kyoの今日を楽しく☆

趣味の陶芸・食べ歩き・映画鑑賞などを通じて毎日を楽しく充実して過ごせたらと思っています!

「ほり川」

2006年01月16日 20時43分35秒 | 旅行
今日は、カニバスでまた大阪へ戻る日なのですが、
その帰りにちょっと、出石へ寄ってくれることになっています。

もちろんっ、出石といえば「お蕎麦」ですよねぇ。
それについては、苦い思い出が・・・

去年のことなのですが・・・
同じようにカニバスで、出石まわりで
帰ることになっていたので、お蕎麦やさんが山ほどあるのは
知っていましたので、せっかくならば美味しいお店で食べたい!!
と思い、行くお店を事前にピックアップしていました。
が・・・しかし、雪が積もっていることもあり
そのお店がよく分からず探し回っている内に、時間も無くなって来て・・・

お店をなんとか見つけて、お蕎麦を注文出来て
ほっとしたのもつかの間・・・
周りを見渡すと、私達よりもあきらかに先に入っていた人達
みんなが、お蕎麦が出てくるのを待っているんです・・・
私「もしかして、時間かかります??」
店「はい~、打ち立て、湯掻きたてにこだわってますので~
  順番に出ますのでねぇ~」
私(はぁ・・この分だと完全にバスの集合時間に間に合わない・・・)
 「すみません・・・、バスの集合時間に間に合いそうにないので
  キャンセルさせて下さい・・・」
ということで、もう食べる気満々で、そばつゆに山芋・たまごを
入れて用意していたので、その分のお金だけ払って
後ろ髪を引かれながら、お店を後にしたのでした・・。

という前例がある為に、行きたいお店は決まっていましたが
バスの駐車場の場所と、集合時間によって
妥協してお店に入るつもりでした。
しかし、道も空いていて早めに到着出来たこともあり
1時間10分のランチタイムもくれた上に
駐車場が、行きたいお店に一番近い所だったんです、ラッキー

お店「ほり川」は、お友達家族が小さい頃から
出石に行く度に、ここって決めているという話を聞いて
行ってみたいなぁ~と思っていたんです。
11時半というお昼前の時間でしたので
お店には、お客さんはまだいませんでした。

ですので、注文してしばらく待つと、意外と早く
お蕎麦が運ばれてきました。
皿そばと言われるだけあって、1人前を5皿に分けて
少しづつ乗せて出てきました!
おばさんが、「初めてですか?」と。
私「は~い」
おばさん「お酒大丈夫?もし良かったら、酒そばっていう食べ方も試してみ
て。」とやり方を教えてくれます。
普通はそば猪口に、そばつゆを入れてそこに蕎麦をつけて食べますが、
小分けにされたお皿の1つに、そばつゆを少しかけ、ネギを散らして
その上に少~しだけ、お酒をかけるんです。

食べてみると、さっぱりしていて、美味しい☆
そばつゆが薄まって、お蕎麦の味がよくわかります。
コシのつよいお蕎麦をよく噛んで食べると、ほんわりお蕎麦の味が。
もちろん、そば猪口で普通の食べ方も出来ます。
でもそばつゆが少し濃い目なので、酒そばの方がそばを味わえる気がしました。
ちなみに、この食べ方はこのお店独自のものらしいです~。

このお店には、たくさんの色紙が飾られてあって
芸能人がたくさん来るのか??と思って見ていたら
どうも一般人ばかり。
家族や友人達と来た記念に、一人何皿食べれたかということを
書いてあります。
一番最高枚数は、130枚らしいですよ

中には、毎年家族で来ていて、子供が小学校の頃から来年は社会人になるまでの
記録が並んでいます。食べる枚数が、成長と共に増えているのを見て
なんだか微笑ましくなりました。
男の子二人なのに、ちゃんと毎年家族揃って来ているということは
とても仲良く、優しい子達なんだなぁ~と。
毎年の恒例行事にするのも、とても記念になっていいものですね。

帰り際には、誰かの紹介ですか?と聞かれたので
お友達の家族の名前を言ったら、きっとお顔を見れば分かると思います~!
よろしくお伝え下さいと、とても丁寧なおばさん。
そして、入口付近に置いてあるそばかりんとうを
指をさして、美味しそうっと言いながら、お店を出ようとしたところ
おばさんが、「美味しいよっバスでつまんで~」とくれちゃいました!
おばさん、おそば一人前840円なのに、そんな商売の仕方してたら・・・
とこっちが心配しちゃう程、良い人でした。

ありがとう!おばさん&K家のみなさんっ。
(ちなみに、そばかりんとうも私の大好物!特にほり川に置いてあったように
 細くて、堅そうなのが好みなのです☆)