『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

もう一つ、勉強になったこと

2011年08月29日 | Weblog
昨日は実家の片付けのほかに、建て替えの相談をした。
隣地を購入したM氏と、私道の整備をしようということで
実家に来てもらったのだが、何と奥様まで帯同してきた。

なんでも、建物の外観が気になったとの事。
僕の方の家との外観の色や建物のバランスが気になって
お越し頂いたのだが、何の事は無い
僕の方は、結局のところ借家も借家併用の家も止めにして
単純に自宅専用で、予算の許す限り出来るだけ大きな家を建てる
計画に変更したので、そういった心配も無用になったというわけ。

M氏の奥様、上品な感じで、しかも美人・・・・
話をしていても、凄く和やかな感じになる。

M氏は所沢から小平、そして今は杉並区へと家を建てては引っ越して
今回は自分の住む家ではなく、自分もすみたくなるような借家を
僕の家の隣地に建てる計画らしい。

僕の建て替えがほぼ同時に行えば、ごちゃごちゃしている水道管や
ガス管の配管を綺麗に整備できるので、私道の整備を一緒にやろうと
言う事から、出来れば工事も一緒にやればコストも下げられるかなと・・・・

でも、思惑通りには行かないですね。
結局、私道の整備もお互いに微妙な考え方の違いがあったりして・・・

まぁ、そんなことを話しながら、奥様の話を聞いた。

女性にとっての家の捉え方と男性の捕らえ方の違いって言うのかな?
僕ら男性は、家なんて寝起きして休みの日に家でくつろぐのが
殆どで、そういう意味では、引越しなどにはそんなに抵抗が無い。

ところが、女性にとって家とは生活そのもので、
子供の学校、PTAの付き合いに始まり、近所との交流が生活の全てに関わる。
それゆえ、人間関係を構築するにも、気心が知れて、慣れるまでに
数年の時間を要するらしい。
だから、引越しなんて簡単に行かないと言うのが奥様の話。

そういえば、我家も上の子が3歳で幼稚園に入って、三つ違いの下の子が
中学校を卒業するまで15年間と言う長い時間、今住んでいる地区の
お母さんたちと関わってきた。
この間に幼稚園、小学校、中学校でそれぞれ1回ずつ、
都合6回は役員をやって、PTAの付き合いも有ったみたい。

この間に引っ越そうと思ったのが2回。
最初は上の子が幼稚園卒園のとき。
でも、嫁さんが幼稚園の友達が居る小学校に行かせてやりたくて
そのまま、上の子が小学校卒業するときには下の子が小学生。
結局、今年の春に上の子が高校卒業、下の子が高校進学で
やっと地元との繋がりが薄くなった。

つまり、お袋が亡くなった事とは関係なく、今は拠点を移せる環境が整い、
色んな意味で、生活を変えることが出来る時期になったというわけ。

今まで、自分の生活しか考えないで居たけれど、そんな話を聞いて
自分の認識が凄く甘かったことに気がついた。
きっと、嫁さんは同じような事を言っていたのだろうな・・・
自分の嫁さんだと、素直に話を聞いていなかった気がする。

「男にとっての家は城だけど、女にとっての家は人生」
と言わしめた奥様。
全ての女性がそうだとは思わないが、少なくとも僕は何か
自分の嫁さんに、一人よがりな考えを押し付けてきたような気がする。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする