kyoの今日を楽しく☆

趣味の陶芸・食べ歩き・映画鑑賞などを通じて毎日を楽しく充実して過ごせたらと思っています!

「大福茶会」

2006年01月03日 21時17分07秒 | 陶芸
今日はお正月の恒例行事の「大福茶会」へ行って来ました!

「大福茶会」とは陶芸の先生が岸和田市にある趣のある「田舎家」で
毎年1月3日に開いている茶席で、もう10年以上も続いているイベントなのです。
毎年、近所の人から遠くからわざわざやって来る人まで約200人以上が
楽しみにしているものなのです。とても、日本のお正月らしいイベントなので
外国人留学生を連れて来ている人も見かけます。

「田舎家」とは、京都にあった古い昔からある風情のある建物を
最初は、岸和田城の隣に移築して使っていたらしいのですが
だんだん古くなってきて、先生が陶芸をしているということで
建物の木材を薪窯の薪にしませんかというお話が有り、行って見てみると
古くなっているものの、まだまだしっかり建っていてもったいないので
先生の敷地内に移築してきたらしいです。

2階建てで中に入ってみると、今で言うところの吹き抜け・ロフトがあり
天井が高くて広々とした印象です。
いろりや火鉢もあって、とてもいい雰囲気

まず受け付けで1000円を払って、受け付けNoの書いたチケットをもらいます。
私は今回はNo196
いろりの傍であったまりながら、ゆっくりと待っていると
「どうぞ~」と呼ばれます。
1階の広めの茶室に15人程詰めて座ります。
そこへ、先生登場!&大きな大きな茶碗も登場

そうなのです!この茶席は普通のものではなく
写真のように一人では持てない程の大きな茶碗を使ったものなのです
(隣の煙草の箱と比べて分かりますでしょうか?)
もちろん、茶杓などのお茶の道具もBIGサイズ!!!
そして、大きなお茶碗に合わせて、お茶菓子のようかんもBIG!
手作りなのです~。
(いつもは甘めで食べ切ることが出来ず、お持ち帰りなのですが
 今回は甘さ控えめで美味しいので完食!)
お薄は、5人づつ回して頂きます・・・が最初の人達が遠慮していたのか
5人目に当たっていた私は、全部飲み干さなくてはなりません・・
隣の人に支えてもらいながら、茶碗に顔を近づけていきます。
コレがなかなか怖い・・
まるで、緑の海がどどどどぉぉぉ~!!!!!と迫ってくる感じがします。
途中ううぅっとなりながら、なんとか飲み干すことに成功

このある意味体力勝負のような、楽しいお茶席の後は
2階にある、小さな静かな茶室で、普通サイズのお薄がいただけます。

その後は、場所を移動して陶芸の作陶をする建物に入ると
抽選をさせてもらえます。1等から3等まで入っていて
私は今年は1等でした!ラッキー
それぞれの当選順位に応じて陶芸作品を選んで頂いて帰れます。

その隣では、お粥までいただけちゃいます。
大徳寺納豆・お味噌・梅干・漬物などと共におかわり自由。
トロトロに煮込まれていてあったまるし、とても美味しいのです

この大福茶会は1000円払えばどなたでも参加出来るという素晴らしいイベント
お正月から、内容盛りだくさんで楽しませて下さる先生方に
感謝しながら家路に着いたのでした。