史跡訪問の日々

幕末維新に関わった有名無名の人生を追って、全国各地の史跡を訪ね歩いています。

上田 丸子 Ⅱ

2022年02月12日 | 長野県

(吉池家)

 上野国中居村(現・長野県嬬恋村)出身の中居屋重兵衛は、横浜が開港されると上田藩産物会所が集荷した生糸を一手に商い、幕末を代表する大商人となった。重兵衛を支えた大番頭中居屋重右衛門(本名松田玄冲)は、元飯沼村の医師であった。松田玄冲は、火薬の研究に従事しており、その縁で中居重兵衛との交流が生まれたのかもしれない。

 重右衛門(松田玄冲)の出身地である飯沼は生糸生産で栄えた街である。今も養蚕農家の重厚な家屋が並んでいる。

 

吉池家

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