原稿を依頼されて書いたのだが、ちょっと他の方と内容がダブってしまった。そこで書き直して提出。
没原稿をブログ入れることにした。
書いていてふと思ったのだが、今まで、書いたものは、そのままにしていたが、ブログに載せればいいのだ。記録にもなるし、そんなたいそうなことは書いていないし・・・。
発表後に掲載しようかなあ。
それでは、没になった原稿です。
日本の林業や木材業とイコールの「杉」を使って日本全国スギダラケ倶楽部は、爆発的な活動をしている。目的はひとつ「日本の杉をどうするか!」。日本中どこでもある平凡な素材「杉」でまちづくりと言っても多くの方にはピント来ないだろう。そもそも、スギダラのメンバーには、まちづくり活動をしているという認識は多分ない。(笑)
感動の涙、涙で終了した「移動式夢空間」
http://www.m-sugi.com/yumekukan/tomisho_yumekukan.pdf そもそも宮崎県のスギダラ自体はココからスタートし、ほかに「塩見橋プロジェクト」「上崎プロジェクト」「天満橋プロジェクト」「日向市駅舎プロジェクト」「日南飫肥スギプロジェクト」「杉コレクション」など、実に精力的に活動し、全国の支部(7支部会員数700名ほど)に波及している。(これらの内容は、HP上やブログにUPしているので割愛)ここでの共通した認識は、参加するメンバーが全て独自に楽しむという趣向に仕掛けを凝らしている点だ。
普通、まちや町並みをつくるのは、土木技術者や建築技術者とともに地方自治体などの行政の動きがある。そこに住む住民をどう巻き込むかに関係者は、頭を抱えている(らしい)。おかしなことに一方では住民や一般の人が、郷土のまちづくり活動を始め、行政や専門家に自分たちの活動をどう理解してもらえるか悩んでいる(らしい)。
スギダラには、それが無い。毎回の「杉談義」と称する飲み方に地元、行政、技術者、学者、設計者、学生、OL,主婦とメンバーで参加する。垣根の無いフラットな組織形態を維持している点もスギダラ流だ。
本当に不思議な集団である。杉にまつわるイベントあると聞けば、台風だろうが、仕事だろうが、家事だろうが、日本全国からメンバーが集まり、居酒屋の店長が「他のお客さんに迷惑です」と言われるまで「杉談義」を盛り上げる。今回の『ぜんまち』には、ミヤダラの活動報告なのに東京のメンバーが段取りをし、秋田からもメンバーが駆けつけ、ぶっ倒れるまで夜通し飲んでいた。秋田の彼女は、杉談義で美味しいお酒を鱈腹飲んで、まちづくり大賞受賞の報告を帰路の空港で聞いたそうだ。
どうも、この謎は、スギダラのHPhttp://www.sugidara.jp/にあるらしい。入会申し込み(今なら無料+特典アリ)のアイコンをクリックすると「もうあなたは杉の虜」