午前中の授業を2コマこなし、昼休みに会長を務める学生サークルの幹事長交代届に署名捺印して、昼飯を食ってから、小玉スイカを購入して図書館の特別資料室へと向かう。見計らいで取り寄せていただいた、室町期古写本の検分のためである。スタッフにすいかを渡し(特別資料室を訪ねる際には、どんな場合でも、手土産必須なのだ!)、早速現物を見せていただく。う~ん、こりゃいい出物である。それにしては装丁が貧弱ですねと言われたが、書写者がさほど身分のある人でもないせいで、こんなもんだとお答えする。それにしても、おそらく、最古写本に次ぐ古写であろう。奥書もくっきり、間違いない。図書館には関連資料も所蔵されているし、いいんじゃないか、と思う。
特別資料の課長も駆け付けて来られたので、こりゃいいねものだねえ!というお話をする。結果、高額資料購入申請をしてみることになった。うまく収蔵できるとよいが。課長には先般、八ヶ岳土産の信玄餅風味キャラメルを1箱差し上げたから、それが効果を発揮したのかもしれません。(笑
別件、ちょっとした問題が持ち上がっていて、頭が痛い。人間、やはり陰徳を積むよう心掛けることが大切だ。若い時には、そういうことがなかなか分らんから、しくじったりするのだ。
二流大学の出身者で、ほんとうによかったと思う。プライドは無いわけではないが、さほど高いわけでもない。優秀な人は大変だよなあと、つくづく思う。
美空ひばりが歌った「柔」は、「勝つと思うな、思えば負けよ~♬」とくるが、人に勝つ、優越することを目指すと、隣の国みたいになるべし。人に勝つ、ではなく、負けない、と思って精進したい。あいつより俺のほうが上だ、と思うのではなく、あいつより下じゃない、と思うようになれば、角も立つまい。
個人で悩んでいても埒が開かないので、相談に行くことにした。大学教授も、楽じゃない。(汗
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