夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

夏を納める

2012-09-13 06:22:38 | つれづれなるままに
 白露が過ぎ季節は着実に初秋に移行しています。「暑さ寒さも彼岸まで」という諺の、、如何に実感的なことかを今また痛感しています。

 暑さも30℃を超える日がまだ続いていますが、それでも朝夕の涼しさは秋そのものです。諸事に身を投じているうちに、あうん周辺の種々が伸び、捨て置けぬ気になって草刈りをしました。午前中のたった2時間でしたが、全身水をかぶったほどに濡れ鼠です。少し暑気あたり気味となり、慌ててスポーツドリンクを買って飲み干しています。
 近頃暑さに向かう気力もなく、机にかじりついていましたので、季節の移ろいを感じる暇もありません。
 こうして決断をして刈払い機を手に草を刈っていると、たくさんの虫たちが姿を表してなんだか申し訳ない気がしてきました。最近とんと姿を見なくなった、キリギリスやバッタ、もちろん姿が多いのはコオロギでしたが…たくさん草の陰から驚いたように出てきました。
 草を刈れば草自体が既に種を地面にこぼす準備をしていて、のんびりしているのは私だけなのかなと思いました。
 一日では終えることができず、結局翌日に仕事を残してしまいました。
 夏休みの子供達の遊んだプール、日除けのヨシズ、扇風機、かき氷器などが出番が少なくなって来て、そろそろ片づけの時期になりました。
 疲れた心にホッと一息の癒し、それはあうんの建物わきに広がる黄金の絨毯となった稲穂の広がりです。もうすぐ頭を垂れた稲穂の収穫時期が迫っているようです。

 夏草を払いて虫の踊り出る

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