津軽弁で子守をするという意味の言葉は、「あだこ」といいます。昨日は4年ほどの付き合いになる画家のTJさんの絵画教室の日でした。TJさんは昨年女のお子さんを出産しました。今10ヶ月の可愛い盛りの「里沙」ちゃんです。6月に会ってからもう3ヶ月が過ぎ、ずっしりと重たくなっていました。なによりこの時期のあかちゃんは人見知りを始める時期なのか、いろんな人をよく観察しています。私も6月にはとても扱いやすいおとなしい赤ちゃんだなと思っていたのですが、今は一定の距離を縮めようとすると、こわいのか泣きそうな顔をします。3ヶ月前には私の背中でよく眠ってくれたのですが、抱っこしても嫌がるのです。昨日はお母さんが絵画教室の講師をしているので、その周辺を乳母車(バギー)で歩いていて何とか安心してくれました。外はお天気が良かったのですが、風が強くてあかちゃんにはお日様も風もきつい日でした。やむなくあうんのウッドデッキと回廊を歩きながら、理沙ちゃんと仲良しになりたいと思っていました。ギターを弾いてみたり、絵本を見せたりといろいろするのですが、彼女に受けたのは絵画教室の教材の一つのにんじんでした。りさちゃんの目と手の感触によって選ばれたにんじんは結構重たくて、大丈夫かなと思うくらいでした。でも彼女はしっかり握って話しません。オレンジの色と冷たくずっしりと重い感触が気に入ったのでしょうか?やがて30分ほどするとようやくバギーも飽きてきて、私が抱っこしても大丈夫になりました。
でもあかちゃんてこんなに重たいんだと思えば、お母さんの苦労がよくわかります。三十数年前の子育て経験が既に遠い記憶のかなたに消えかかっています。これから理沙ちゃんが育っていくまでの気が遠くなるような様々な日々の積み重ねが想像されます。ぼくはじいちゃんになることができませんが、じいちゃんになった様な気のする1時間30分でした。
でもあかちゃんてこんなに重たいんだと思えば、お母さんの苦労がよくわかります。三十数年前の子育て経験が既に遠い記憶のかなたに消えかかっています。これから理沙ちゃんが育っていくまでの気が遠くなるような様々な日々の積み重ねが想像されます。ぼくはじいちゃんになることができませんが、じいちゃんになった様な気のする1時間30分でした。
嬉しい限りです。
お互い電力を貯めて頑張りましょう。