6月20日(木)
弘前城リレーマラソンは、なんとかクリアした。でも自分の中ではまだ何かが終えていない気がしている。
そんな気持ちを引きずって、この日も家内と公園に来ている。
あの日まで公園は、マラソンマンが大勢駆けていた。しかし大会がすんで、この夕方には欄しているのは弘前工業高校の生徒と、3,4人だけである。
気持ちを慰めてくれるのは、今を盛りに咲こうとしているツツジの花だ。
夕方の弘前城公園内はやけに涼しく、走り始めは半袖一枚では鳥肌が立つ。
あの日私のランは不消化で、チームメンバーの足を引いていたのは自覚している。学生たちだからタイム差は、やむを得ないというのではとても自分は納得出来ない何か。それは自分の限界を越えようとしなかったことへの悔いでもあるか・・・。
もう一周走れたかもしれないが、自分は安全策を優先したことは、心が一番知っている。この坂を登れば苦しいことはわかっていながら、その直前で走るのを諦めていることが許せない。
そんな思いで終えたくない気持ちを、この日公園に向かわせたのだ。
走る足にはまだ力が蓄えられていて、あの日上がらなかった足が今はこうして力みなぎっている。
今止めては、きっと再起しないだろう。
そんな思いを今ごろ持ち始めている自分は、きっと来週もここへ向かうだろう。
走り終えて赤い木橋「春陽橋」を渡れば、大きな鯉達が餌を求めてライズする音があちこちでこだまのように聞こえている。
汗が心地よく、夜風に吹かれながらこの日のランを終えた。
弘前城リレーマラソンは、なんとかクリアした。でも自分の中ではまだ何かが終えていない気がしている。
そんな気持ちを引きずって、この日も家内と公園に来ている。
あの日まで公園は、マラソンマンが大勢駆けていた。しかし大会がすんで、この夕方には欄しているのは弘前工業高校の生徒と、3,4人だけである。
気持ちを慰めてくれるのは、今を盛りに咲こうとしているツツジの花だ。
夕方の弘前城公園内はやけに涼しく、走り始めは半袖一枚では鳥肌が立つ。
あの日私のランは不消化で、チームメンバーの足を引いていたのは自覚している。学生たちだからタイム差は、やむを得ないというのではとても自分は納得出来ない何か。それは自分の限界を越えようとしなかったことへの悔いでもあるか・・・。
もう一周走れたかもしれないが、自分は安全策を優先したことは、心が一番知っている。この坂を登れば苦しいことはわかっていながら、その直前で走るのを諦めていることが許せない。
そんな思いで終えたくない気持ちを、この日公園に向かわせたのだ。
走る足にはまだ力が蓄えられていて、あの日上がらなかった足が今はこうして力みなぎっている。
今止めては、きっと再起しないだろう。
そんな思いを今ごろ持ち始めている自分は、きっと来週もここへ向かうだろう。
走り終えて赤い木橋「春陽橋」を渡れば、大きな鯉達が餌を求めてライズする音があちこちでこだまのように聞こえている。
汗が心地よく、夜風に吹かれながらこの日のランを終えた。