CuniCoの徒然・・・岩下邦子の独り言

日々の暮らしの中で、立ち止まったり、すれ違ったり。私の中のアレコレを思いつくまま、気の向くまま。

咳の風邪、流行ってるみたいです(>_<)

2019-06-29 22:30:00 | 華麗なる加齢 あるいは 身体
決して美味しくはない。
薬嫌いでは、ある。
が、限界で、今日から、服用。



咳がひどい。
熱はない。
身体がしんどい。
ひき始めじゃないから、効かないかなぁ。。。

昨夜は・・・結構、お医者様がたくさんいる『場所』にいた。
整形のドクターに五十肩の話をすると「運動しかないな」と言われ、
風邪気味だぁと内科のドクターに言ったら「どこが風邪?」と言われ(笑)
そして「最初脇が痛かったからセンチネルリンパ節かと思ったけど、五十肩だった」
とお喋りしていたら、どこぞで聞いた声。
お世話になっている乳腺外科のドクターとも久しぶりにお目にかかり、
「嚢胞が出来てる!」とニコニコして報告すると
「自己判断は駄目だよ」と優しく言われた。
半年ごとの検診を言われているのに1年サボった(^^;
予約するお約束をした。

5月の後半から全力疾走したツケがきたなぁ。
ギリギリの人員でのシフト勤務なので、仕事も休めない。
なんとか乗り切らなくっちゃデス。
とりあえず、1日のレッスンまでに、
咳が治まること願いながら、葛根湯を飲もう。
食欲もないが『医食同源』と師匠に言われそうだ。
お粥でもなんでも食することにしよう。
それと、充分な睡眠。

今日も休憩時間は睡眠にあてた。

さぁ、本日のお仕事終了!
それなりに、忙しかったなぁ。
明日も今日より忙しいであろう勤務を勤め上げる。
他はキャンセル。。。

レッスンに備えるぞぉ・・・
と思ったら少し元気になった(^^)
まぁ、全く集中できないから備えると言っても、何ができるのやら(^^;
師匠にうつさない。
それが一番大事!
咳の風邪、どうやら流行ってる。
みなさまくれぐれもご用心召され。

しかし、この季節のマスクは、蒸すなぁ(笑)

案ずるより産むが易し

2019-06-28 08:35:00 | 表現にからむ様々なこと
自分が若いと思っていた。
結構、自分より年下の素敵な人たちが輝いている。
あぁ、もうかなり時は流れたんだ・・・と気づく。
そんな中、偉大なる諸先輩もバリバリに頑張っている。
劇団の同期だったあの子もずっと頑張っている。

みんなそれぞれに真正面から向き合って、素敵だ。

特別だけど特別じゃないもの。
普通だけど普通じゃないもの。
そういったあれこれは、
誰かが見て思うことで、『私は、私』なんだよなぁ。

で、じゃぁ、お前はどうよ、CuniCoは一体何してるって思う。
まぁ移り気で、いろんなこと感じると、
突っ走っちゃうタイプでは、ある。
とは言っても、我儘放題ってタイプでもない。
誰だって、いろんな面を持ってるわけだ。

もっと自由になりたいと思っても、
手枷足枷を切ることなんざぁ、私にゃできない。
そんな甘いことでどうするんだなんつぅ評価も
他人様が勝手にすることで、CuniCoはCuniCo。
いっぱい引きずりながら立っている。

そんな私にも、こっりゃたまらんって思う人、いる。
いいなぁ、って感じること、ある。

昨夜、大友良英さんのギターを聴いた。





リューダスとの共演以来、二度目。
いやぁ、やっぱたまらんなぁ。
すごい。
ギターという楽器が沢山の景色を見せてくれる。
洞窟の奥の木霊に聴こえたり、
草原の静寂になったり、
湖畔を吹く風になったり、
地下水道に響き渡る金属音になったり。
やっぱ、たまらん。

で、実は、とにかく、9/21と10/10、
一緒にやってくれる人見つけなきゃってことになって、悶々としていた。
こりゃたまらんって思った人は、何人かいるのだが、
その一人のことが、胸の奥にあって、悶々としていた。

胸の奥の想いを、おととい、伝えた。
こりゃたまらんって思う人に、伝えた。

そして、スケジュール調整がついたとのご連絡(^^)

なんと、嬉しや嬉し。
案ずるより産むが易し。

私が、よろめきすっ転んでも、
私が、突っ走り始めても、蹲っても・・・大丈夫だ。

ご一緒していただくピアニスト。
それは、山口コーイチさん。







これまた、すごいんだな。
これまた、素敵なんだな。
これまた、たまらん『音』を出す。
そして、私より、確実に、若い。
まぁ、年齢なんて、関係ないんだけれど、ね(笑)

さぁ、2019後半戦も、思う存分楽めそうだ(^^)
よろめきすっ転べるくらいに、ならなくっちゃ!

7/21(日) 15:00start CuniCo×大由鬼山(尺八)
8/21(水) 15:00start CuniCo×大由鬼山(尺八)
9/21(土) 15:00start CuniCo×山口コーイチ(pf)
3,000円(1drink in.) @Bitches Brew for hipsters only

10/10(木) CuniCo×山口コーイチ
19:00start 3,000円(drink別) @l’ateleir

10/21(月) 19:00start CuniCo×ケミー西丘(pf )
11/21(木) 19:00start CuniCo×大由鬼山(尺八)
12/21(土) 15:00start CuniCo×大由鬼山(尺八)
3,000円(1drink in.) @Bitches Brew for hipsters only

案ずるより産むが易し。。。
いやぁ、産んだあと育てるのも結構、大変ではあるけどな(^^;
そして、結構、私にとって、タイトなスケジュールでは、ある(^^;

あ、遅刻してしまいそうだ!
時計は、容赦なく動き続けている。。。

2019/6/21のGig

2019-06-22 12:21:01 | 表現にからむ様々なこと
まずは、お客さまとケミーさん、杉田さんに心から感謝。
心を寄せてくださる皆さまにも感謝です。
無事終了いたしました(^^)

五十肩の痛みと不自由さが進んでいる中、
容赦なく、その日はやってきた。

左手で反対の耳をさわれないどころか、
頭のてっぺんに触るのがやっとであり、
気がつけば、上腕を身体にくっつけている。
無意識のうちに庇っている。

病んでいるところがあると集中力に欠ける。

ギリギリまでコトバ探しをしていた。

曲を決めることより前に、
今、この瞬間に感じることを自分の言葉で。

もう何年前になるだろう・・・
渋谷l’atelierのライブの時、『ガンジー』の言葉をその中で使った。
10代の頃からの私を知る演出家が、言った。
「邦子の言葉の方がいい。邦子の言葉を聞きたかった。」と。

今回用意した言葉(詩や台詞)は3つ。
4つあったが、4つ目は納得できず使わなかった。
安直な言葉が並んだ感じだったから。
単純と言うより、説明的な感じで、気に入らなかった。

さて・・・
ひとつは、今感じていることを、曲とは関係なく綴った。
その言葉には『幽霊』がフィットする。
で、1曲めは『幽霊』で決まり。

曲から連想する景色を綴ったもの。
これは『朝日楼』につながる。

そして、公判に向かう前のお定の回想とも夢ともつかぬ台詞。
曲のはじめの台詞へのプロローグ。

この3つの言葉たちは、21日の午前0時を過ぎて、やっと決まった。

そして、その新しいコトバたち以外に9日のl’atelierのライブで
同じ試みでコトバを添えた『暗い日曜日』で最初のステージを締めた。

2st・・・
『我が麗しき恋物語』
『JOJO 』
『グルジアの歌』
『リリーマルレーン』
『バラ色の人生』
『水に流して』

休憩時間は楽しいおしゃべりでくつろいで(^^)

落ち着いた時間が流れたという感じだった気がする。

杉田誠一氏が撮影してくださった写真を報告がわりに。。。


私の大切な人形が今回共演。
もう布もちょっと触るとボロボロで。。。
でも、このお人形大好きなんです。
Bitchesで留守番役に抜擢されました😊


手の表情をいつも捉えてくださる。


名前、考えてあげよっと。
いつもお留守番してるので、Bitchesで会えます(^^)


手の表情という意味では、この写真も素敵。
ケミーさんのこの手が、しなやかでクリアな音を生む。


鍵盤にクリアな影が落ちている。
こんな瞬間を捉える。
凄いなぁ。。。


いろんな表情するんだなぁ・・・
と杉田さんに撮っていただくようになって、初めて知った。


こんな表情も(^^)
杉田さんは、いろんな瞬間を切り取る。


手の表情もだけれど、私が見つめているものを一緒に見てくれている気がしてならない。


上の写真と比べるとほとんど同じなのだが、私の内面は変化している。
その瞬間を切り取るのって、ほんと、凄い。


本当にいろんな表情捉えてくださり、感謝。


これは、スタートして少したった時の写真。
右手で人形を引きずりながら登場。
人形を持ち上げてまず左手で抱え右手に抱え直した。
左腕が、重く感じ、身体にへばりつく。
この瞬間のこと、割と覚えていて、このままじゃダメ、
動かせる範囲で動かさなきゃって思った瞬間。
その瞬間の写真。
不自由なフォルムだ。。。

杉田さんが切り取ってくださる瞬間は、とても勉強になる。

で、どうだったか。。。
いつも言うことだが、また、歩き始めます。

7/21(日)と8/21(水)は共に15時start。
with 大由鬼山(尺八)
3,000円(1drink in.)
@Bitches Brew for hipsters only


ご来場お待ち申し上げております(^^)


自分のやりたいこと

2019-06-18 15:45:42 | 表現にからむ様々なこと
2010年、私は、『声』というか『喉』を整えておきたいと思った。
『コトバ』で表現する機会がやってきたら、
『文字』ではなく、『声』で表現する機会がきたら・・・
その時のために、身体も整えて、喉も整えてと思った。
そして、シャンソンのグループレッスンに参加した。

それから8年経って、Bitches Brewと出会い、さらに1年が経過した。

この1年は、本当に様々なことがあった。
悲しい別れも、嬉しい出会いも、いろいろ、あった。

自分のやりたいこと・・・
もしかしたら、それをカタチにする条件が、
少しずつ整ってきているのかもしれない。

自分のやりたいこと・・・
その片鱗が現れるか否か。
いや、それは、もうすでに現出しているのかもしれない。


6月21日(金)19:00start 3,000円 1drink付き
CuniCo(歌・語り)×ケミー西丘(pf)
@Bitches Brew for hipsters only
東急東横線白楽駅下車5分











ゴジラとGodzilla

2019-06-16 11:24:08 | 表現にからむ様々なこと
Godzilla: King of the Monsters・・・納得できないなぁ。
というか、ゴジラとGodzillaは、似て非なるものだと思っていたが、
それが、正しいということをしっかり刻むこととなった。

日本で『ゴジラ』が誕生したのは1954年
その時代背景の中で、覚悟をもって、
そして、強い意志を持って、誕生したであろう『ゴジラ』
その最初の『ゴジラ』から62年、
28作目から十二年の時を経て公開された『シン・ゴジラ』は
現代において、その社会性を見事に表現するモノになっていた。

人間は、共通した苦難を目の前にしたとき、
『敵』がはっきりしているときには、
それが大きな力となり、
どんなに『敵』が不動のものに見えても
立ち向かっていくものであると私は考える。

しかし、一方で、その『敵』が巧妙にその姿を隠し
『情報』も管理統制操作され、
『なんとなく』生存できる状態だと、
その力は分散し、立ち向かう『敵』を見失い、
できればもめごとは避けたいという態度が蔓延していく。
現代社会は、そんな状況なのではないか・・・
そんな状況下で、『シン・ゴジラ』は、
あの時代の『ゴジラ』の精神を受け継いでいたという感がある。
社会性があり、表現したいことを『映画』という手法でちりばめていた。
さすがだ・・・と、
良い映画だ・・・と、
思ったことを覚えている。

が、長期短期記憶が望めない我が頭はそれを具体的には語れない(^^ゞ

さて『ゴジラ』の芹沢大助は、その姿に科学者の葛藤、プライドを見ることができる。
芹沢が自らの死をもって、「オキシジェン・デストロイヤー」を葬り去る姿は、
特攻精神ととられがちだが、私には科学者の苦悩と葛藤とプライドが、
彼に『死』を選ばせたとしか思えない。
「もし世界の為政者らにこれを知られたならば原水爆と同様に悪用されることになる」
彼は、資料を燃やしてほおむりさっても、自分の頭にその設計図は残っている。
それを求める輩が自分を放ってはおかないし、
自分の心だってそれを拒否しきれるといいきれない。
と人間の弱さをきちんと認識している・・・そんな芹沢の葛藤を見事に描いている。
芹沢の『死』は自らの意志であったことが『特攻』との大きな違いである。

『ゴジラ』は多くのことを私たちに考えさせる。
私が涙するのは銀座のデパートで子ども二人をかばいながら母親が
「お父さんのところへ行けるよ」というシーンである。
おそらく戦死したであろう夫。
戦後日本中に多くの人たちが同じような状況で頑張って生きていた。
時には、『死』を選びたくなる時もあっただろう。
子どもを抱きしめながら、話しかける母親の姿に涙する。
実は、この親子あとの場面で、その生存が確認できる。
そこで、思いっきりほっとする私なのです。

映画史上の名作であるといって過言ではない『ゴジラ』
そこには人間がしっかり描かれ、社会が凝縮されている。
『怪獣』という姿を借りて、水爆実験ノーをきちんと示している。

そんな私が観たら、違和感だらけであるハリウッドの『GODZILLA』

リブートであると理解しつつも、やはり・・・
いろいろ思ってしまうのが人の性でしょうかねぇ。。。

特に今回、芹沢博士の死に方は、そりゃ違うでしょ・・・と思ってしまう。
なにしろわざわざ『芹沢』の名を使っている。
あの『芹沢』だ。
それぞれに思い入れがある、あの『芹沢』だ・・・

GODZILLAの立ち位置も違う・・・
なんかなぁ・・・
なんかなぁ・・・

怪獣バトルの娯楽映画として割り切って観ればいいと
自分に言い聞かせるが、いろんな点で釈然としない。

まぁ・・・日本人なんだな・・・と思わなくもないが、
日本人がみんな同じ感想ってわけでもないしな・・・

あ・・・こんな時間だ。

とりあえず、このあたりにしておこう。。。

この話題から、杉田さんから『シェーン』の話を聞いた。
どこでどうなって、『シェーン』につながったのかよくわからないが、
『シェーン』も観直さなくっちゃと思った私なのでした(^.^)