そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

9月15日(月)さしさわりのないこと

2014年09月15日 | 公開

  最近、食い物の話と画像ばかりだが、さしさわりの無い内容となれば、ついつい食い物…ということになる。卵焼きはターン・オーバーに限る。しかも、カリカリになるまでハードに焼くのが好き。ひっくり返す前に、ぱらりと塩を振る。胡椒はミル付きを使う。

  朝食は栗御飯の残りである。お櫃に入れておいたから、冷えても美味い気がする。

  同居人は昨日、お弟子たちとA先生のお宅を訪問した。指導教授がご存命というのは、なんともはや羨ましい。私なんぞ、論文の主査も副査も、一番尊敬していたI先生も、一人残らず点鬼簿のお人である。

  いろいろな話を仕入れて来たらしい。A先生のご夫君T先生がらみで、悶着みたいな話もあったとか。君子か小人か…ということだろうね。私は始めっから信用していない。だいたいが、泣いたら負けである。もうひと方も、よいしょするという世知に長ける必要もあるだろうね…と同居人と語り合った。

  いまの大学の体制は、実に嘆かわしいが、もはや文学部なんぞは出る幕がないのかもしれない。金がすべての世の中になっていく。そんなことは、とっくに西鶴が書いておったがな。

  …いささか、「さしさわりのある」話を、書きそうになってしまった!

 


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