史跡訪問の日々

幕末維新に関わった有名無名の人生を追って、全国各地の史跡を訪ね歩いています。

美里 Ⅲ

2022年12月17日 | 宮城県

(二郷砂押墓地)

 この日は、竹さんご夫妻の案内で、宮城県の美里、涌谷、石巻、東松島を回った。自力では数日かかるコースを一日で回ることができた。前日は豪雨に襲われたが、この日は時々雨に遭ったものの基本的には天気に恵まれた。

 

門間家代々之墓(門間菊三郎の墓)

 

 門間菊三郎は、遠田郡南郷、門間託治の長男。慶應四年(1868)、八月十四日、羽後六郷で戦死。十九歳。

 

(東光寺)

 

東光寺

 

大〇院浄照成忠清居士(引地幸治の墓)

 

 引地幸治は、伊達安芸家来。遠田郡涌谷二郷住。病床の兄甚吉に代わって従軍。慶應四年(1868)、八月十四日、羽後六郷にて戦死。二十歳。

 

(練牛共葬墓地)

 

木村家之墓(木村五左衛門の墓)

 

 木村五左衛門は、伊達安芸家来。十文字八郎手。涌谷伊達重臣儀兵衛希尚の長男。慶應四年(1868)七月十五日、磐城七曲坂にて戦死。二十八歳。

 

(平針共葬墓地)

 

今野家之墓(今野俊治の墓)

 

 何の変哲もない墓石だが、傍らの法名碑の先頭にただ「清治」とだけ記されているのが、今野清治である。

 今野清治は、銃士。遠田郡涌谷の人。慶應四年(1868)七月十五日、白河にて戦死。

 

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