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これが私の生きる道

こむずかしいことやきれいごとは
書いてありません。
読みやすさを心がけて書いています。
読んでみてください!!

バンドやろうよ!VOL.5

2014年03月16日 23時22分33秒 | 音楽
会場のSHIBUYA-AXが間もなく閉館になるとのことで
改めてライブに来た回数を数えてみたら
今日で17回目でした。
ライブハウスではここが最も通ったところであり
多少感慨深いものがありました。
SHIBUYA-AXといえば
今はなきGO!GO!7188のイメージが強くて
ライブハウスの楽しさを教えてくれた
そんな場所がなくなってしまうのは悲しいです。
代々木駅からも渋谷駅からも多少歩くけど
ライブが終わった後も外に出やすく、
帰りが楽だったんで好きだったんですけどね。

オープニングアクトは「SCANDALコピーバンド&ヴォーカリストコンテスト」で
グランプリを受賞した「KANIKAPILA」というバンドでした。
7人組というのも珍しいんですが
それよりも驚いたのが現役中学生ということです。
グランプリを受賞したっていうけど大丈夫かいなぁ、
と冷や冷やしてみてましたけど
これが中々、堂に行ったものでした。
下世話な言い方をすると、商売になるレベルです。

この歳でこんなにちゃんとした演奏ができることが驚きで
もし自分が中学生の時に文化祭でこのパフォーマンスをされたら
絶対ハマっていたと思います。
それとコピーバンドっていうことでSCANDALの曲ばかりやるかと思ってたら
「瞬間センチメンタル」以外はオリジナル曲で
これがまた結構いいんですよね。
もし彼女自身で作詞作曲しているとしたら
相当すごい才能をもっていると思います。
SCANDALというよりはプリプリの方が路線が近いかなぁ。

ライブ終了後に手売りのCD販売会をするということで
1000円しか持って来ていなくて
ダメかと思っていましたが
ちょうど1000円で売っていたので、買いました。
メンバー全員と握手とサイン色紙を貰ってきて
何とか売れてもらいたいです。

20分位のセットチェンジを経て、SCANDAL登場し
前半は定番曲のオンパレードで
大層盛り上がりました。
ワンマンなんでこのペースで進むかと思っていたら
TOKIOメドレー、赤い公園の津野米咲とねごとの沙田瑞紀が加わり3曲ほど演奏。
その後は新曲中心のセットリストで
正直、出だしが一番テンションが上がりました。

個別の曲では「下弦の月」は回を重ねる毎に良くなってきますね。
間奏のソロ演奏が今日は前述の2人が加わったことで
より際立ったというかめちゃくちゃカッコ良かったです。
はじめMステで観たときは
せっかくのテレビ出演なんだからもっとシングルっぽい曲を持って来ればいいのに、
って思う曲でしたが
ライブで化けましたね。

6月の横浜アリーナ公演も何か特別な演出をこさえてくるだろうし
待ち遠しいです。

miwa spring concert 2014 “渋谷物語~完~”

2014年03月08日 21時59分27秒 | 音楽
只今、帰ってきました。
今回はアリーナ2daysということで各プレイガイドの先行抽選には申し込まず
オークションでチケットを取ることに決めていました。
アリーナ2daysというのは売れていても案外埋めるのが大変で
よほど前の方でなければ定価以下で買えるものです。
花道があることを予想して、アリーナB、C、Dの
中央ブロック付近を狙っていて
アリーナD5ブロックを3000円で落札しました。

今日会場内に入場すると真っ先に花道を確認しました。
ちょうどC4ブロックの目の前にセンターステージがある形で
自分の席からも結構近い位置でした。
更に中心よりの通路横だったので
ステージも大変見やすく
とてもコストパフォーマンスが高い席でした、
銀テープもぎりぎり取れましたし。

代々木第一は昔からあまり好きでない会場でしたが
それはスタンド席から見ることばかりだったからかもしれません。
数年前にaiko、そして今日とアリーナで見たら
結構いいかもと思い直しました。
体育館ってついている位だから元々スタンドがライブを観るような作りになっていなくて
それがあまり居心地の良くない感覚を産んでいるのかもしれません。

今回は「渋谷物語~完~」というコンセプトが中々いいと思いました。
デビューしてからEggman、ax、公会堂、NHKホールと
渋谷にある会場でライブをすることを経て、
代々木第一で最後を迎えるという
今までありそうでなかったこのテーマをタイトルにもってきたのは
上手かったです。
こういうドラマ性を持ち込むのは
思い入れを生み出すのに有効的です。

それに演出もすごく良くて
曲ごとに映像も多数用意されていて
特に「441」では今回テーマになっている会場での映像が流れて
過去の彼女とシンクロしていて良かったです。
あと照明もいつもより力が入っていたように感じました。
特別な公演なのでそこらへんを期待して
それらが体感しにくいサイドステージは敬遠しましたが
アリーナ席で良かったです。

中でも「オトシモノ」のステージ上が星空になる演出は綺麗でした。
あと何と言っても「ヒカリヘ」の
レーザービームはこれだけでも1000円以上の価値はありますね。
こういう決めがある曲があるのとないのとでは
満足感に差がでるんですよね。

セットリストはベストオブベストなもので
この曲やるだろうなぁ、って思っていた曲は全部演奏しましたね。
こういう出し惜しみしないところが彼女のいいところで
自分は好きです。
アンコールは「Change」と「春になったら」やるだろうなぁ、
すぐ分かりましたもん。
年に何回も見れるわけではない身としては
あるべきところにきちんとある曲というのは
ありがたいものです。
(ラスト付近に「again×again」や「ヒカリへ」をちゃんとやってくれたりする)

年末の39ライブがイマイチに感じていて
今回も正直それほど期待していたわけではなかったんですけど
いい意味で裏切られました。
ライブハウスよりもホール、若しくはアリーナの方が
キャラクター的にも合ってきたのかもしれませんね。
若い女性ファンも時を追うほどに増えてきて
それを加味してもツアー系は演出が効きやすい
座席のある会場中心になっていくんでしょうね。

一つ残念だったのは花道があまり効果的ではなかったことです。
センターステージで歌ったのは
出だしの「don't cry anymore」と
中盤にアコースティック3曲、
それと「ミラクル」「Change」のアウトロのタオル回しだけで
せっかく大金掛けてつくったのに
ほとんど使わなかったですね。
演出上や撮影の都合からなんでしょうけど
センターステージに近い場所だったんで
余計にもっときてほしいと思いました。

撮影といえば5月にWOWOWで今回のライブが放送されるそうです。
最近のWOWOWの充実ぶりには
とても満足しています。

「Salyu 10th Anniversary Concert “ariga10”」

2014年03月01日 00時09分51秒 | 音楽
只今、帰ってきました。
会場の中野サンプラザ、結構久しぶりでしたが
こんなにいい会場だったっけ、って感じました。
舞台の幕がドレープ状になっていて
それが今日のステージにぴったりな感じでした。
席は21列目と後ろから数えた方が早い、決して前の方ではありませんでしたが
シッティングだと前の人の頭が視界を遮ることなく
まずまずな位置でした。

10周年記念ライブというのに相応しい内容でした。

1  be there
2  彗星
3  イナヅマ
4  tower
5  dialogue
6  halfway
7  青空
8  name
9  再生
10 体温
11 dramatic irony
12 landmark

13 夜の海、遠い出会いに
14 I believe
15 ライン
16 コルテオ
17 バロン-1
18 新しいyes
19 アイニイケル
20 to U
 
アンコール
21 life
22 風に乗る船

※あと後半のどこかに「悲しみを超えてく色」が入ります。

いわゆるベスト的なセットリストです。
自分はコアなファンとまでは言えないので
こういうセトリはありがたいです。
MCは3回ほどで必要最低限でこなした感じで
演奏中心の内容でした。
曲間を開けずにそのまま続けて演奏することも多くて
よく声帯がもつなぁ、と感心しました。
あの高音で2曲も歌えば普通の人は声がつぶれそうです。
Salyuのライブに来るといつも
歌がうまい、って本当に羨ましく感じます。

あと照明も今日は効果的で、曲に合わせた演出が成されていました。
この1点を取ってみても今日1日だけの公演というのは
とてももったいないと思いました。
ただ曲数も多かったので、もしツアーでやるとしたら
2~3曲は削られていただろうし
アニバーサリー的な意味合いを強くする為に
あえて1公演のみにしたのかもしれません。

それもあってかSalyuとしてははじめてのライブビューイングが行われ
カメラが何台も入っていましたが
ステージの前もしきりにそれが移動していて
1番前の列の人は相当邪魔に感じたんじゃないかな。
スタンディングなら目線が上がって気にならないけど
座った位置だとちょうど目線を横切るような気がするんですよね。
(と後ろの方の席だった自分を肯定してみる)

2月ということもあり風邪ひいている人も多かったと思いますが
せきをする人がいなくてびっくりしました。
曲間はもちろん、曲中でもゴホンゴホンする人が必ずいるもんですが
終始緊張感があるステージのせいか
まったくなかったのは素晴らしかったです。
他のライブでもこういうお客さんばかりだったらいいのに。

Salyuの楽曲で好きなベスト3は「LIBERTY」「life」「風に乗る船」で
いずれも本編中では演奏されなかったんで心配しましたが
この内、「life」「風に乗る船」はアンコールで演奏されて
しかも盛り上がる曲なので、逆に良かったです。

しかし「LIBERTY」をやってくれなかったのは本当に痛い。
開演前は5分5分かと思っていましたが
ステージ上に小林武史が現れて、
20%位に確率が減ったとほぼ諦めていましたけど
シングル曲だしやってもおかしくないんですけどね。
フルバンドの今日のステージだったら
余計に最高の出来が期待できたのに残念です。

マイナス点はこれ位で本当に満足のいくステージでした。
昔からファンだった人の中には、
今の声質とか声量に納得いかない人がいるみたいですが
自分はまったく気になりませんし
すごいとしか思えません。

6000円以上の価値は間違いなくありました。
で帰ってきて気づいたんですが
ミニマの方は6500円と高いんですよね。
あっちは演奏者は2人だけだし
絶対に今日よりお金掛からないと思うんですけど不思議です。
今日かなりの曲を演奏しちゃって歌う曲があるのか心配ですけど
やっぱり楽しみです。

"GO LIVE VOL.1" SCANDAL/ねごと/赤い公園

2014年01月25日 21時03分02秒 | 音楽
2014年に入り、何一ついいことがなく鬱々とした日々を過ごしていました。
その状況を打破するべく本年一発目のライブに行ってきました。
昨年末に完成したEX THEATER ROPPONGIのオープニングシリーズの一環で
昨日はガールズバンド特集でした。
いずれも4人組でそこらへんの統一感も持たせたとか、
若しくはただの偶然か。

六本木は仕事の関係でよく通る場所で、
よく芸能人が遊んでいるイメージがありますが
会ったことはありません。
家からだと小一時間掛かるし、乗り換えも面倒で
どうせなら新宿とか池袋とかに作ってもらいたかったです。
まぁテレビ朝日はドリームフェスティバルやったり
ライブファン向きのイベントも行ってくれるので感謝しています。
タイトルに「VOL.1」って書いてあるから「VOL.2」もあるんでしょうか。

1階にロビーがありますが、入場時には2階の空中庭園から入る仕組みで
おそらく1階だと人が溢れて通行の妨げになるので
警察とかからこうしろ、って言われたか
先手を打って元からそうしたか、いずれにしてもこれは正解です。
ベンチも少ないながらあって、特に気温が上がれば待ち時間も
あまり苦にならなそうです。

また入場の整理番号を、パネルで
(体育のバレーボールで使う得点ボードのようなもの)
表示してくれるので、今何番の人が中に入れるか分かる方式になっていて
これはZEPP TOKYOとかも見習ってもらいたいです。
逆に他のライブハウスに見習ってもらいたかったのはドリンクで
種類はペットボトルのお茶かミネラルウォーター(スポーツドリンク)のみ
全く冷やしていなくて、ストラップも付いていないと
一応500円も払っているわけだし
サービス精神がないなぁって感じました。
帰りにドリンク交換しようと思ったら、どこで交換しているか分からなかったし

あと1階の男子トイレが小便器2つと個室が1つしかなくて
あまりに少なすぎでした。(他の階は行っていないんで不明です)
中は、東京ドームシティホールを一回り小さくした雰囲気で
指定席からもステージが比較的近く感じます。
スタンディングエリアはかなり狭く感じ、1000人は入らないと思います。
オークションで2500円で買ったチケットで整理番号は300番台でしたが
結構空いていて、端っこの1列目にしようか迷いましたが
せっかくなのでポールのあるど真ん中の位置に場所取りしました。

ステージから向かって右側にしましたがこれが正解で
なぜか左側のエリアはモッシュがひどく
ダイブやサークルもあって滅茶苦茶になっていました。
モッシュはともかくダイブはやっている本人以外
誰も楽しくないので、叩き落としてもらいたいです。
自分がいた場所は、前線にいる雰囲気もあるわりに
圧縮も辛くなくステージも見やすくと
ライブハウスの割には快適な環境でした。
ただマイクの音量を絞り過ぎていたのか
ボーカルがよく聴きとれなくて、それはマイナスです。

一組目は赤い公園で、今回が初見です。
出だしで聞き覚えのあるイントロが流れてきて
反町隆史の「ポイズン」に似ているなぁっと思っていたら本当に「ポイズン」で
サビの部分でボーカルの人が「ポイズ~ン」って絶叫して
本編が始まるというある意味、斬新なものでした。
曲調は嫌いではなくて、特に4曲目は相当いいなぁと思ったんですが
激し目な曲はあまりキャッチーじゃなかったかなぁ。

途中「女のてっぺん取ったるで~」と叫んでいましたが
それを取るにはもっとポップなものの方がいいと思います。
ベースの子が終始ニコニコしていて可愛かったんですけど
今アーティスト写真を見たらそうでもなくて
写真写りが悪いんですかね。

二組目はねごとで、先の赤い公園と比べると
不特定多数の人への訴求力はさすがにありました。
結局売れる売れないってコアなファン層以外の
不特定多数の人に受け入れられるかそうでないかの差で
すなわちシングル曲がどれだけ浸透するかで違いが出てきます。
これは私見ですが、今の若いアーティストの人たちって
そういうものよりも自分たちがやりたい音楽を優先しているような気がしていて
そういうのはアルバムですればいいと思うんですけどね。

フェスでは2~3回、ワンマンも1回参加していますが
もっと売れてもいいと思うんですけど、
どれも結構いいんですよね。
大学を卒業して何か全体的に垢抜けた印象を受けました。
一つ突破口が見つかれば一気にブレイクしそうな雰囲気はしています。

大トリはもちろんSCANDALで、
同じ編成のグループが二つ続いたせいでしょうか、
より良さが実感できました、
まず音の厚みが全然違う、って。
メンバーの演奏以外に様々な音を足しているんでしょうが
これってやっぱり大事ですね、
同じ曲でも自分の中での盛り上がりが全く違います。
ステージに近くて表情なんかもよく見えたのもあったせいか
すごく貫禄がついたように見えて
何なんでしょうね、この変化は。

「HARUKAZE」から始まり、「会わないつもりの、元気でね」「瞬間センチメンタル」
この3曲だけでかなりヘトヘトになりました。
その後もフェス向きのシングル曲中心で
ノリノリな編成でした。
本編ラストは「太陽と君が描くSTORY」で
嬉しすぎて久しぶりに熱唱してしまいました。
「太陽スキャンダル」も期待していましたが
どうも昨年の後半からあえて封印しているみたいです、
それまでは間違いなく演奏していたから
ちょっと飽きたんですかね。
絶対に盛り上がるから好きなんですけどね。

そんなわけで今年初ライブは最高のスタートが切れました。
ステキな一日になりました。

miwa -39 live- “miwanissimo 2013”

2013年12月23日 22時30分31秒 | 音楽
只今、帰ってきました。
ライブハウスでの2Days公演ということで
HP抽選には外れて諦めかけていましたが
プロモーター先行でなぜか当選し、参戦決定しました。
実は同日に行われるSCANDALのベスクリ5も当選してしまったので
どちらにしようか散々迷いましたがこちらにしました。
明日仕事の都合がつけば23日SCANDAL、
24日miwaにできたんですけども。

クリスマスシーズン、お台場と来れば
黒山の人だかりと思いきや
ビーナス・フォートはそれほど混んではおらず
ちょっと心配になるほどでした。
入場順はFCチケットの人が先で
一般で取った自分はどうせ17:30過ぎだろうとゆっくりしていましたが
17:45になってもまだFCの入場が終了しておらず
結局18:00ギリギリでやっと中に入れました。
なんていうか今までZEPPには何回も来ていますが
ここまで時間が掛かった記憶がないし
入場口をもっと増やすべきじゃないですかね。

それに特別バージョンのキットカットのプレゼントがあったんですけど
ライブハウスなんだから帰りに渡すべきでしょう、
前の方の人たちは箱がつぶれるし
下手したらチョコも溶けちゃいますよ、
なんとも気が利かない運営です。

39ライブっていうのは初めてでしたが
クリスマスをモチーフにしていて
クリスマスツリーやクリスマス曲のメドレー、仮装もあって
普段よりも華やいだイメージでそれは良かったです。
自曲のメドレーもあって自分ははじめてだったので新鮮でした。
「ミラクル」がサビだけだったのが残念だったような気がしましたが
miwa本人のダンスがあってフリがしやすくていいです。
「ヒカリ」ではステージ後方からの照明がカッコよくて
ライトの質がいつもよりインパクトがあって
この演出はこれからも生かしてほしいです。

と褒めるコーナーはここまででこれからは酷評コーナーとなります。
まず観客側からで、今までmiwaファンにはかなり好意的でしたが
今日は最低レベルでした。
曲間で「ミ~ワ~」ってコールするのはいいと思うんです、
でも言うべきときとそうでないときがあって
2階の男ですかね、最初周りがウケていたのに気を良くしたか、
バラードのときにも叫びだして、
そしたら誰もそれに反応しなくなってドン引きしたわけなんですけど
こういうKYな人は困りますね。

総じて盛り上がりも少なく、とにかく拍手が小さい、
ステージ近くの方もグッツ買うのや入場待ちで疲れたんだか
本当に熱気が感じられませんでした。
最近ホールツアーが主体となってきて
ライブハウス慣れしていないのかと心配です。

その観客に感化されたのかmiwa自身もなんか覇気が感じられませんでした。
声も出ているし、身体の不調というよりか
精神的な疲れを抱えている感じに見えて
MCでも「これだけのハイペースでリリースするのは大変」と
これは相当な本音だと感じました。
おそらくタイアップで曲つくれ、って事務所からの
要求が強いんじゃないですかね、
そういうのを器用にこなすタイプかと思っていましたが
ちょっと今日の様子を見ていると心配になります。

セットリストはベスト的なもので別に悪いとは思いませんが
いかんせん時間が短いかなぁと
アンコール含めて2時間で終わっちゃって
特に本編はもう終わりなのって感じでした。
なんか24日がライブビューイングがあるんで
そのゲネプロのようにも感じる位、
消化不良な内容でした。

森高千里「25th Anniversary at COTTON CLUB」

2013年12月15日 00時57分19秒 | 音楽
春の中野サンプラザ公演に参加したときに
ファンクラブの登録をしていて(無料のネット会員)
今回のクラブハウスツアーのお知らせが来たときは行く気満々でした。
東京4公演、名古屋4公演の計8公演で
1公演当たり200人位しか入れないだろうから
それを考えると相当な倍率になることは容易に想像できました。

おそらく複数公演希望しても1公演しか当たらないだろうから
一番行きたかった最終日公演のみ申し込みました。
正直、きびしいかなぁと思っていましたが
運良く当選しました。
間違いなく自分よりファン度の高い方々が落選しているに違いなく
申し訳なく思いましたが
かといってそれを譲るほど心の広い人間ではないので
もちろん自ら足を運びました。

そんな公演だったものでヤフオクでも定価の数倍の価格で落札されているものもあって
事務所はそういう転売チケットでは入場できません、って謳っていましたが
今日入場した感じでは身分確認もなく、
そんな取締りをしている様子は全くありませんでした。

会場のCOTTON CLUBは東京駅から歩いて5分ほどの距離にありますが
周りに商業ビルが乱立していて、ちょっと迷いました。
それでも何とか辿り着くとクロークを通過して受付があり
その先に待機所がありそこで整理番号順に呼ばれる形です。
指定席でしたがサイトに詳細な座席表はなく
当日にならないと分からない方式で
ステージ横のカウンター席でした。
ステージ前のテーブル席が良かったですけど
それでも普通のホールに比べても
かなりの至近距離でした。

今回はディナーコース付きで自己最高価格の16000円でした。
その値段のせいかブルジョアそうな人ばかりで
この中で年収順に並んだら間違いなく自分は最前列の方になります。
そもそも結婚式以外でこんなコース料理を食べたこともなく
これも楽しみの一つでした。
一品目は「生ウにのコンソメジュレ寄せ」で
グラスにぽつんと乗っていました。
もちろん美味いです。

二品目は「タスマリア産サーモンと帆立貝のマリネ
ハニーマスタードヴィネグレット」という前菜でした。
こちらも美味しいです。
そしてメイン料理の「国産牛サーロインのロティ グリーンペッパーソース」の登場です。
お腹も空いていることもあり期待を込めて口に入れると
「あれ?普段食べている100g100円のアメリカ産牛とあまり変わらない」
これが偽らざる本音です。
そもそも国産牛と和牛って全然違うものなんですよね、
ご飯があれば別に良かったんだけど。
デザートは「エビスの効いたチョコレートテリーヌ バニラアイスと共に」でした。

そんな食事をしているといつの間にか開演時間の20:45になり
ステージ開始されました。
12曲ほどの曲数で、これも申し訳ない話ですが
半分位、知らない曲でした。
でもそんなことを吹き飛ばす魅力が確実にありました。
ビルボード東京もそうですが
クラブハウスっていうのはすごい魔力がありますね。
少ないキャパ、ゴージャスなつくり、ステージからのダイレクトさ
数多くのライブに行っている人ほど
この貴重さを実感できると思います。

春の中野サンプラザでは表情はほとんど分からなかったのですが
今日はくっきり、ばっちり見えまして
まぁ44歳という年齢は全く感じさせないですね。
20年前はそこまで好きではなかったんですけど
今の方が断然いいですね。
声もいい感じに低くなって、
当時より耳に優しくなっているように感じます。

クラブハウスでは最終日の2ndステージにするのが鉄則で
このステージだけの特別でアンコールに
「気分爽快」を演奏してくれました。
後ろの方の人たちはスタンディングになっていいラストでした。
声援も多くて、これを超えるとマイナスに成りかねないギリギリの量で
これも良かったと思います。
オールドファンだったら3万円出してもいい位の価値は
あったんじゃないですかね。

MCの感じからすると来年も何かしら
ライブ的な活動があるような感じがしました。
そしたらまた参加したいと思います。

aiko「LOVE LIKE POP Vol.16」

2013年12月06日 16時01分26秒 | 音楽
10月4日から延期になっていたNHKホール公演に行ってきました。
公演当日中止というのははじめてでびっくりしましたけど
結果的に、15周年ツアーの最終公演になってプレミア感も出たので、
個人的には良かったのかなぁと。
でも日程の都合で参加できなくなった方もいたし
MCで大阪の人が3列目の席を払い戻しした、って話があって
オークションなら5万円以上になったのに
偉いなぁって感心しました。

仕事帰りだったので渋谷から会場へ向かいましたが
NHKホールに近づくにつれて、「譲って下さい」ボードを持った人が結構いました。
あれでいつも思うことがあって、
彼女彼氏のペアで譲って下さい、っていう人がたまにいて
そもそも制限枚数2枚で、2枚譲る人も少ないだろうし
ましてやカップルに譲ってあげようなんて人は絶対いないと思うのは
心が狭い自分だけでしょうか。

開場18:00予定が20分ほど遅れで、開場待ちしていると
真後ろで大学生とおぼしき女の子2人が話していて
その1人の子が同級生の男子にお笑いライブに行こうと誘われたけど
そもそもお笑いにあまり興味ないし

席は3階席の後ろから数える方が早いような所でしたが
まぁそれは仕方ないとして
通路側だったのでスペースは確保できたんで
そんなに嫌じゃなかったです。

オープニングは過去のライブ映像がスクリーンに流れ
(多分POP 16.5でも流れていたもの)
それを見ているだけでもちょっとうるうるってきました。
1曲目は「あした」で、メジャーデビューシングルでもあるこの曲ですが
唯一自作の曲ではないんで
嫌いというか避けているような気がしていて
実際あまりライブでも歌っていなかった印象ですが
ここ数年は結構歌っているんでこっちの考えすぎなんでしょうか。

2曲目が「花火」だったんで年代順に進んでいくかと思ったら
特にそういうことでもなかったです。
「星電話」はこの公演だけの演奏だったみたいですね、
「秘密」の中では一番好きな曲なので良かったんですが
そのくせにサビになるまで何の曲か分からない体たらくぶりを発揮してしまいました。

「三国駅」は久々に聴いた印象ですが、
いつもせつない気分になります。
駅つながりで次が「ホーム」だったらもっと良かったかなぁって思います。
「Loveletter」は今回の各ツアーで演奏されていますが
どの公演のものも映像を含めてすごく良かったです。
シングルであそこまでロックな感じな曲は意外になかったんで
これからもライブで演奏される頻度が高くなりそうな曲です。
紅白では曲調からして「4月の雨」になりそうな気がしてます。

延期公演なんでWアンコールはあるとは思っていましたが
案の定あって「be master of life」で〆ました。
ここまでで22:40近くになっていて
間違いなく延長料金取られていますね。
ライブの様子やMCの内容は他の方が書かれているので
そちらにおまかせして(というかもうあまり憶えていない・・・)

はじめてaikoを知ったのが、当時付き合っていた彼女が
「カブトムシ」のCDをレンタルしてきて
それを勧めてきたのがきっかけで
そのときは正直、それほどいい曲とは思いませんでした。
その後に出たシングルが「桜の時」で
それはすぐに好きになって
すぐ後にアルバム「桜の木の下」が発売になって
そこで完全にハマりました。

すぐにファンクラブに入会して、LLP6、中野サンプラザ公演に行くことになって
MCの量の多さに衝撃を受けました。
それまで行っていたライブでは基本的にはアーティストの人が話して
それに拍手とか歓声を送る程度で
あんなにお客さんと会話をするっていうのが
ちょっと信じられませんでした。
話す内容もその時々のアドリブにならざるをえず
それで成立させてしまうっていう
頭の回転の早さに脱帽します。

今でもこっちが冷や冷やするような
どうしようもないことを話掛けるお客さんがいますよね、
あれをいなすのがすごいなぁって
反面うまくいなしちゃうから
懲りずに話掛けるKYが減らないのも問題なんですが、
まぁaikoがそれを許容しているんだから
こっちも受け止めなければならないでしょう。
でも散々話掛けて、いざ話を振られると
話せなくなるのだけは白けるから止めてほしいです。

aikoは様々なライブの基軸を作ってきたと思うんですが
例えばコール・アンド・レスポンスの
「男子、女子、そうでない人」は
Perfumeをはじめ、色々なアーティストに波及しましたし
LLAもフリーライブを定期的に行う人はあまりいません。
それと何と言ってもドSなセットリストですね、
シングルよりカップリングの方が多いのが普通という
のはaikoをおいて他にいません。

あとサポートメンバーをあんなに引き立てるアーティストも珍しいです。
メンバー紹介の「お題」も他の人がやったら
おそらく相当すべると思うんですね、
aikoのトーク力とチームワークがあるから成立しているわけで
そういう力も侮れません。
うちの職場の上司がこれとは真逆で
人のやる気をそぐようなことしか言わないしやらないし
爪の垢を煎じて飲ませてやりたいです。

aikoのライブに定期的に行っている人の
ほとんどの人がそういうaikoの人柄に惹かれているのだと思います。
少なくとも1年に1回は必ずライブをしてくれて
aikoの存在でこの10何年、
いかに生活に潤いを与えてもらったか
そんなことを15周年ライブが終わった今、感じます。
40歳を過ぎて今のような活動をしている女性アーティストっていうのが
実はほとんどいないので
(渡辺美里が少し近かったけどaikoほどの勢いがなくなっている)
そこらへんのパイオニアにもなってもらいたいです。

SCANDAL HALL TOUR 2013 「STANDARD」@大宮ソニックシティ

2013年11月21日 23時10分25秒 | 音楽
只今帰ってきました。
今回のツアーは東京近辺は、葛飾・NHKホール・大宮・東京国際フォーラムで
初日の葛飾に行きたかったのですが、
何だかヤフオクの値が下がらず、諦めました。
NHKは仕事の都合で行けず、本日が初日です。
東京国際フォーラムは6000円で10列目が買えたので
大宮もその辺りを狙ってましたが
こちらもあまり値が下がらず、
29列目を4000円で落札しました。

大宮は家を1時間前に出れば余裕で間に合う位近くて
さいたまスーパーアリーナと川口と戸田とここは
自分的には地元感覚です。
前述の通り、29列目と結構後ろの方でしたが
真ん中ブロックで、ステージ全体は見やすい位置でした。
それにちょうど前の席が空いていて
立っていても座っていても余計に視界は良好です。
ただ5列前ほどにPA席があり
もちろんディスプレイの明かりも消えないので
ライブに集中できなかったら嫌だなぁと心配していましたが
始まってしまえばそれは杞憂に終わりました。

明日は仕事だし、感想は後日書く予定でしたが
どうしても今日、書きたい位、それは素晴らしいライブでした。
アンコールを除く、本編で「STANDARD」以外の曲は4曲、
それでこのクオリティを維持できるというのは
「STANDARD」というアルバム自体のポテンシャルが高いことに他なりません。
購入して1番初めは家のステレオで聴いたんですが
そこでこのアルバムはすごい、って一目ぼれしました。
とにかく全ての曲が有機的というか捨て曲なしで、
前作の「Queens are trumps」も相当良かったんですが
それに勝るとも劣らない出来でした。

2回目はウォークマンで聴いて、それは1回目ほど良くは聴こえなかったんですが
今日ライブ前に聴き直したら、また初聴の時の勢いが戻ってきていました。
そして今日のライブでそれが結集しました。
普通アルバム曲ばかり続くと
テンション的には結構落ちるもので
どれもアップテンポな曲ばかりでもないんですが
今回はそういう波がほとんどなかった印象です。

ステージセットは神社を模していて
最初は和風なイメージがあまりフィットしないんじゃないかって感じてましたが
今回のアルバム曲は学生時代にあった胸キュンソングが多いような気がするんで
そのイメージには神社っていうのは案外合っているかなぁと
途中から思い直しました。
「下弦の月」ではその神社の屋根の横に三日月が現れて
この演出も中々効いていました。
「会わないつもりの、元気でね」からは神社のセットがはけて
無機質なセットに変わり、ここも良かったです。

中盤のMCでは、卵料理のSTANDARDのアンケートがあって
「甘目の卵焼き」が選ばれていました。
その他の話では、RINAが子供の頃、ゆで卵を10個食べていたことと
HARUNAが居酒屋で生ビールを頼むけど
他のメンバーはウーロン茶で悲しい、ということですかね。

アルバム曲でない内の一つ、「声」はMAMIのボーカル曲で
バンドでリードボーカル以外がボーカルを取る曲はロクなものが多くないですが
この曲に関してはそれは当てはまりません。
というかかなりいいです、実際、ファンの中でも人気があるのもうなずけます。
あと個人的に何と言っても「太陽と君が描くSTORY」をやってくれたこと、
これは嬉しかったです。
SCANDALの中では一番好きで、でも何故か今まで生で聴いたことがなくて
毎回またダメかぁ、って残念な思いをしていましたが
やっと今回それが叶いました。
っていうかすごい盛り上がるじゃないですか、
何で定番曲にしないのか不思議なほどです。

1曲目が「STANDARD」で、本編最後も「STANDARD」に戻っていく
この構成もかなり気に入っています。
アンコールは「瞬間センチメンタル」「SCANDAL BABY」「Doll」と
初期の代表曲を重ねて、盛り上がったまま終演を迎える
本当パーフェクトな構成でした。
オーラスは「太陽スキャンダル」と薄々感じてたんですよ、
でもそれを外してきたことを逆に評価しています。
これで「太陽スキャンダル」が来てしまうと
あまりにも完璧すぎてそれはそれで困ってしまうものです。
自分の予想では国際フォーラムのWアンコールで
演奏されると踏んでいますが。

今日のライブを観て、改めてガールズ・バンドでは
1歩も2歩もいやいや5歩も先に行ったのは間違いありません。
最近テレビ出演も多いのですが
それがいい影響を与えているのか、
自信のようなものをビンビン感じます、
NMB48なんかよりよっぽど紅白に出てもらいたい所ですが。
RINAが「もっと大きい(会場)所に連れて行きたい」って話していましたが
それは今回位の規模のホールの方が
熱さを感じられていいです。
国際フォーラム公演も楽しみです。

aiko「Love Like Pop vol.16.5」

2013年10月12日 20時30分28秒 | 音楽
ご存じの通り、この公演の4日前のNHK公演が延期となり
開催も危ぶまれていたわけですが
こちらは予定通り、行われました。
数か月の間で3種類のツアーが楽しめるとのことで
とても素晴らしい催しなのは言うまでもないのですが
これがともすれば1回1回集中しようという気持ちの欠如に
つながった部分も多少あって
そこまでテンションが上がっていなかったのが
延期という事態にあって
逆に気づかされたというか
当たり前だと思っていたことが決してそうではないのだということに。

長く付き合った恋人同士のように
そこに慢心があって
失ってみて初めてそれがいかに貴重なことなのに
気づくのに似ているのかもしれません。
なので武道館公演はそんな想いを胸に臨みました。

たしかaikoのツアーでははじめてのセンターステージ方式で
オープニングとエンディング以外では
あまり映像に凝らなく
ライブハウスの感覚もちょっと味わえるこの方式は
aikoのステージングには向いていると思います。
特に武道館は6角形でどの方向からも同じ距離で見れて
いつもはアリーナ席しか取れない銀テープも
2階席まで飛んでいって取れた人も多かったです。

ただ花道が南側にしかなかったのが
せめて東と西の3方向(北はPA席があったので無理)
には欲しかったかなぁと。
あと東西南北のそれぞれでは立ち止まって歌うことが多かったけど
北東とか南西とか斜め方向ではあまり立ち止まってくれなかったのがマイナスかなぁ。

席は武道館公演でははじめてのアリーナ席で
北東側8列目でした。
ステージまでに障害物がなく
大変見やすい席でしたが
前述の通り、目の前で歌う回数はそんなに多くなかったです。

オープニングはステージ上に覆いかぶさったドームが色を変えて
それが割れてaiko登場の流れで
あそこにいたほとんどの人が気になっていた
歌声ですが普段とほとんど遜色ないもので
とりあえず安心しました。
声帯浮腫という病名だけ聞くとすごい重症じゃんって思いそうですが
注射打ったり声を出さないだけでここまで回復したようです。
何曲か辛そうなところがあったと書き込みを見ましたが
こんなんで心配していたらユーミンの高音の危うさに比べたら何ともありません。

セトリは普段よりはシングル曲が多いような気がしましたが
15周年記念という感じでもなかったです。
大阪公演からは1曲だけ変わっていたようで
「愛の病」も盛り上がるんでいいんですが
「花風」はあまり歌わないから個人的にはそっちの方が良かったかなぁ。

あとサポートメンバーがみんなこちら向きに座っていて
自分の席からはドラムを演奏している様がよく見えて
いつもはほとんど注目してませんが
あれだけ複雑な動きをするのはすごいなぁって感心しますね。
特にドラムなんてちょっとでもズレたら
演奏全体がガタガタになっちゃうじゃないですか、
絶対この楽器だけは嫌です。

センターステージということで
ステージがクルクル回転するかと思ったら
ここは固定でその分、aikoが終始動き回っていました。
ステージの上に円形のスクリーンがあり
あまり頻繁ではないですがそこに映像が映り、
ラストの「オレンジの満月」では
過去のライブ映像が流れて
15周年らしい雰囲気になりました。

まぁ何はともあれ、無事公演が終了して本当に良かったです。
12月の延期公演では何かサプライズがあるのか
それも楽しみにしています。

aiko「LOVE LIKE POP Vol.16」公演延期

2013年10月04日 21時07分36秒 | 音楽
本当ならば今頃、NHKホールで盛り上がっている予定でしたが
公演延期になってしまいました。
家を17時45分に出て、その頃には延期のお知らせが
HPなどで既に発表されていたようですが
セトリなど情報をあまり仕入れたくなくて
パソコンを全く覗いていなくて
NHKホール前に到着すると何だか人が多くて
入場時間が押しているのかなぁって
入口前に向うと立て看板が。

メガネを掛けていなくて最初よく読めなくて
そうしたらマイミクさんが声を掛けてくれて
「今日、中止になちゃったんですよ」と言われて
全く予想していなかった展開に一瞬止まっちゃいました。
7月から連日のライブ漬けで
しかも4種類のツアーを平行して行う結構無謀なもので
猛暑の疲れが涼しくなってきて一気に襲ってきたんでしょうかね。
夏→秋じゃなくて秋→冬の方が良かったのかなぁ。

延期には驚いたけど、個人的にはそこまでのショックはないです。
どうやら昨日の時点で相当声が出ていなかったみたいで
そういう悪いコンディションのライブならば
仕切り直して万全の状態の方がいいし
1公演だけ延期ならファイナル扱いになって
プレミアム感も出てくるのもいいのかなぁと。
あと何でか今日はそこまでライブモードに集中できていなかったこともあって
結構プラスで捉えられています。

しかし延期日になった12月4日っていうのが
ちょっと仕事のシフトの調整が必要な日になってしまって
これはマイナス要因です。
あと4日後の武道館公演がどうなるかなぁと。
こちらまで延期となるとちょっと厳しいかなぁ、
学生だったら予定を調整しやすいからどっちでもいいんですけどね。
武道館は延期しない根拠としては
もし相当症状が悪いならば今日の延期の発表も
もっと早く出していたと思うんですね。
17:00まで引っ張ったのはできるかできないかの瀬戸際だったはずで
インフルエンザでもなければ3日あれば回復するでしょう。

まぁとにかくあまり気にしないでゆっくり休んでもらいたいです。

財団、江本純子vol.6「常に最高の状態」

2013年09月22日 20時00分48秒 | 音楽
キャストを見て、知っているのは柿丸さんと松本さんだけだし
正直な所、行こうかどうか迷っていた位で
3300円って舞台にしては安いしつまんなくてもダメージ少ないかと
今週末ギリギリに予約したので整理番号は50番台でした。

会場は、「渋谷 ギャラリー LE DECO」という
雑居ビルの5階で、このビル全階がギャラリーになっているようです。
もちろんこんなおしゃれな施設には縁がなくてはじめて来ました。
埼京線の渋谷駅のホームは山手線などのそれとは
遠く離れており(東京駅の京葉線みたいな扱い)
いつもは500mほど歩かないとハチ公口には出れなくて疲れますが
今日は新南口が最寄の出口で
電車を降りてから会場まで5分も掛かりませんでした。

中は高校とか中学校とかの教室の半分位の大きさでしょうか
物語の舞台がギャラリー内ということもあり
絵やガラスの置物などが展示されています。
演出、脚本の江本さんが裏方として普通にそこにいて
差し入れで貰ったと思われる色んなお菓子を
お客さんに勧めていて
自分も調子にのって3つ位頂きました。
最終日ということもあって立ち見の人も数人いる位、場内満員でした。


あらすじ

娘の作品を観るためにギャラリーにやってきた靖恵(千葉雅子)と
その妹の佳代(柿丸美智恵)は、
ギャラリーで出会った尖ったアーティストの美幸(荻野友里)としほ(松本まりか)の
理解不能な世界観に戸惑い、会話が全くかみ合わない。
激怒したしほに呼び出されたアーティスト仲間のひとみ(佐久間麻由)が
ギャラリーにやってきたことによって、場がさらにこじれていく


前述した通り、そんなに期待していたわけではありませんでしたが
これがその予想を覆す位の面白さでした。
とりあえずこれだけ最初から最後まで
笑い声が絶えない舞台というのも記憶にありません。
はじめは、おばさん二人と若い3人のアーティストの
ジェネレーションギャップを中心に話を進めるのかと思っていましたが
それは序盤だけで
女性同士のそれぞれの関係性によるバトルが中心となります。

しほが一方的にひとみのことを恨んでいて
その理由が、アーティスト特有の複雑な感情かと思いきや
ひとみがしほの了承なしに一緒にカラオケに行ったときの写真をブログでアップしたという
どうでもいいようなことで
案外、人が怒りを抱くのはこんな些細なことでしょうね。

美幸は最初はアーティスト然としたとんがったように見せていましたが
話が進むにつれて割と普通な女子になっていって
芸術家の割にはつまらないことで悩む様子が面白かったです。
この役を演じた荻野さんは今回はじめて知りましたが
一気にファンになりました。
自分の知らないところでまだこんなに素敵な女優さんがいたんですね、
テレビとかもっと出れば人気が出ると思うんだけどな。

しほは一番エキセントリックな感じでしたが
本性は5人の中で一番弱い性格なのは間違いありませんね、
現実社会でも弱い人にかぎって虚勢を張っているっていうこと
よくありますもんね。
しほ役の松本さんはここ数年、観に行くお芝居でよく見掛けます。
叫ぶシーンが多いせいか喉がつぶれているようで
声を出すのが辛そうでした。

ひとみはこの中では一番動じない強さがあるように感じました。
表面上はとっつきやすいんだけど
そこから先は中々心を許さない厄介なタイプ。
この役を演じた佐久間さんもお初かと思っていましたが
今調べたら以前観に行った「墓場、女子高生」に出演されていたようで
その時どんな役をやっていたか覚えてないですね。
これからはチェックするようにします。

靖恵はまぁよくいそうなおばさんなんだけど
本当にいたとしても別に嫌いにはならないです、この人は。
多分自分が女になったらこの人と似たようなおばさんになるんじゃないかなぁ、
そこまで厳格ではないが、逸脱したことは許せない、みたいな。
千葉さんも今回はじめてお芝居を見ましたけど
上手いですよね。

佳代はこの中じゃダントツで楽に生きられるタイプですよね。
お芝居中にも「あなたが一番部外者よね」と突っ込まれますが
こういう風な立場に身を置けるように自分もなりたいです。
柿丸さんは言うまでもありませんね、
毛皮族ではもっとトンでいる役が多いけど
こういうある程度、普通の役柄の方が奇怪さが増していいのかもしれません。

で一番びっくりしたのが、江本さんが客席にいて
お客さんと一緒にステージを見ていて
たまにそちらを見ると、これが全く笑っていないっていう、
まぁ自分が書いたお話だからそういうものなのかもしれないけど
自分が演者だったら絶対に嫌だなぁ、気になっちゃって。
これも含めて演出だったのかなぁ。

他にも笑える小ネタが多数あり
ものすごくおススメの舞台ですが、残念ながら今日が最終日でした。
公演パンフレットを見ると
再再演も考えているということなので
その際にはぜひ見てもらいたいです。

B'z LIVE-GYM Pleasure 2013 -ENDLESS SUMMER-

2013年09月22日 00時58分58秒 | 音楽
只今、帰ってきました。
1か月前のサザンの時は、それはもう過酷な暑さでしたが
暑くも寒くもなく風も適度に吹いて
野外の催し物を楽しむにはこれ以上ないほどの最高の気候でした。
台風が来ていた先週開催でなくて
本当に良かったです。

今までFCの先行抽選でツアーは外れたことがないので
今回もそうかと思っていたら
落選した人もいたようです。
それなら制限枚数を4枚ではなく3枚か2枚に
すれば良かったと思うんですが
運営側も読み違えしたんでしょうか。
日産スタジアムで落ちるんじゃ
相当落ち込みますね。

席は残念ながらアリーナではありませんでしたが
1階席のしかも前の方で
ステージ全体を眺めるには見やすい場所で
両隣も太った人ではなかったので、
それほど悪い席ではありませんでした。
でも客席後方にサイドステージがあれば
ものすごく最高な場所だったのに
それが無かったので残念でした。

土日なのに18:30と随分遅いスタートだなぁと思っていましたが
オープニングの演出が暗くならないと映えないようなものだったので
そのせいじゃないかと思いました。

事前にホールツアーのセットリストも見ませんでしたが
今確認した所、だいぶ違っているようですね。
今回の方は、いわゆるPleasureツアーらしいものでした。
どちらかというと先月のエアロソニックの方に近いかと。
その中でもその時、演奏していなかった「NATIVE DANCE」は
久々に聴いた気がします。
この時期の楽曲って何年も聴いていなくても
不思議と歌詞が自然と出てくるんですよね。

「さよならなんかは言わせない」は
おそらく今まで1,2回しかライブで聴いたことないんじゃないかなぁ、
全く記憶がないんですよね。
そういった意味でも嬉しかったです。
あと唯一のアコースティック演奏だった
「あいかわらずなボクら」はカラオケ風に歌詞が表示されていてそれを読むと、
改めていいこと書いてあるなぁと
感心しながら聴いていました。

「愛のバクダン」のときにツアーロゴをあしらった
巨大な飛行船がハートをばら撒きながら
場内を旋回していてどうやって操作しているのかなぁって不思議だったけど
下で凧揚げするように人力で動かしていて
リモコンじゃないんだって。
サザンのときもそうだったけど
消防法が緩くなったのか
炎を使う演出が復活してきましたね、
ここ数年はほとんど無かったように感じていたんですけど。
もちろん好きです、
フィナーレの花火も相当上がっていましたね。

不満をあげるとすると
曲数が21曲ですか、ちょっと少ない気がしたんですけど。
ライブ時間も3時間を大きく下回っているし
Pleasureツアーなんであと3~4曲やってくれてもと思うんですが・・・
アンコール2曲も少ないよね。
あと音量が低い気がしました。
日産スタジアムのスタンド席に久々に座ったわけで
場所的な問題の可能性もありますが
ボーカルも演奏も含めて全体的に音量の迫力がなかったんですよね。

これまで会場はドームで今日と明日だけスタジアムなので
スピーカーも性能が野外向きでないのか
収録したいたみたいだからその関係か
はたまたPA席がいつもと違うような場所にあったからかとか
色々想像はできるんだけど
これは結構致命的でした、
明日は改善されているといいんですけど。
B'zのライブでこういうのは初めてだから
かなり痛かったです。

あと「恋心」を外すのは無しですよね、
もう5年に1回しかあのフリできないんだから~。
来年はアルバムツアーやってくれるかなぁ。

いきものがかりの みなさん、こんにつあー!! 2013 ~ I ~

2013年09月11日 22時20分58秒 | 音楽
7月にNEWアルバム発売されていましたが
正直シングル曲もいつもよりはインパクト弱いし
あまり期待していなくて
結局、聴いたのはライブ当日になってしまいました。
TSUTAYAで当日レンタルしてきて
ステレオにセットしました。

すると、あれ、意外にいいじゃん、って。
シングル曲は前述した通り、弱いんだけど
それをカバーするようにアルバム曲たちが全て平均点以上で
捨て曲らしきものがありませんでした。
どれも10点満点中の6~8点はつけられるのは良かったですが
できれば9点以上つけられる曲が1、2曲あれば
もっとスルメアルバムになったと思います。

そんなわけで行きの途中でレンタルしたCDを返して
会場である横浜アリーナに向いました。
奇しくも昨日はサッカー日本代表の試合が日産スタジアムで行われ
最寄駅である新横浜駅が相当混み合うと予想して
はじめて菊名駅から歩いていくことにしました。
渋谷から東急東横線に乗り、菊名駅でJR横浜線に乗り換えて
新横浜駅に行くんですが
菊名→新横浜間がJR線の為、130円払っていて
いつももったいないとは思っていました。

でも1年に何回も行かないし迷って遅刻したら嫌だなぁと
今回がはじめてでしたが
結果的にはこちらで正解でした。
距離的には新横浜からに比べて倍近くあることはありますが
それでも15分も掛からない時間で着いたし
心配していた道もほぼ1直線で簡単でした。
乗り換えや新横浜駅内のごちゃごちゃを考慮したら
人も少ない菊名駅からの方が楽だったりします。
帰りもこちらからの方が良かったです。

座席はセンター席21列のだいぶセンター寄りで
目線に邪魔になる長身もなくステージが見やすく
かなりの良席でした。
ツアーロゴ入りテープもたくさん取れたし
しかし隣のデ・・・、もとい恰幅のいい人の鼻息が荒くて
MCやバラード曲のときなどとてもイライラしました。
それだけがデメリットでした。

ステージ上に今回のツアータイトルの「I」を模した巨大なセットが組んであり
オープニングが始まるとそれに映像が投影されて
それが本の小口(背表紙の反対側)ということが分かり
「I」の部分が縦半分に分かれて
本が開いたような状態になります。
そのページがスクリーンになっていて
そこに楽曲によって、日記、小説、コミックになったりして
この演出は相当効果的でした。

その中でも「あしたのそら」は少女マンガ風になっていて
セリフの吹き出しに歌詞が書かれていて
一番好きになりました。
これは他のアーティストも参考にしたもらいたい
上手い演出でした。
アンコールではサポートメンバーが自己紹介のボードをもった映像が流れ
それがメンバー紹介を兼ねていて
これもアンコールの時間を上手く使っていると思いました。

セットリスト的にはNEWアルバムからは11曲、その他7曲で
バランス的には良かったんですが
ホールツアーならまだしも、アリーナ公演で18曲というのはちょっと少ないですね、
終わった後はもっと多かったような気がしたんですけどね、
公演時間も3時間近かったし。
NEWアルバムの曲は演出のプラスもあるけど、
どれもライブで通用する曲でしたね。
特に聖恵ちゃんが作った「東京」は
聴けば聴くほどいい曲ですね、
デビュー前に作った曲らしいですけど
もっと作詞作曲した方がいいんじゃないかなぁ。

同じく聖恵ちゃんの作った「キミがいる」も
何でかあまりライブでは歌われないんですが
今回演奏されて改めていい曲だなぁと。
逆に最近定番になっている「きまぐれロマンティック」は
あの曲順だったら今回はあえて見送るのも手かなぁと。
アンコール2曲目の「ありがとう」も他のバラード曲、
例えば「YELL」なんかでもいいと思うんですけど
年配の方はこれを聴きに来ている人もいるだろうから
外せないんだろうな。

年配の人といえば、70歳代の女の人がいて
その人が「水野さん、結婚おめでとう」というメッセージボードを持っていて
それがすごいいいなぁって思ったんですよね、
あの歳で若者向きのライブに来て
ああいうメッセージボードを作って持ってくるって
自分も同じような年代になったとき、
そういう人間でありたいなぁって思いました。

あと、フリフラという曲によって色が変わるリストバンドによる演出があって
aikoライブのザイロバンドとの違いは
ザイロバンドは最初に決められた1色の色が点滅するのに対して
フリフラは8色程度が制御により点灯することができるので
より統制の取れた演出になります。
センター席からはその効果があまり実感できませんでしたが
スタンドの上方からは相当綺麗な光景だったのは
後日発売されるであろうライブブルーレイで確認したいと思います。
いいことずくめのフリフラですがおそらく高価なのでしょう、
ザイロバンドのように使用後は記念に持って帰れないのが残念です。

総じて、やっぱりいきものがかりのライブはいいなぁ、って
これは素直にそう感じました。
リーダーがMC中にトイレに行ったり
「笑ってたいんだ」の2番の出だしを間違えたりとハプニングも含めて
らしいって感じで(本人たちは反省会なんでしょうけど)
アットホームな雰囲気も彼らの魅力です。
一つ残念だったのはイマイチ盛り上がりが足りなかった所ですかね、
武道館の盛り上がりと横浜アリーナのステージングが合わされば
最強なんですけど、難しいところです。

Bis「IDOL SUICIDE~LIVE in DIVER CITY」

2013年09月01日 22時02分58秒 | 音楽
BSスカパーでTIFというアイドルフェスが放送されていて
2日目のフィナーレの映像が流れていました。
アイドリングやアップアップガールズなんかが出ていたんで
このフェスでも中心的なグループが出ているようでした。
さて誰がトリなんだろうと見ていると
見たことがない女の子が出てきて
アイドルというにはあんまりかわくないし
なんでこの子たち(が大トリ)なんだろう?って疑問でした。
それがBisとの初対面でした。

でその時歌った曲が「nerve」で度胆を抜かれました。
これがアイドルの曲というよりも
普通にミュージシャンが歌っていても通用するほどの
テンションの上がる曲で
振り付けも斬新でした。
2番からはその時出演した他のグループのメンバーもステージに登場し
軽く感動すら覚えました。

それからはBisのことが気になり
You Tubeで映像を検索し
「primal」というこれも相当の名曲に辿り着きました。
何回この曲を再生させたことでしょう。
この後もこのグループのことを調べると
過激なPVや数年間で脱退者が何人も出ていること、
下ネタを辞さないところなど
アイドルらしからぬその存在感に魅了されていきました。

そこで9月1日にワンマンライブがあるということで
普通なら即チケットGET、というところでしたが
ライブ映像を見ると、ダイブや圧縮などがひどそうで
あとアイドルのライブに行ったこともなかったので
躊躇してしまいました。
そうこうする内に当日になりもう諦めようかなぁと思っていた所、
コミュで半額で譲ります、という書き込みを見て
譲ってもらうことにしました。
しかもドリンク代も500円掛かるというので
1000円でいいと言っていただけて本当に助かりました、ありがとうございました。

前に行く気は更々なかったので開演5分前に入場しましたが
場内にはスペースも意外に多く、
真ん中らへんでも余裕がありました。
なんかチケットが売れていない、と噂はきいていましたが
本当のことだと思いました。(開始直前にはそれでも結構入ってきました)
後ろの方でも激しかったら嫌だなぁと緊張していました。

予定より20分近く遅れて開始になりましたが
予想していたほどのことは自分の周りではなく
それでも隣の人は激し目で振り付けがある曲になると
ちょっと見境なくなる人で
そんなにやりたいんなら前の方にいけばいいのに、とは思いました。

ステージも見やすい場所をキープできたので距離の割には顔もはっきり見えました。
全体的にHPの写真よりはみんな可愛い顔をしていました。
リーダーのプー・ルイさんはたま~に宮崎あおいに見えるときがあって
あんな下ネタをいう人には見えませんでした。
曲の合間にアイドルっぽいぶりっ子な表情するのが本当可愛かったです。
ミッチェルさんは今月で脱退するということで
生で見るのはおそらく最後になるので集中して見ていました。
今日見ただけの感想ですが
このグループのバランサーみたいな立ち位置に見えて
彼女がいなくなるのは結構痛いんじゃないかなぁって思いました。
事前のイメージと違っていたのがカミヤサキさんで
鳥居みゆきみたいな顔をしていました。(褒めてます)

代表的な曲しかしらないので、ほとんど初めて聴く曲でしたが
特にバラード系の曲はどれもいい曲だなぁって感じました。
中盤以降の激しい曲になるとダイバーも相当増えて
入場口に禁止の貼り紙がありましたけど
全く効力もないし、運営側も注意することもありませんでした。
あの下にいる人たちはどんな気持ちなんですかね、
自分だったら絶対嫌だけどな。

ちょうど中間地点で「nerve」登場で
う~ん、なんだろう、このポテンシャル、
アイドルという括りだけではもったいないすごい曲です。
本編最後に「primal」で
こちらは「nerve」よりも更に感動してしまいました。
どちらかというと切ない寄りの曲だと思うんですが
そこにだけ向かっているわけでなくて
この曲ももっと広めたい曲です。
アンコールで新曲「FLY」を演奏していて
これも相当いい曲で
この3曲だけでもチケット代の価値は十分ありました。

他のライブと違ったことは
まず開演前にBGMで自分たちの曲を流していたことですね、
これは今まで経験したことがありません。
あとメンバーが入退場するときに
自分たちでペットボトルの水を持ち運びすることです、
あんなセルフサービスもはじめて見ました。

賞味2時間30分のライブでしたが
これで定価3000円というのは安すぎるというか
ギャラが相当安いんだろうなぁ、と。
終了前にマネージャーさんが出てきて
来年の3月に15000人キャパの会場を仮押さえしてあるが
今日のZEPP(2000人)も完売できないようじゃやばいから
どうすれば満員にできるか考えろ、とメンバーに宿題を出していて
気持ちよくライブやっているのにあんなこと言われたら
自分だったら絶対にこの人のこと嫌いになるなぁと
同情しました。

15000人というと武道館はそんな入らないし
横浜アリーナかさいたまスーパーアリーナしか考えられないんだけど、
それはさすがに無謀としか言いようがありませんね。
そもそも座席がある場所でのライブを
この人たちが望んでいるとも思えないし
でも何とか幸せになってほしいな彼女たちには
と今日行って強く感じました。

Salyu × 小林武史 SPECIAL SUMMER LIVE @ code kurkku

2013年08月25日 21時56分10秒 | 音楽
プレミアムエリアとミュージックエリアに分かれていて
プレミアムエリアはステージが間近で見れて軽食がついていて5000円、
ミュージックエリアは1800円でドリンク2杯飲めますが
ステージはほとんど見えないエリアになっています。
チケット販売がtixeeっていうイベント運営会社が取り仕切っていて
もちろんプレミアムエリアを狙っていましたが
予約開始でサイトに入ったらこのtixee会員の会員登録が必要って
それが済んだ頃には既に完売していました。

ステージが見れないのに行ってもしょうがないかなぁって
この時点で見送る予定でしたが
即日完売していたはずのミュージックエリアの販売が再開されていて
勢いで予約してしまいました。
まぁそんなわけで大して期待していたわけではなかったんですが
結論から言いますと、行って良かったです、
しかもミュージックエリアの方で、
理由は後述いたします。

代々木駅からしばらく歩き、クルック前に着くと
夏祭りということで人がたくさんいました。
自分にとってはものすごく居心地が悪い空間で
というのもそこにいる多くの人が
自分はおしゃれでイケていると自覚している人達
(実際にそうであるかは別として)
ばかりでそそくさと会場に向いました。

入場チケットは紙ではなく「電子もぎり」という
スマホにダウンロードしてそれを係員に提示する方法で
ここでもスマホを持っていない人間は
劣等感を味わうことになります。
その人たちはメールを印刷したものと身分証明書を見せなければならないわけですが
見た限り10人もいませんでした。

まず入場してドリンクの引き換えに向いましたが
とりあえずメニューが載っていないので
何を頼んでいいのか分からない・・・
バーテンダーと小粋な会話をしながらそんな飲み物があるか
訊けるような社交性はないから
他の人が頼んでいたオレンジジュースを泣く泣く頼みました。

事前に告知されていたようにステージはほとんど見えませんが
場所によってはうっすらSalyuのことが分かる程度で
自分はドリンクバーのある部屋の
ガラス越しに見ることにしました。
2階が関係者エリアになっていて
1階とは吹き抜けになっています。
19:00になるとその2階からSalyuと小林武史が降りてきて
ステージの方に歩いていきました。

先に話したミュージックエリアで良かった理由として
まずはセットリストが全てカバー曲ということです。
邦楽では現在上映中の「風立ちぬ」の主題歌、ユーミンの「ひこうき雲」と
マイラバの「白いカート」など数曲で
あとは洋楽カバーでした。
でもミスチルの「君がいた夏」は大サビの高音が心地よくて
これは聴けて良かったです。
あとステージ時間も1時間で、
いくら軽食がつくとはいえ5000円でこの内容だったら
ちょっと高いなぁって感じそうで
ドリンク2杯ついて1800円位がちょうどいいかなぁと思いました。

あとステージが終了してまた2階に戻っていたんですけど
そのときに通路寄りに場所を移して
Salyuとハイタッチできたので
これはかなりポイントが高かったです。

でこのイベントの最大の問題点が
2階の関係者エリアで
最大で30人近くいたんですが
演奏中もこいつらがしゃべりまくっていて
歌に全く集中できないところでした。
最後に2階に続く通路寄りに移動したところ、
これがビックリする位、普通の音量で会話していて
自分の近くにいた人も「演奏は良かったけど2階うるさすぎ」って
言っていましたけど、本当にひどいの一言です。

しかも終演後はSalyuを囲んで
写真撮影や軽いパーティーみたいになっていて
小林武史も原発おかしいとか言う前に
こんな演奏もろくに聴いていない奴らを何とかしろよ、って
すごい後味が悪い感じでした。
数年前にミスチルが出た映画の「Split The Difference」に
関係者を呼んだライブ映像が映っていたけど
ただの一ファンの優香が映っていたり
あの時と同じ嫌な感じです。
本当、「関係者」ってロクなもんじゃありません。
最後にコーラと引き換えて家路に着きました。

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