今朝・・・横綱白鵬の引退が伝えられた。
残念ながら、なんの感慨もない。
横綱の引退にこれほど心が動かなかったことはない。
残念である。
強くて嫌われた元横綱北の湖だって、白鵬のそれとは違う。
横綱の強さであったし、みんなその引退を惜しんだ。
ファンもそうでない人も、みんなその引退を惜しんだ。
横綱とはそういうものだ。
こんな状況にしてしまったのは、相撲協会の責任も大きいと思っている。
そして親方の責任も大きいと思う。
横綱白鵬のような考え方の力士は、今後増えるかもしれない。
その時に、どう指導していくか、きちんと考えておかないといけない。
長い間、気分悪い取り口を見せられた相撲ファンは、少なくないと思っている。
さて・・・横綱のことはこれくらいにして・・・
阿武咲のことを書かずにはいられまい。
良く辛抱した十五日間。
よく頑張った十五日間。
まっすぐにぶつかっていった十五日間。
今場所は充実していた。
立ち合いに変化され負けた相撲。
足が出ずに負けた相撲。
課題は、本人が一番わかっている。
が、精神は間違っていない。
阿武咲は言った。
「変化するとは思っていなかった。」
相手の変化ぐらい頭に入れとけという人もいるだろうが、
突き押し相撲で、当たっていくときに相手の変化なんて考えてられるかってんだ!
と私は思う。
変わられたときについていける身体能力を鍛えるだけである。
阿武咲は今の前へ出る力が勝っているのだ。
もちろん、並外れた身体能力があるからこそ、幕内で定着している。
それをさらに鍛えた時に、さらに上に行けるのだと思う。
阿武咲はこうも言った。
「弱いから負ける。」
本気でそう思えてるなら、大丈夫だ。
強くなる。
私はそう思っている。
貴景勝の精神力は、素晴らしい。
やはり、首の状態が良くないのだろう。
勝ち越したあとの相撲は、頭で当たっていけなくなっている。
とにかく、今は治療に専念し、九州場所にむけて準備をしてほしい。
長くなるので他の関取については書かずにおこう。
やはりコロナ禍で、稽古不足を感じた場所ではあった。
私も、仕事柄、コロナ禍で、対応に追われたが、
やっと相撲のことかける気分になってきた。
感染対策はしばらくしなければならないが、もうしばらく・・・だと思っている。
トンネルは、もうすぐ抜けられる・・・そう思っている。
コロナ禍で、工夫をしながら、場所を開催してくださる協会の努力と
感染対策しながら稽古し、場所を務めた全力士に感謝したい。
元気をもらいました・・・ありがとう(^^)/
相撲を志してから、様々なことがあった。
怪我や病気のこと以外にも・・・
そんな横綱照ノ富士は、素晴らしい横綱の在り方を示してくれた。
横綱白鵬について、その取り口や態度など、横綱にあるまじき姿・・・と何度か書いてきたが、
そういった批判が出るたびに、外国人を差別している・・・などとの声が散見されたが、そうではない。
何度か書いているが、白鵬は、変わってしまった。
変えたのは、周りかも知れないが、
やはり、大相撲の横綱とは・・・ということが理解できなかったのだろう。
強ければいい、勝てばいいのではないと云う事が。
元横綱稀勢の里を応援していたのも、日本人横綱誕生を切望していたのも、
どうも、その大切な『精神』は、やはり日本人でないとだめなのか・・・と思うに至ったからである。
が、
横綱照ノ富士は、その『精神』をしっかりもって、横綱として十五日間、務めたといえよう。
土俵入りでもそれは確実に見えていた。
自我の欲だけではない、端然としたその土俵入りは、本当に素晴らしかった。
また、優勝インタビューもそのことを確信させてくれた。
膝の痛みも抱えながら何番か長い相撲もあり、
途中少し雑になりかかったり、乱暴な感じが垣間見える瞬間もあったが、
初入幕し大関まで駆け上がったことろは、全く違う。
素晴らしい横綱の誕生に、大きな拍手を送りたい。
一方で今朝・・・横綱白鵬の引退が伝えられた。
残念ながら、なんの感慨もない。
横綱の引退にこれほど心が動かなかったことはない。
残念である。
強くて嫌われた元横綱北の湖だって、白鵬のそれとは違う。
横綱の強さであったし、みんなその引退を惜しんだ。
ファンもそうでない人も、みんなその引退を惜しんだ。
横綱とはそういうものだ。
こんな状況にしてしまったのは、相撲協会の責任も大きいと思っている。
そして親方の責任も大きいと思う。
横綱白鵬のような考え方の力士は、今後増えるかもしれない。
その時に、どう指導していくか、きちんと考えておかないといけない。
長い間、気分悪い取り口を見せられた相撲ファンは、少なくないと思っている。
さて・・・横綱のことはこれくらいにして・・・
阿武咲のことを書かずにはいられまい。
良く辛抱した十五日間。
よく頑張った十五日間。
まっすぐにぶつかっていった十五日間。
今場所は充実していた。
立ち合いに変化され負けた相撲。
足が出ずに負けた相撲。
課題は、本人が一番わかっている。
が、精神は間違っていない。
阿武咲は言った。
「変化するとは思っていなかった。」
相手の変化ぐらい頭に入れとけという人もいるだろうが、
突き押し相撲で、当たっていくときに相手の変化なんて考えてられるかってんだ!
と私は思う。
変わられたときについていける身体能力を鍛えるだけである。
阿武咲は今の前へ出る力が勝っているのだ。
もちろん、並外れた身体能力があるからこそ、幕内で定着している。
それをさらに鍛えた時に、さらに上に行けるのだと思う。
阿武咲はこうも言った。
「弱いから負ける。」
本気でそう思えてるなら、大丈夫だ。
強くなる。
私はそう思っている。
貴景勝の精神力は、素晴らしい。
やはり、首の状態が良くないのだろう。
勝ち越したあとの相撲は、頭で当たっていけなくなっている。
とにかく、今は治療に専念し、九州場所にむけて準備をしてほしい。
長くなるので他の関取については書かずにおこう。
やはりコロナ禍で、稽古不足を感じた場所ではあった。
私も、仕事柄、コロナ禍で、対応に追われたが、
やっと相撲のことかける気分になってきた。
感染対策はしばらくしなければならないが、もうしばらく・・・だと思っている。
トンネルは、もうすぐ抜けられる・・・そう思っている。
コロナ禍で、工夫をしながら、場所を開催してくださる協会の努力と
感染対策しながら稽古し、場所を務めた全力士に感謝したい。
元気をもらいました・・・ありがとう(^^)/
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