東京教組(東京都公立学校教職員組合)

教職員のセーフティーネット“東京教組”

最後におなかいっぱい食べさせられなくてごめんね

2013年07月16日 | インポート
Photo 大阪市で28歳の母親と3歳の男児の遺体が発見された。(5/24)
 室内には公共料金の請求書に手書きされた「最後におなかいっぱい食べさせられなくてごめんね」という内容のメモが見つかったという。
 生活保護制度は、憲法25条(すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。)に基づく、最後のセーフティネットだ。その基準をデフレ脱却と言っている安倍政権が、物価下落を理由に引き下げる法案を出した。しかし、生活必需品の食料費や光熱・水道費は下落していない。下がっているのはテレビやパソコンなど教養・娯楽品目だ。
 国会閉幕で廃案となったが、参議院選後に再提出の可能性が高い。
 憲法25条2項は、「国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。」である。生活保護バッシングを煽り、福祉の低下と削減に邁進する行政・立法は明らかに憲法違反である。


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
 同感です。「2項の『国は・・・』が最も大切な... (岩井英彦(新宿教組))
2013-07-19 14:53:42
 同感です。「2項の『国は・・・』が最も大切な部分だと思います。
返信する

コメントを投稿