そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

7月16日(火)社会人向け講座始まる

2013年07月16日 | 公開

 昨宵、居酒屋にてN教授は結構生臭い話をなさったが、もうそういう時期なのかな。そう言われても、下官のごとき、紅旗征戎は吾が事に非ず…である。いやはや、生臭いわい。

 さて本日から社会人向け講座の夏学期が始まる。朝ご飯は松江の親戚から送られてきた野焼き蒲鉾と、レトルトの蜆を入れた汁をいただいたが、後者はいかんともなし難いお味であったわいな。

 昼飯は「菅雅」でりんだもぢる。私の前にお客がドバッと入店したが、あなご天蕎麦を二色で!と、さっさと注文してしまう。しかし、ものすごいご繁盛で、蕎麦もかように人気なら心強いが、田舎の水切りが…と、いささか不満を申し述べておきたい!

 社会人向け講座はリピーターの方と、初めての方とが入り混じっているので、気を遣う。結局、痴楽の山手線一周を喋らせられた。初めて聴いた御方は、なんじゃらほいと思われたことであろうよ。で、本日は足利義尚撰のお話を申し上げたのであった。

 夜に神楽坂で会食のお約束があるが、いささか時間があるので「文行堂」へ。ご主人は市でお留守だった。米国へ帰るA君に差し上げる短冊を物色、武島羽衣の1枚を選んだ。有栖川宮董子の短冊があった。男みたいな力強い字で、背筋がぞくっとするほど素敵だが、ちょっと手が出しにくい値段だった。う~ん、残念。でも、買っちゃおうかな。

 地下鉄を乗り継ぐ飯田橋で、Tea大名誉教授のH先生とすれ違った。大学の廊下では、同居人勤務先の名誉教授、憧れのゲンゴロウ先生ともすれ違った。奇遇、奇遇。「Cafe GOTO」で夕涼みする。


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