『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

小田和正『どーも、どーも、その日が来るまで』

2011年08月25日 | Weblog

今日は友人のお誘いで、小田和正さんのコンサート
『どーも、どーも、その日が来るまで』に会社を休んで、行って来ました。
一緒に行く予定だった人が都合悪くなって、
ピンチヒッターとして、僕を誘ってくれたのだけれど、
オフコース好きで、とりわけ小田和正ファンの僕としては、
二つ返事でラッキーな一日でした。

会場の横浜アリーナのある新横浜まで、車で出かけて到着したのが2時前。
会場まで3時間あるので、遅めの昼ごはんを食べて、
「ドトール」で珈琲を飲みながら色々な世間話をして時間を潰したんだけれど
4時近くになると「ドトール」には、にわかに40~50代の女性や、
その連れ合いらしき男性が増えた。
そして耳をダンボにしなくても、聞こえてくるのは「小田さん」の声…。

今年、63歳の小田さん、僕が中学3年の時にポップコンの前身である
コンテストで赤い鳥についで2位に終わったのが悔しくてプロの道へ・・・
奇しくも、僕のバンドのギタリストがその頃アマチュア審査員をしていたので
そのあたりの裏事情は、よく知っている。

で、開場時間の1時間前にアリーナへ行ってみたら、
既にそのおばちゃんたちが入り口前に黒山の人集りになってる・・・。
それが演歌歌手の公演を待つおばちゃんたちにしか見えない。
でも、考えてみれば当たり前だね。

音楽って、その世代ごとに一緒に時間を共有している。
若い頃に心を動かされ、口ずさんで来た物は、
その価値が幾つになっても変わらない。
オールディーズの演奏をライブハウスで聴くのが好きな人も
きっとそうなんだよね。だから、おじさん、おばさんの音楽は
それなりに市場もあるわけです。

で、肝心のコンサート。はっきり言って感動しました。
心を揺さぶられた。
以前行った「矢沢栄吉」も良かったんだけど、申し訳ないけれど
比べ物にならないくらい、僕は心を揺さぶられた。
聴きに行くファンも、若い人から60代までと、本当に幅広かったけれど
前出の栄ちゃんのコンサートは、聴きに行く人たちが皆、
栄ちゃんファンをアピールする集会になっていたのに対して
小田さんのコンサートは、唄にどんどん観客が引き込まれて行く。
栄ちゃんのライブに対して、小田さんのコンサートって言う感じだったかな?

会場に行って、最初に驚いたのがスモークで煙っている感じだったこと。
後で解ったのは、これはレーザーなどの照明効果を上げるための仕掛けだって事。
昔はご法度だった、観客を煽る照明っはいまや当たり前になって
小田さんがセンターで唄う時に、360度からピンスポットが放たれ
その光の帯が集約される所なんか、凄く絵になっていたね。

数年前に自転車で大怪我した小田さん、ちょっと足を引きずっていたけど
それでも舞台上を精力的に走り回り、何だか凄く元気を貰った。
6時半開演で、コンサートは3回のアンコール演奏を行い
終演は10時近く。本当にエネルギッシュな、手抜きの無いコンサートだった。
今日は、ちょっと興奮してしまったので、この辺で止めときましょう。

明日は、ステージのことについて書こうかな?

コメント
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