そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

4月4日(水)教室会議

2012年04月04日 | 公開

 12:30から臨時教室会議。実質、新任の先生方の歓迎昼食会なのだが、若干の議事もあった。新年度は教授1名、助教1名の着任である。「すゞ金」の鰻弁当を用意したが、高騰の折から、昨年の大の値段で、小となってしまった。乾杯は「丸真正宗」とする。

 その後、教務に面倒なことで呼び出された。ご同道いただいたU教授が、終始強面で対応してくださったので、教務主任と事務所担当者はビビっておいでだったような…。まあ、私とU教授が並んだら怖いかなあ。もと助手コンビなんだが。しかし、一筋縄ではいかない顔をしているのが大切である。

 その後、事務所へ回答書を出しに行く。担当者に、期日の件では申し訳ありませんでしたと謝られたが、なんのなんの、もうどうでもよろしいのです。

 図書館のMさんから、お願いしていた写本が届いたとのメール。新年度一番のおねだりだったが、扶桑拾葉集の原本らしい。そうしたらMさんが、本当に専門である。やはりおいらは目が高い、というか、運がよかったのだな。

 金曜からもう授業をしなければならない。新入生のクラス担任なので、教務主任に言われた通りテストメールを返し、BBSに書き込むよう指示したが、書き込みには即応えてあげなくてはいけないから、大変である。一応、名簿を作って印刷する。新入生のクラス演習は30名。コースの専門演習はすべて20名台以下に調整できた。まあ、それくらいの人数でやらないと、演習にはならない。


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2 コメント

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扶桑 (ガマン専任)
2012-04-05 09:43:48
それは光圀公の編ではございませんか。

よいものをお手に入れられました。
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そうではなくて (亭主)
2012-04-08 18:00:29
扶桑拾葉集自体の原本というのではなく、
扶桑拾葉集に入っている文章の、
原著者自筆本という意味のようです。
実は後鳥羽院の関係資料で、
水無瀬神宮旧蔵ともありますが、
かなりあやしい。
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