そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

9月10日(水)昨夜は月がきれいだった

2014年09月10日 | 校長は日々是口実

  昨夜は編集会議。次の校長となる教頭も、同じ会議のメンバーで、明日の打ち合わせは?と聞けば、長引きそうですとのお返事だった。帰りがけ、月がとてもきれいだった。同居人は重い荷物を運んだせいで、またぞろぎっくり腰気味だとか。お互い、老翁、老嫗となりにけり。…月のものもつひにはとまりぬ、いはば朝顔の露に異ならず。

  いよいよ高校現地へと赴くのは、今日と明日の2日だけ。よほど緊急の事態でも起こらぬかぎり、遠距離通勤とも今週でおさらばだ。退任までに茶道部長が呈茶をしたいとのメールをいただく。正直、茶道部には肩入れをしてきた。しかし、終に茶室を作ることはできなんだ。それがまあ、心残りといえば心残り、し残したことといふべし。嗚呼、「萬夢志庵」は成らず。

  茶道部長には茶杓を1本あげようと思っていたから、お目にかかれるならば有り難い。中宮寺の茶杓だから、「思惟」と銘を付けてみたが、分かるかなあ。

  3年のクラスに松江出身の生徒が居る。中学の後輩らしい。大学へ進学したら連絡をくださいと手紙を書いた。担任の先生にはLHRの時間にお渡しくださるよう、事前に頼んである。変な中身でないことを示すべく、封はしないでおく。東京出雲学生会へのお誘いなのだが…。


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