TSUNODAの経営・経済つれづれ草

身近な経営に関すること、経済に関することを思うままに

「群馬県を築いた人々」を読んでいます

2011-02-05 21:28:03 | 今週の一冊

 「群馬県を築いた人びと」という書物を読んでいます。出版は旺文社で、1986年の発刊です。

 この本は、地元伊勢崎市立図書館で借りてきた本です。内容は、群馬県に生まれた人、生涯を群馬県で送った人びとなど50名あまりをピックアップしてその人たちの生い立ち、生きていたころのできごと、すばらしいエピソードなどを記載しています。編集執筆は、群馬県小中学校教育研究社会科部の先生たちです。

 この本は、漢字にはルビがふられており、小学校高学年を対象に書かれたものです。地元伊勢崎市の人物として、金井烏洲、下条弥一郎、石川泰三の3人が取り上げられています。金井烏洲は江戸時代の画家、下条弥一郎は伊勢崎の織物発展の基礎を築いた功労者、石川泰三は伊勢崎市の発展の尽した町長です。文化人、産業人、政治家とバランスのとれた人選になっています。

 この本は、かれこれも27年前の本ですが、たいへん勉強になります。私は、地元伊勢崎市立図書館で、郷土史を借りることが多いのですが、10年前、20年前の本が多いです。 最近、郷土関係の本を執筆する方では、伊勢崎市赤堀歴史民俗資料館長の板橋春夫氏がおられるくらいなのでしょうか。 

 歴史研究にしても、政治にしても、経済にしても、行うのは「人」であり、その「人」がどのような業績を達成してきたか、できるかということにより、それぞれの分野が深まり、発展することを最近感じます。


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