1月20日(金)18:30~20:30 青森文化会館
小椋佳・サエラ・中村雅俊の出演する、オールナイトニッポン「ニューイヤーコンサート」に家内と出かけました。2000人も集まったこのコンサート会場は、さすがに冬のコンサートでもあってか、青森県民の文化への飢餓感が感じられるような気がします。小椋佳は67歳、中村雅俊が61歳、サエラも50代ということでか、観客はほとんどが50代から60代のシルバーという感じでした。
弘前での小椋佳や加藤登紀子のコンサートは前に聞きに行ったことがありますが、最近交通の便やらが新幹線効果も手伝ってか青森市でのイベントが多いと思うようになったのは気のせいでしょうか・・・。高橋真梨子はこのところ青森市文化会館が多い気がします。
まあ東京や仙台などまで行けるわけでもなく、小一時間で会場の席に座れるのですからよしとしています。ちなみに私の学生時代からの小椋佳は身近な存在でした。小椋佳とは7歳離れていますが、活躍されたのは私の大学時代からですから、かなり親近感があります。小椋佳、井上陽水、吉田拓郎、中島みゆき、かぐや姫、さだまさしなどは同じ時代を生きた人といっても良いのかも知れません。
小椋佳は昨日の公演で「さらば青春」「少しは私に愛をください」「シクラメンの香り」「愛燦燦」などを歌った。彼の話によればこれまで2000曲も作ったというのだから、すごい人だなあと思う。ただ作曲するだけでなく、それが何曲もヒットするのだから、その実力はすごいと思いますね。私がファンだから言う訳ではありませんが、私だけでもかなりの小椋佳の曲をしっています。中村雅俊に依頼されて作った曲も「ふれあい」「お前がいい」などがあり、二人で歌っていました。
さて、その小椋佳さん、何やら今回は少し調子が悪かったのか・・・いや、実際に歯痛があって青森に来て我慢できずに歯医者に行ったとのこと・・・そのせいか、麻酔が効いていて、少ししゃべりがおかしかったようです。でも、可笑しいといえば、話の中身も格別愉快な小椋さんでした。
物忘れのエピソード。何かしようとしてドアを開けて、部屋をでると何をするのだったか忘れて、入浴をしたそうです。そして浴槽の中で、「あ、そうだ。トイレでおしっこするんだった・・・」とか、奥さんが出掛けに「きょうは雨が降るみたいだから傘をお持ちになったほうがよろしいですよ」と言われ、「ああそうだね」といって靴を履いて、玄関を出てしばらく歩いてから、ふと気づくと傘の代わりに右手に靴べらを持っていたとか・・・。会場は割れんばかりの笑いがあふれていました。
サエラさんは一昨年プロデビューをしたとかで、応援団が前の方の隻を陣取って、賑やかでした。私も今から8年ほど前に、サエラさんとは出会いがありました。だので、とても久しぶりに楽しみました。菊池さんはボーカルで、とっても良い声です。相棒の高橋さんはピアノですが、いつもにこやかに演奏をされています。
中村雅俊さんは、宮城県女川出身とかで、今回の東日本大震災では、被災地の方でもあります。度々出向いて応援をしているようでした。それにしても、40年ほど前の彼の印象とは大違いで、ダンディスリムで61歳というのですから脱帽です。
歌を聞きながら、一方の頭の中ではその頃の思い出も同時に思い出しているのですから、歌の力というものものすごいものだと思います。サミエル・ウルマンの詩で「青春というものは年齢ではなく、心の様相をいう・・・」と書いています。そういう意味では今の60代、70代は、一昔まえに比べると、気持若いような感じがしますね。ことに歌を人前で歌うということは、元気の秘訣かもしれません。
前の方から9列目で中央席だったのですから、小椋佳さんと一緒に向かい合わせで合唱したような気分でした。
来月は落語鑑賞の予定ですが、果たしてどうなりますやら・・・。
小椋佳・サエラ・中村雅俊の出演する、オールナイトニッポン「ニューイヤーコンサート」に家内と出かけました。2000人も集まったこのコンサート会場は、さすがに冬のコンサートでもあってか、青森県民の文化への飢餓感が感じられるような気がします。小椋佳は67歳、中村雅俊が61歳、サエラも50代ということでか、観客はほとんどが50代から60代のシルバーという感じでした。
弘前での小椋佳や加藤登紀子のコンサートは前に聞きに行ったことがありますが、最近交通の便やらが新幹線効果も手伝ってか青森市でのイベントが多いと思うようになったのは気のせいでしょうか・・・。高橋真梨子はこのところ青森市文化会館が多い気がします。
まあ東京や仙台などまで行けるわけでもなく、小一時間で会場の席に座れるのですからよしとしています。ちなみに私の学生時代からの小椋佳は身近な存在でした。小椋佳とは7歳離れていますが、活躍されたのは私の大学時代からですから、かなり親近感があります。小椋佳、井上陽水、吉田拓郎、中島みゆき、かぐや姫、さだまさしなどは同じ時代を生きた人といっても良いのかも知れません。
小椋佳は昨日の公演で「さらば青春」「少しは私に愛をください」「シクラメンの香り」「愛燦燦」などを歌った。彼の話によればこれまで2000曲も作ったというのだから、すごい人だなあと思う。ただ作曲するだけでなく、それが何曲もヒットするのだから、その実力はすごいと思いますね。私がファンだから言う訳ではありませんが、私だけでもかなりの小椋佳の曲をしっています。中村雅俊に依頼されて作った曲も「ふれあい」「お前がいい」などがあり、二人で歌っていました。
さて、その小椋佳さん、何やら今回は少し調子が悪かったのか・・・いや、実際に歯痛があって青森に来て我慢できずに歯医者に行ったとのこと・・・そのせいか、麻酔が効いていて、少ししゃべりがおかしかったようです。でも、可笑しいといえば、話の中身も格別愉快な小椋さんでした。
物忘れのエピソード。何かしようとしてドアを開けて、部屋をでると何をするのだったか忘れて、入浴をしたそうです。そして浴槽の中で、「あ、そうだ。トイレでおしっこするんだった・・・」とか、奥さんが出掛けに「きょうは雨が降るみたいだから傘をお持ちになったほうがよろしいですよ」と言われ、「ああそうだね」といって靴を履いて、玄関を出てしばらく歩いてから、ふと気づくと傘の代わりに右手に靴べらを持っていたとか・・・。会場は割れんばかりの笑いがあふれていました。
サエラさんは一昨年プロデビューをしたとかで、応援団が前の方の隻を陣取って、賑やかでした。私も今から8年ほど前に、サエラさんとは出会いがありました。だので、とても久しぶりに楽しみました。菊池さんはボーカルで、とっても良い声です。相棒の高橋さんはピアノですが、いつもにこやかに演奏をされています。
中村雅俊さんは、宮城県女川出身とかで、今回の東日本大震災では、被災地の方でもあります。度々出向いて応援をしているようでした。それにしても、40年ほど前の彼の印象とは大違いで、ダンディスリムで61歳というのですから脱帽です。
歌を聞きながら、一方の頭の中ではその頃の思い出も同時に思い出しているのですから、歌の力というものものすごいものだと思います。サミエル・ウルマンの詩で「青春というものは年齢ではなく、心の様相をいう・・・」と書いています。そういう意味では今の60代、70代は、一昔まえに比べると、気持若いような感じがしますね。ことに歌を人前で歌うということは、元気の秘訣かもしれません。
前の方から9列目で中央席だったのですから、小椋佳さんと一緒に向かい合わせで合唱したような気分でした。
来月は落語鑑賞の予定ですが、果たしてどうなりますやら・・・。