ウサチーロのとりあえず日記 Part 2

日々の記録および3人兄弟の成長日記。

カブ、初めてのER

2010-01-18 11:54:04 | カブ1歳
実は昨日日曜日、ERに行く羽目になりました。ご覧の通りカブはおでこを5針も縫いました。

発生場所は、うちから一時間ほど離れた町です。この町は前に住んでいた町に比較的近く、私たちは夫の以前の同僚とランチを一緒に食べるために、もう何度も行っているお気に入りの中華料理屋にいました。この店は小さくて、端っこの席でいつもその店の子が宿題をしているようなところです。食事がほとんど終わって、子供たちが騒ぎ出し、席を外したがったので、しばらくその店の子たちと遊んだりしておとなしくなるかなと思って放したのが間違いでした。店の端っこでしばらく遊んでいたかと思うと、カブが大泣き。見たら、おでこがぱっくり割れている!

その場を見ても壁があるだけで、他に何もないので、カブが勢い良く激突したとしか思えません。多分興奮して、壁に向かって転んだのでしょう。ちなみにその店の子達は小学生くらいの女の子で、近くで見ていたけどカブやこぐまと接触はありませんんでした。誰かが押したとかそういうわけでもないのです。それだけで何でこんなになるのか不思議なのですが。

最初血がでたのですが、ナプキンで押さえたらそれほどでもなかったので、一度落ち着いてよく見ると、傷は深そうです。しばらく抱っこしていたら泣き止んだので、それほど痛くないのかなと思ったのですが、とにかく「ぱっくり」割れているので、これは縫わないとだめだなと思いました。幸いほんの1マイルほどのところに病院があったのでERに直行しました。

ちなみにカブは、歩き始めた頃から本当に良く転ぶ子で、しかもいつもぶつけるのは頭部なのです。もともと「でこちん」でもありますが、しょっちゅうたんこぶができています。親がちゃんと見ていないからだと言われてはおしまいですが、親が近くにいても、後ろを見ながら走って壁に激突したり、すでに何度も引きずり下ろした椅子から落ちたり、など、もうお手上げのケースがほとんどです。そして痛い目にあっても気をつけない(子供だから?)ところがますます困ります。こぐまはこれくらいのときでも、一度痛い目に合ったら気をつけていて、怪我をすることはほとんどなかったのですが。カブの場合は本気で、ヘルメット(しかも顔やおでこもカバーできる、アメフトのヘルメット)が必要かな、と考えたものです。

最近は足取りも少しは確かになってきたので、大丈夫かなと思った矢先に・・・しかも壁という全然たいしたことない場所で、こんな大怪我をするなんて・・・

さてERで、こんな小さな子が頭から血を流しているというのに、結構待たされました。その間こぐまとカブがいつものようにちょろちょろして、大変でした。結局、1時間くらい?して、縫う手術を行いました。夫とこぐまは外に出て、私はカブの横で見ていたのですが、これが一番痛そうで、本当にかわいそうだった。やる前から、縫うのは痛いだろうな、かわいそうだなと思ったけれど、こんなにぱっくりあいていて、多分頭骸骨が出ている状態では、自然治癒は無理なので、仕方ありません。

まずはミイラのように毛布でぐるぐるまきにされて、動けなくされました。子供はこれだけでも恐怖と不快感で大泣きでしょう。そして泣き出したカブ。そのあと傷に直接部分麻酔。注射を5回くらい刺してたかも。これで見る見るうちに傷がぷっくりと膨らみました。ここからカブはさらに号泣。ここからは、顔にカバーをされました。他の部分が汚れないように、という説明でしたが、小さい子が大泣きしているのを医者も見るのがいやだからじゃないかと思ってしまいました。そして傷の消毒なのですが、傷口を見たら、壁の赤いペイントがたくさん残っていたらしく、その前に医療用の水で洗い流されました。傷の消毒も終わると、縫うほうです。ここで、カブは、「いたいよ~いたいよ~」といい始めました。本当にかわいそうで、できることなら代わってあげたかったけど、できないので、「カブちゃん、もう少しだから頑張って」と言うしかありませんでした。

手術が終わって、カブを抱っこしていたら彼はすぐ寝てしまい、帰りも家までずっと寝ていました。夜は元気になって遊んでいたけど、時々おでこを指して「いたいよ」と言っていました。

一応頭部を打ってるので、寝ているときも1度くらい起こしてみることということだったので、心配なので昨夜は一緒に隣で寝ましたが、特に変わった様子もなく、ぐっすりと眠ったようです。

そして今朝は今まで以上に元気100倍で、痛いとも言わずまた機嫌よく1日過ごしました。昨日夕方と夜たっぷり寝たから機嫌が良かったのでしょうか。

私は夜、手術のことを考えてなかなか寝付けませんでしたが、本人はすっかり忘れているようでよかったです。

こんな小さいのに本当に痛い思いをさせてしまって申し訳ないです。場所はおでこの端っこで、目立たないといえば目立たないので幸いですが、傷が残らないといいのですが。それにしてもこの程度で済んで本当に良かったと思います。

なんで出産が近くなるとこうなのかな?というのも、カブが生まれる直前も、こぐまが原因不明の嘔吐を繰り返して、とても心配したものです。偶然なのでしょうか?