夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

俳句・春愁

2007-03-09 22:21:41 | 創作(etude)
 ・春愁や人の別れを繰り返し

 ・春愁のあれはお山か黒き雲波

 ・引く鳥を仰ぎみて吾も帰らん

 ・貝寄風(かいよせ)に身任せつつこころ立つ

 ・小鳥引く清き平川今は汚れて

 ・鳥雲につがいの鴨の離れ行く

 ・鳥帰る彼岸の空を目指し行く

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2 コメント

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貝寄風 (りんご)
2007-03-10 09:23:04
成田さんは、詩・短歌・俳句・文章
と何でもなさいますね。
貝寄風は初めて目にする言葉です。
この言葉は無くしたくないですね。
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りんごさんへ (なりたはるみ)
2007-03-10 18:32:49
 歌を初め文章はこころ(気持ち)があればどんどん生まれるものだと、いつも思います。巧拙は別としてですが…。
 「貝寄せ」とも言いますが、陰暦二月二十日前後に吹く激しい西風をいうとあります。大阪四天王寺の聖霊会(しょうりょうえ)の舞台に立てる筒花は難波の裏に吹き寄せられた貝殻で作るのでこの時期の風に名づけられたのだそうです。
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